大分で、から揚げを買って、湯布院あたりまでドライブの旅をしたことがあります。楽しい旅なのに、なんとなく薄暗い不思議を感じたことを、この掌篇を読んで思い出しました。嫌な言い方をすると、取るに足らない平凡な作品なのかもしれない。でも私の心を掻き立てる何かがありました。
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