美術の世界へといざなわれる、自由なそぞろ歩き

タイトルの通り、どんなテーマかは筆者の気分次第。自由なお散歩についていくうちに、芸術(主に美術)の世界に足を踏み入れている──そんなエッセイです。
「そういえば、こんな絵があるよね」というような気軽さで語りかけてくれるので、堅苦しさは一切ありません。それでいながら知識の豊富さ、分析の深さは学芸員かと思うほど。知識にもとづいた客観的な視点と、筆者の自由な感性で添えられる解釈のバランスがほどよく、読むほどに好奇心をそそられます。
日常の範囲をすこし広げてくれるような自由なそぞろ歩きで、ふらりと美術の世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。