柔らかい家の中で《乙》

小学生の「私」は山の上でばばと暮らしている。毎日が楽しくて、嬉しくて、わんわんがもふもふだし、お芋掘りは楽しいし、花瓶の水は毎日替えて怒られて、家に帰ったらわんわんがもふもふするし、大人だからミルクとお砂糖たっぷりのコーヒーも飲めちゃう。

お父さんとお母さんには私の両手から出たビームで私の頭で思ったことが通じるみたい！

大人になった「私」は数年ぶりにばばと暮らした実家へ戻った。
ばばからのおてがみと一緒に。


題名の《乙》はバーコードのような物です。お話には関係はありません。