あなや!伝説のTAKAMURA、平安京に再臨!

前作『TAKAMURA』の続編、小野篁の平安京怪異ミステリー!
今回も、超絶イケオジタカムラが、あちこち飛び回って暴れまくります!

登場するは怨霊・藤原広嗣、いつものごとくあやかし事件を解決する篁でしたが、これにはさまざまな因縁が絡まっていて一筋縄とはいかず……(←巻き込んだ張本人は閻魔さん)。
舞台は広がり、怪異の謎解きは常嗣とともにはるか唐にまで及びます。いにしえの遣唐使・阿倍仲麻呂と吉備真備との仲に、なにがあったのか。そして、吉備真備には、とある鬼との関係があった……!?

その鬼と篁との決闘やいかに!
史実、篁流罪の新解釈が解き明かされる!

個人的には、先に前作を読んでおくことをオススメします。なんてったって、感じるおもしろみが何倍も違うから!
平安の息吹きを、前作のうちから感じていただきたいです!

野狂こと、小野篁。読者の予想をナナメに超えてくるこの男。
アクションも人情もさらにドラマチック、さらにパワーアップ!
せひご一読ください!

その他のおすすめレビュー

虎の威を借る正覚坊さんの他のおすすめレビュー293