むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんとおじいさんとおばあさんとおじいさんとおばあさんとおじいさんとおばあさんとおじいさんとおばさんとおじいさんとあおばさんとおじいさんとおばあさんとおじいさ
嬉野K
めでたしめでたし
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんとおじいさんとおばあさんとおじいさんとおばあさんとおじいさんとおばあさんとおじいさんとおばさんとおじいさんとあおばさんとおじいさんとおばあさんとおじいさんとおばあさんとおじいさんとおばあさんとおじいさんと(中略)が住んでいました。
おじいさんとおじいさんとおじいさんは山へ芝刈りに、
おばあさんとおばあさんは川へ洗濯に、
おじいさんとおばあさんとおばあさんとあおばさんとおじいさんは鬼ヶ島へ鬼退治に、
おじいさんとおじいさんとおじいさんとおじいさんとおばあさんはバンド活動に、
おじいさんとおじいさんとおじいさんは宇宙からやってきた生命体との最終決戦に、
(中略)とおじいさんとおばあさんとおじいさんはケーキバイキングに、
おばあさんとおばあさんとおばあさんとおばあさんはおばあさんの誕生日プレゼントをおばあさんとともに選びに、
おじいさんとおじいさんとおばあさんは竜宮城に、
おばあさんとおばあさんが川で洗濯をしていると、川上から巨大なパイナップルとリンゴとオレンジとアップルと納豆が流れてきました。
おばあさんはそれらを拾い上げて、じっくりと眺めた後に、
「年々品質が落ちているな……川上め。これではまともな商売にならん」
「川上のやつも、もう歳だからな……そろそろ次の川上を生み出さなければ」
「そうだな……このパイナップルから次の川上が生まれれば良いが……」
おばあさんとおばあさんは川上から横流しされてきたものたちを拾って、家に帰りました。
おばあさんとおばあさんが家に変えると、おばあさんとおじいさんとおばあさんとおばあさんがネットで炎上していました。
おばあさんとおばあさんは炎上は気に留めず、巨大なパイナップルとリンゴとオレンジとアップルを切りました。納豆はおいしくいただきました。
なんと巨大なパイナップルとリンゴとオレンジとアップルの中から、元気なおじいさんとおじいさんとおじいさんとおばあさんとおばあさんとおばあさんとおじいさんとおばあさんが飛び出してきたではありませんか。
それを見ておばあさんとおばあさんは、
「やはり若者が生まれなくなっている……これも母体の品質が落ちたからだろう」
「ああ……かつて桃から生まれた強大な存在を夢見て品種改良を重ねてきたが……生まれてくるのはおじいさんとおばあさんばかり」
「かつてのような強力な存在が量産できれば、世界征服も夢ではないんだがな……」
おばあさんとおばあさんは生まれてきたおじいさんにおじいさんと名付け、おばあさんにおばあさんと名付け、おじいさんにおばあさんと名付け、おばあさんにおじいさんと名付け、おじいさんにおじいさんと名付け、おばあさんにおあばさんと名付けました。
めでたしめでたし。
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんとおじいさんとおばあさんとおじいさんとおばあさんとおじいさんとおばあさんとおじいさんとおばさんとおじいさんとあおばさんとおじいさんとおばあさんとおじいさ 嬉野K @orange-peel
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。