もしもはないけれども
小道けいな
もしもはないけれども
最近は 雨や台風 式典で 涙を流す
長崎の 原爆の日は いつも晴れ 祖母が言った
いつも晴れ それがホントか 調べれば わかるとしても
その言葉 聞いた記憶が 遠くなり 祖母が言ったか
類似した 話聞いたか
可能性 小倉に落ちる 祖父母たち 運命変わる
父母たちが 被爆二世か 生まれない 続く孫
その時に その地にいるか いないかも 状況変える
祖父母は 様子見るため 街に入る そんな人だと
広島や 長崎で聞く 話から 想像される
広島と長崎であり もしはなく
運命は 現実として 残る今 残されたもの
物語る 物がなければ 忘れ去る 愚かなり人
もしはない。
忘れたころに 消える人間
もしもはないけれども 小道けいな @konokomichi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます