この本を君に捧ぐ。

このお話を悲しいものだと予想し、読むのをやめてしまった人へ。
違います。これはあなたの期待に応える話です。
近代文学は悲劇も多いですが、この作品はきっとその先を見せてくれるでしょう。

素晴らしいお話の、続きを読むのを止めてしまったあなたへ。
あるいは過去の私へ。

悲しいことや、物語にあって、立ち方がわからなくなったとき。
このお話をまた、読むといいでしょう。

きっとまた、お呪いにかけてくれます。