恋愛小説の手引き
前回は物語において『世の中の当たり前を切り取る』大切さについて書きました。
さて、今回はザツダン。まるっきり雑談的な話をしていこうかなと思います。
久しぶりの更新のためゆるーく書いていきましょう。テーマは『恋愛小説の手引き』についてのお話。
雑談といってもテーマからして結構創作論的にはなりそうですよね。私は基本話題だけ決めて内容は決めていませんから、行き当たりばったりな感じです。
・恋愛という要素以外を物語に乗せろ!
よくよく私は恋愛小説と呼ばれるものを読みます。
最近は「汝、星のごとく」(講談社:凪良ゆう作)だったり「恋とそれとあと全部」(文藝春秋:住野よる作)だったり。まあ、「汝、星のごとく」はちょっぴり違うのかもしれませんが。
そのどのストーリーにもあらかた当てはまることは『恋愛以外の要素が詰まっている』ということ。
具体的に書くならば、あくまで主人公たちには恋とは別に目標があったり夢があったりしており、描写の全てが恋愛的ではないということです。「恋とそれと〜」もあからさま恋を推しているタイトルですが、夏休みのちょっとした冒険の中で主人公たちがお互いをより深く認知し合い、死生観にも踏み込んでいます。
私も一人の読み手として、夢へ向かって邁進する裏で育まれる恋心の方が見応えがあると思いますしね(個人の感想です)。
しかし、これがラブコメだと話は変わります。
ラブコメというジャンルは一般的な恋愛小説とは少し毛色が違うと思います。キャラクターがどのような属性を持っていて、どのような個性があって、そしてその中でどのような恋愛をするのか。そんなキャラクター文芸の粋を極めたものです。
だからこそ、コメディ色を強めた一話完結型が定型化しているのだなぁと感じます(否定しているわけではなくて、私はむしろ一話完結肯定派です)。
そしてその一話完結型は、連載を重ねる漫画のような投稿形式のカクヨムにおいてとても有効的だとも思います。一話数千字で話がまとまっていると、小分けにして読みやすいですしね。
さて、今回は『恋愛小説の手引き』について書きました。
内容が薄いのは雑談ということで許してください……。そもそもこのシリーズ自体惰性で書いている節はありますので。
では、また会う日まで〜。
超個人的創作論? 茂 幸之 @122370
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