第24話 あとがき。
ご無沙汰しております。
さんまぐです。
今回の「不幸の取り除き方。」ですが、これも続けられたら何回か続く作品にしたいなと思っております。
まあ、作中に会った筋肉探偵ほどは絶対に無理ですね。
オチは二種類考えていて今も悩んでいますが、気を付けないとメリーバッドエンドにしてしまいそうですが悩むならAnotherEndingにしてしまってもいいのかなと思っておりますが、当分お休みで今も中編のファンタジーをチビチビと書いてみています。
書けていない理由としてはチェックポイントは数か所用意しているのですが、そのチェックポイントまでの筋道が見つかっていない事と、出来るならファンタジー要素が濃くなりすぎないように気を付けたいのですが、気を抜くと神様が出てきてしまって世界観が壊れてしまいそうで手が止まっています。
この「不幸の取り除き方。」の題材も後ろ暗い過去に繋がってしまうのですが、人の不幸を願う人って世の中に沢山いるんだなと子供の頃から思っていて、その事をなんとか物語にしてみたいなと思って書き始めました。
自業自得、因果応報、人を呪わば穴二つ。
結構好きな言葉だったりしますが、そんな気持ちと共に山奈円が言った「妬むな!羨むな!不幸を望むな!不幸を願うのなら幸せを願え!」の言葉通り、他人の幸せが願える人間に、願う人たちとの縁を大事に出来たらと思っています。
名前のアレコレ
今回の名前はある程度共通点を持たせることだけを決めて後は雰囲気で決めました。
始めの漢字が同じで名前は漢字一文字、後はなんとなく繋がりを持たせてという感じです。
山奈円と山田満は「山」で始まっていて、山奈と山田は縦書きにするとシンメトリーに見えないこともない名字にして、シンメトリー繋がりで「円」を使い、円の字にちなんで円満になるように「満」にしました。
高尾一は元々は山奈円を決めた時に並べたら「高山」でコウザンになるようにして、そこから高尾山いいなとなって高尾が決まり、はじめ繋がりで一と始になりました。
始の方は始が崩せる字「女」と「台」だったので崩せる字繋がりで「木」「卯」で柳にして高柳にしました。
依頼者たちはなんとなく右とか雪と冬とか、右だから左が入って佐川でと遊んでみました。
右道家の人達は天気で、雪だったので友達は「冬美」にしました。
佐川花子の依頼では花鳥風月にしたくて始めたのですが、風の人が出ませんでした。最初は風太郎という月子の彼氏を出してみようかと思ったのですがW不倫は嫌だったので出しませんでした。
確か馬場光太郎は馬の耳に念仏の息子で馬場、親の七光りで光太郎とかそんな感じです。
後、始の妻の「藍乃」は「愛のない人」の「藍乃」と始の不幸に付き合う羽目になった相乗りの「藍乃」から名前を付けました。
ああ、オチが今一つ決まりかねているのは藍乃の幸せが見つからないという部分もあるのですが、今度藍乃だけの話を考えてみようかなと思いました。
2023.07 さんまぐ。
(「終末世界で生きる俺。」と「不幸の取り除き方。」の間に一作品下書きしたのに清書してないのでここら辺の順番が無茶苦茶なので公開順がかわるかも…)
不幸の取り除き方。 さんまぐ @sanma_to_magro
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