祈りを込めて

戦争を誰もが悪いものだと思っている。この認識は普通だけど、絶対だ。

それでも当時を思い起こせば、多くの想いが交錯し、反対を想うあらゆる人々の感情が犠牲になっている。誰かが始めた愚かな選択、そんな馬鹿な戦争により、数百万、数千万の死を迎える。

僕らが出来る事はもちろん「反対」だけど、それが届かなかったから戦争は起こった。いつの日か再びそうなる事は目に見えている。今でも世界で戦争が行われている。

だったら、どうすればいいのか。答えは出ないまま僕は考え込んでしまった。

それでもこの作品が、そういう気持ちを引き出してくれた事はとても大切で、ぜひ皆様にも触れて欲しいと思います。

今と同じ8月のあの時代を考えながら。

宜しくお願い致します。

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