カウンセラー代わりにされるのは嫌ですが、そんな顔されるとオレが我慢出来ないので貴方の心を覗かせて頂きます

　幼い頃から人の表情や態度、声色でその人の感情を読み取り、その場にあった対応をしてきたオレ。人と絡むのが億劫になり幼馴染みが一切いない都会の大学へ進学するもそこに待っていたのは――悩める人の塊で見かねたオレは「すみません、初対面で悪いんですけど“具合でも悪いですか”」と声をかけたことがきっかけで【悩み相談】みたいなことになり――。
　避けていた人との関係を築きつつ、さり気なく助けるお話。

　注意:実話を絡めて書いてます。
　エンパス、HPS等を含む内容なので病気ではなくその人の個性・体質があるんだなと思っていただけたら幸いです。
　作者である自分も似たようなものなので、解釈が少し違うかもしれませんが少しでも知っていただけたらいいなと思って本来は書く予定でもなく、別の作品を重視するはずが苦し…続きを読む