あとがき
最初に、このヘンテコな作品を最後まで読んでくださりありがとうございます。あとがきだけ目を通した方もこのページを開いてくださりありがとうございます。とにかく読まれないことには作品はこの世に存在し得ません。なのでまず、この作品に眼を通してくれた読者に御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
爽やかな打ち切りエンドです。これ以上この作品に費やす時間リソースがないからです。ただでさえ僕は執筆速度が安定しないので2作品同時連載とかできません。これからはカー学の執筆に集中します。続きを楽しみにしている方は、PV数からして多分いないでしょうが、もしいたら謝っときます。申し訳ありません。
この作品はどうでしたでしょうか。少しでも楽しいと思っていただければ幸いです。不謹慎ネタや頭のおかしいネタが多いのはこの作品が本当にセーブすることなく書かれているからです。あと、真面目に多数派の読者に向けて書いてるつもりのカー学ではできないノリを解放したくなったというのもあります。カー学だと没にするようなネタも躊躇わずぶっこんでいます。WEB小説投稿なんてしてない時代に書き始めた作品ですから、人目なんて何も考えていません。近況ノートで既に触れていますが、改めてちょっと時系列についての話をします。
この作品は去年の今頃に書いた作品に加筆修正を加えたものです。
具体的には9話のクズオの、
「アルメリウス様には村で最強、つまり世界最強の俺すら敵わないんだ。一体誰が殺せるってんだ。お前の論理、破綻してるよ。やはりエタマタは低知能だな」
という文章までは去年書いた文章で、それ以後の文章は今月書き下ろしたものです。なんとなく作品の文体や雰囲気が変わったなと思ったのではないでしょうか。正解です。
この作品はカー学の前に書いていた作品です。カード魔法というアイデアには自信があったものの、それ以外の出すアイデア用意したプロット書く作品全てが駄目で、どうしたらいいか分からず、いっそもう何も考えずに書けるままに書いてみようと思ったのがこの作品の執筆の切っ掛けです。筆の流れるに任せて書き、9話の該当台詞に至った辺りで「ああ、この作品駄目だわ」と思い、書きながら考えていた以後のプロットの執筆を取りやめました。それからしばらくして、カー学のプロローグの原型となる話を、感覚が正しいと言うがままに書いて、天之玄咲という名前が凄く気に入って、その瞬間、「ああ、これなら大丈夫そうだ」という気がしたので最後まで書いてみようと思いました。そうして出来上がったのがカー学です。これじゃカー学の話ですね。脱線してすみません。とにかくそうして途中までメモとして残しておいたプロットを元に9話以降の展開を書きおろして投稿しました。カー学執筆依然と以後の変化が何かしら宿っているのではないかと思います。
なんでこの作品を今更続きを書き足してまで公開したかというと、勘です。あとは筆のリハビリのためです。昔は呼吸でそれだけはまともに書けてたアクション描写が全然書けなくなってて、あとWEB小説投稿後のとにかく間に合わせで書くようになってからどうも狂い続ける筆の感覚のリハビリになればとこの作品の続きを練習台として書くことにしました。でも切っ掛けは本当に勘です。カー学の100以上あるワードファイルの編集中になんとなく「ルナティック・オンライン 駄目だこりゃ」というワードファイルを見つけて、なんとなく開いて、なんとなく投稿する気になって、なんとなく投稿するからには最後まで書かないとなと思って、最後まで書きました。ヴィーナス・ヘルシオンというタイトルは最初に何も考えず0秒でタイトルを出力した時の名前です。なんとなくそっちで投稿して、一日だけルナティック・オンラインに変更して、そして結局はヴィーナス・ヘルシオンで統一しました。僕は割と勘で生きています。勘に逆らうと酷い目に合うからです。
えー他にいう事ありますかね。今後予定していた展開についてメモを参考に箇条書きで語っておきましょう。
・パパっ娘のリオが何度もパパ呼びして一つベッドの中でカイに甘える。
・カイ以上の狂人で悪人で天才のプレイヤーが敵として立ちはだかる。
・陽都への一番楽な道を行く。ヘル・マニアック・ルナティックの中で一番低難度のヘル難度のステージのレイドボスを倒しに行く。
・幻縛廻廊を抜けて幻夢縛八十六海峡の一つ【夢幻蟲毒大海】に辿り着きそこを迂回して【死溢赤海】の一部の怨壺沼でレイドボス【始源汚水祖クトゥラサウルス】と戦う。
・その後太陽国ソルデロカの陽都フロムヘイヴンに辿り着く。飲食店で無銭飲食をする。
・カイが一陽花に気に入られ太陽騎士に認定される。そして溺愛される。
・人界五光の噛ませ犬が正義感からカイに突っかかり返り討ちに合う。
・中略(考えてない)
・全てのレイドボスを倒して世界の全てが白い太陽に包まれる。
・月の女神たる終焉を齎す大蛇神を白い太陽の下では最強のNPC人界五光のリーダのチートパワーを借りて何とか倒す。
そんな展開を考えていました。まぁ書く時間がないので一生未定ですが。
朝っぱらから一時間近く大分長々とあとがきを書いてしまいました。もう終わりましょう。まぁとにかく、この作品を読んでくださりありがとうございました。あと、もしよろしければ、作品の気に入ったシーンをこのあとがきのコメント欄にてコメントしていただけると嬉しいです。フィードバックが欲しいのです。今後の参考にします。
ヴィーナス・ヘルシオン ―狂気の月と狂気の人間― 哀原正十 @adick
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