第4話から第6話「仲間になる秘訣と敵の登場!」
4話 「とまたろう③ ジパングいいとこいちどはおいで」
「人が亡くなったらどこいくかなんて、だれも証明できない。証拠は、その世界にあるからだ。体は消滅するという結果はでているが、魂は証明できてない。だから、人はあきらめる。事実のみを受け入れて、そこで思考を停止する。答えは、どっちかわからないのににもかかわらずだ。だったら、人間の脳みその構造全部解明できたのかよ。自由意志の生成方法わかるのかよ?」
「・・・・なるほど~深いなぁ~(笑)」あむ
「あむ!仕事しにいかんでいいの?」ミーナ
「だってミーナはんと一緒にいたいんやもん~」あむ
「だったら草刈りなんで手伝ってくれへんかったの!?」ミーナ
あむは、両翼を前につきだして、、、
「鎌は握れるでしょ!?」ミーナ
(ほんと!草刈りの大変さしらんでしょ!結局、高っかい草刈り機買ったとしても(ミーナは、買う余裕なんてなかったが、、、)土からちょっとでてる草は抜かないといけないし、除草薬は値段の割に量少ないの!!)
「ほんまガッデムやんな?」あむ
「あむが言うな!」ミーナ
そんなこんなで、夫婦げんか?(笑)していたミーナたちをしりめに、、、、とまとはおどろくべき場面に出くわしていた、、、!
「わてか?ああ、わての名前は破鬼豪拳のももすげや、、、!」ももすげ
「ももすげ?ももすげ言うんか?あんさんも大阪弁やな~」とまと
「キャラかぶるな?(笑)せやかて、この方言しかしゃべられへんし、まあよろしくお願いしますわ」ももすげ
「ももすげはん、拳さばきすごかったな~!!」とまと
「ああ、あれか、あれはボクシング言うんや、わてその能力はあったみたいでな、カムイ多紅(タック)師匠にさらに教えてもうて余計強くなったんやけど、、、」ももすげ
「やけど?」とまと
「わてもまだまだや、新しい技練習してんねんけど、なかなか出されへん、、、」ももすげ
「なんていう技なん?」とまと
「plus磨・・」ももすげ
「ももすげさん!!」チーズ
「なんやチーズ?」ももすげ
「その名をいっちゃいけません、周りの人のエネルギーが集まってしまいます!!!」チーズ
「たしかに、、そやな、、」ももすげ
ももすげは、拳をおろした。
「あ、あのな~、、、」とまと
「なんや?名前は、、、」ももすげ
「とまといいます。以後よろしゅう」とまと
「とまとはんか、どないしたん?」ももすげ
「急にこんなん言うてわるいんやけどな、、、、友達になってくれへんか?」とまと
「ももすげさんの、その拳さばき感動したし、教えてほしいねん」とまと
「おう!ええで!」ももすげ
「やったぁあああ~~!!!」とまと
「ただし、条件がある、、、。」ももすげ
「な、、、、なにぃ」とまと
「おいしいもん食べさせて!!!」ももすげ
とまとは肩をなでおろして、「そんなことかいな~」って笑った
「でも本当においしいもんやないとあかんで、うちのおかんがようきびだんご作ってくれんねんけど、もう飽きたわ。きびだんごばっかり!わてはきじかさるかいなって(笑)」ももすげ
「おっしゃぁ~いいとこ紹介したる!こんな山奥やけどな、おいしい店あんねんで!(笑)」とまと
「ほんまか!?それは嬉しい!!」ももすげ
「ついてき!!」とまと
そういって、とまとたちは、ムカシムRトッコロからジパングのナルカミの国に向かっていったのだった、、、、!!!
♪~むかしむかしあるところ、そこに一人の男の子がいた、ももすげ!その子の名前はpeachなgreat!~~~♪
「、、、着いた!!ここや!!」とまと
「うわぁ、、、すごいところやな!」ももすげ
ももすげは、目の前に広がる、肉まんや、小籠包の蒸したにおいだったり、こいきな
フレンチのピザが並んでいるテーブル、ズズズっと、らーめんをすする男たちの姿など
活気のある食の都があった、、、。
「ここの名前なんていうん?おぼえとかな!」ももすげ
「Good・night・ZuDeenや」とまと
「おもろい名前やな!覚えとくわ!(笑)」ももすげ
「せやけど、金あんのか?わて子供やから金ないで?」とまと
「なななんや!おごってくれるんと違うんかい(笑)」ももすげ
「そこまでは考えてなかったし、語調がようかんがえたらももすげはんに似てきてもうた~(笑)わて子供やのに」とまと
「はっはっは!おもろい奴やなぁ~おっしゃわかった!お兄さんがおごったる!わて、鬼我笑って奴倒してゴールドもうてんねん。ゴールドやったらもろぱくりやな
!ちゃうかった、ちゃうかった、Money(もねい)や!」ももすげ
「Moneyが銀貨でよかったわ~(笑)。物質の価値があるから、ちゃんとお金としてあつかってくれるよ」とまと
「もう時間がおしてんで!何喰う?」ももすげ
「そや、、、あの店なんかどや!?」とまと
とまとが指さした方向には、習字の筆で描いたような文字で「和尚(おしょう)」と書いてあった!!
第5話 「とまたろう④ 最高の1品と新たな敵たち」
「おしょう」は、中華料理屋。ここちよい餃子のちりちりと焼きあがる音が聞こえてくる!
「ここはなにがおすすめなん?」もも(愛称)
「もちろん、餃子や!うまいで~(笑)」とまと
「たのしみやな~!ほな注文しよか!」もも
そういって、店の人に餃子を2皿注文して、とまととももはいざ食べてみるが、、、、!
「う、、、うま~い!!中じゅんわりに、外パリパリ!しかもこのたれが、すっぱくて香ばしくて、ラー油と合わせてたべたら味わいのあるやさしい辛味が広がって、、、、」もも
「やろぉ~!!おにいはんが、めでたいことあったときに連れてきてくれんねん」とまと
「おにいさんおりますんか?」もも
「そや~!ほんまはおかあさんやけど、おにいはんって呼んでる(笑)」とまと
「あってみたいな~会わしてくれんかいな?」もも
「ええよぉ~!!」とまと
「ここの餃子おいしいな!」とまと
「そやな、、、!!でも、、、」ももが餃子を食い終わると、、、、
「なんかちゃうねんな、、、これは最高の一品じゃない気がする、、、、、」もも
「ほうか~ももはんグルメやなぁ~これ以上のおいしいごはんってなんやろなぁ~」とまと
「わかった!一回帰っておにいはんやあむはんに相談してみるわ~!」とまと
「なんか無理言うてすまんな、これが本当に一番うまいっ!って言うもん食べてみたいんや」もも
そして、二人は自分の世界へ帰っていった、、、。
トマトが家に帰ると、、、
「おかえりぃ~」ミーナ
「おかえりぃ~」あむ
2人はいつものやさしい笑顔で迎えてくれた、、、。
しばらくして、、、、
「ほんとうにおいしいもの、、、、!?」ミーナ
「そやぁ~!ももが、本当にうまいもん食いたい言うねん、、、、」とまと
「う~ん、、あのおしょうでもあかんねんやろ?じゃなにやったらええんかな~」あむ
三人は、考えた、、、。
しかし、答えは出ず、、、次の日を迎えた、、、。
ぴぴぴぴ、、、、小鳥たちが歌を歌う。燦燦と輝く、朝日が顔をだす、、、!
また新しい一日のはじまりだ、、、。
とまとと、ミーナが朝食をたべていると、、、、
「わかった、、、トマト一度、ももすげさんをうちに連れてきてごらん!」ミーナ
「ええんのか?やった~!ももも喜ぶわ~」とまと
そして、、、ももがうちにきた。
「ここか、、、ミーナはんのおうちはでかいなぁ~」もも
「うん、田舎やからちょっとサイズ的にはぜいたくできるねん(笑)」とまと
「やあ、来てくれてありがとうね!ミーナって言います。よろしくね!
ももすげさんって言うんだよね?トマトから聞いてるよ」ミーナ
「おおきに!いろいろお世話になりますぅ~」もも
「もも、ちょっとこれ食べてみてくれる?」ミーナ
「なんやえらいととのった見た目の料理でてきたな~」もも
そこには、赤身の刺身が4枚くらいに、薄黄色のどろっとしたものがおおっているどんぶりがでてきた、、、!
「これなんていう料理ですのん?」もも
「まぐろどんって言うの」ミーナ
「まぐろどん?えらいパンチのきいた名前やなぁ~!」もも
「さあっ!食べて食べて!トマトもお食べ!」ミーナ
「えっ?ええのん?じゃあ、いただきま~す!」とまと
2人は、一口、、一口とスプーンを口に運んでいく、、、、!
すると、ももと、トマトの目からぽとぽととすこしずつ涙がこぼれてくる、、、。
「なんやこれは~!」もも
「うまい、、!うまいなぁ~!」トマト
「この料理は、私のお母さんに教えてもらったとっておきの料理なんだよ」ミーナ
「私のおふくろの味なの!」ミーナ
「そうか、、、だからうまいんかぁ~!!」もも
「おかあはん!おかわり!!」とまと
ミーナは、静かにほほえみながら、トマトががむしゃらにごはんを食べているのを見て、泣きそうになった、、、。
(そうか、、、、とまともこんな大人な味おいしいって言ってくれるんだ、、、。大きくなったんだ、、、、!!)(泣)ミーナ
「ごちそ~さん!!!」もも
「ごちそ~さま!!」とまと
まるまる丸くなったお腹をだし、ももととまとは寝ころんだ、、。
「いや~うまかった!!あんたのおかあさんいい人やな?」もも
「そうやろ~自慢のお母さんや!」とまと
「よし!わかった!!!俺と友達になろう!っていうかなってくれ!!ミーナさんも、トマトはんも気に入ったわ!」もも
「よかった!じゃあ一緒に、技を磨いたり遊びに行こうね!」とまと
(あむがしゃべってないっと思った?あむは、その頃お仕事にでかけていたんです、、、)
(そんなあたたかい光景の、遠く遠く離れた場所で、、、、)
???「あいつらを早く始末するんだ!わかっているだろうね?」
煉「もちろんです!わかりました!やつらを早急に痛めつけ、、ほんとうの苦しみをあじあわせてやります!」
煉は、灰色の翼をしている、、、。顔は猛々しく、なにかといえば刃を出しそうな怖そうなするどい目をしている!!
「おぼえておけ、、、!お前たちは我の仇!かならず苦しませてやる、、、、!」
「おい!かなしい深い涙目色の青鬼駕笑!あいつらに、目にもの見せてやれ!!!」
「御意!!」青鬼駕笑
第6話 とまたろう⑤「ほな、特訓しよか」
ついに新たな絆が芽生えたとまとと、ももすげ、しかし、とまとたちには敵の魔の手がしのびよろうとしていた!
青鬼駕笑のすみか ホラーマンション
「おまえらにゃあ! わかってるが?わしら、敵はいつもいつも味方の側にまけるんちや」
「それは、味方のこと調べようとしてないからやき!たいていの敵は、適当にひょっと現れて、強さ見せても味方が強くてまけるちゃ」
「あいつらがやっちゅう特訓とか、技を見とけばあいつらの弱点わかるち~!」
そういって、あおおにがわらの手下たちスマイルズと、青鬼は陰でこっそりと、とまとたちを偵察していた、、、!
「ええか、とまとはん!ボクシングでも、他のスポーツでも一番大事にしてほしことがある!」もも
とまとはわくわくしながら、桃の顔を見つめ、耳を澄ました!
「それは、けがせんことや!」もも
「そうなんか!?」とまと
「拳道をここざした初心者の奴がおって、そいつが一番後悔していることは、まず拳をしっかりにぎって正しい面であてなかったこと。」もも
「おかげで、こぶしの骨を痛めて、力こめてパンチ打ち込んでも痛くて次の手を打たれへんようなってもた」もも
「まず自分を守ること!それが大事やと思ってくれ!」もも
(「なるほどにゃあ!」あおおに)
「そして、正しい型で、スパッと鋭くストレートをうつ、その練習をしてくれ!」もも
「おお!!なるほど、基本が大事なんやな~」とまと
「わてが教えれるのはそれだけや!わてプロとちゃうし、カムイタックはんが師匠やからえらそうにいろいろ教えられへん!実戦で学ぶしかないな~!」もも
「えぇ~!それで終わりかいなぁ~」とまと
「でも基本が一番大事やし、大切なんはどの戦闘、武術においても変わらんと思うで!」もも
「なにぃ!それだけが?それでは弱点も何も見つけれんちゃ!」青鬼
そして、ももは、何度も何度もクッションのついた木に拳を打ちつけてトマト独自の拳を練習した!
そして、その練習しているときに、トマトの頭上にあった木についていた雨のしずくが、ぽとりと落ちた!
「うゎわあ!」とまと
必要以上に驚いたトマトを見た青鬼はひらめいた!そうか!そういうことか!!
僕の妄想備忘録 友愛音(トマト)編 飯酒音(いさお) @isanisan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。僕の妄想備忘録 友愛音(トマト)編の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます