七輪上の椎茸には醤油を数滴たらし、エリンギはバター醤油でいただく。

「ミラクル・ミラクル・よどりんりん」

午前零時、ディスプレイだけが煌々と光る暗室で、僕はこの言葉を呟く。
そして、おもむろに魔法の呪文を何度か反芻し、頭を抱えた。

「なるほどね?」

すね毛が生えた魔法少女などいまい。それ故の脱毛。
水分を多く含んだ魔法のエリンギ・ステッキで炎魔法に対抗し、ついでにポニーテールをエノキに変化させ、それを悪の女王に伸ばす。

文字にして、そして言葉にしてなお、整理不可能な脳みそをかき回すサイケデリック・ファンタジー小説!
そしてレビューもコメントにも、誰一人としてツッコミ役がいない恐怖。
だから僕がツッコミます。

「あなた虹色のキノコでもキめてらっしゃる?」

それはそうとして、焼けたキノコっていい匂いがしてそうですね。
最終決戦の描写で、レビュータイトルの情景が思い浮かびました。

え、どういうことかって?

つまりは、しょうゆうこと😉☆

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