小道けいな

道を歩いていて見た、とある植物の事。 物語風なエッセイ、エッセイ風な物語。

バッファローが災害となっている時代。 そのメカニズムは分からないなら、逃げるしかない。 との葛藤から取られている対策――それが、緊急ヴッファロー放送だった。

　横浜のとある商店街はこの時期に特売催しが行われる。 　その初日に敦と鏡花、鷗外と中也が出没するちょっとした話。 　　　×　　　×　　　× 　横浜・元町のセールの頃になるとこちら…

　横浜の海の埋め立ての際に、発掘されたものがあった。それは、明治・大正期のものだとされているけれども、なぜそこにあるのか不明だった。 　そこには一つの都市があった――そういう話題…

家の人と話したことが発端。 長崎原爆の日の式典のニュースを見て、祖母が「必ず晴れる」と言ったという記憶、小倉に落ちていたら私はいなかったか、どうだったかという話。

俳句二十連作。 ペットがいたときの記憶。楽しいときも、辛かったことも……、最期と見た人の気持ち。

四つの物語。 「パンとレシピ」 西洋欧州を思わせる世界。領主の跡取り息子はパンや菓子が大好きで、自分から学ぼうとするほど。平穏な生活は革命で消え去るけれども――。 「ミチのタネ」…

稲井陽子はパティシエとしてある菓子店で働く女性だ。チョコレート菓子の開発担当となり、カカオの産地国に出かけてみることに。しかし、気づけば、中世ヨーロッパのようなよくわからない世界…

　カップ麺のきつねうどんやたぬきそば。 　その線引きもなくなり、多様になる！？ 　油揚げにそば、天かすのうどん！ 　店頭販売だけど刻んだ油揚げが載っているそばあったし、もともと天…

突然赤いきつねが食べたくなった僕。近所のスーパーに行くと籠の中には最後の一つ！　手に取ろうとしたとき、年齢近そうな女性が手を伸ばし――。 なお、幸せしみないかもしれない……。

　私はとある通学路で聞こえる音について調査を始めた。聞こえるのは十代までだという。私には聞こえないはずだ。ただ、なぜ、聞こえるのか、それが何か分からないという奇妙さ。調べるには大…

　高校に入学した私。四人組が私に絡み出した。いじり、と言われるタイプの関わりであるし、私は彼女らに興味がない。だからこそ、無視をするということでどうにか耐えようとしていた。 　そ…

　私が武蔵野方面を歩いた話。まず、武蔵野ってどこだろうから入ります。 　随筆と小説の間みたいな感じでしょうか？

あらすじ 義足を作る場所があるのを知ったけれども、なぜ、それでも走るのか不思議がる。それは健常者だから、そうでないからか、は関係ないと、知ることになる。

　会社員である「僕」は霊感がある。在宅勤務で上司に電話した際、「パパ」という押さない子の声が聞こえたため、話したところどうやら触れてはいけないことだったようで……。 　　　×　×…

　雨が降る中、傘もささずにたたずむ少年を見つけた。私は、彼を雨宿りのためカフェに招く。彼が着ているジャージはサッカーチームの物。何かあったのか、気になるけれども聞くに聞けないし、…

フェレットのヒルカがわたしの不注意で外に出てしまった。 捜索の結果、戻ってきたのだけれども……どこで、何があったのか。 「わたし」とフェレットの間にあった、実際にはあり合えない…

　私は、なぜか知らないところをバスで移動していた。 　たどり着く先には何があるのかわからない。 　記憶がないのかよくわからない。 　日が落ちたころに目的地に着いた。送ってくれた軍…

キキはＴＲＰＧ同好会の一員だ。 同好会の人たちはいい人ばかり。憧れの英雄先輩がいなかったら入らなかったけれど、後悔はない。 できる先輩枠を目指して日々いそしむが、その日、なぜか変…

「気まま女子ののんびり暮らし」の後日談。 ティーバッグの緑茶をよりおいしく淹れる方法とは？

性格が違うが好みは一緒らしい橘根と後閑。 美味しいお茶とは何ぞやということで、橘根が行ったお茶屋でたまたま情報収集。 それで本当においしい緑茶は飲めるの？

「私」は旅をするといっても住んでいる都心の回り。 食べ物屋さんは入りづらいと思ったり……警戒してばかりでは楽しくもない、損もする！ そんな「私」はン年来気になるカレー屋に入ること…

　店員の俺と客の私。 　店員と客の間に恋は芽生えるか、ということもなく淡々と日常は過ぎていく。

ずいぶん昔、京都に行った時のこと。自然に声を掛けてくれる老婦人……難しいなぁと思ったの。

　童話大賞に送り、「小説家になろう」に掲載し、表記を丁寧語から口語に近い言い切りに変更しました。