概要
星の喝采は、祝福なりて──これは、空を司る幕手と空を彩る彩添の物語。
「一緒に、いきたい……!」
【絞り出した言葉は、生きたい、だし、行きたい、だった。伝わっただろうか】
──山深い集落で過ごす強羅麦(ごうらむぎ)は、自身に課された役割のおぞましさを知り下山を決意する。
しかし、山中には師(せんせい)の呪(まじな)いによる境界があった。絶望する麦の前へ現れた美しい烏色の妖精は、夜の帳を司る夜さりの幕手だと名乗り──
これは、夜さりの幕手と星の彩添の出逢いの物語。
※ほんの少しのブロマンス描写を含みます。苦手な方はご注意ください。
【絞り出した言葉は、生きたい、だし、行きたい、だった。伝わっただろうか】
──山深い集落で過ごす強羅麦(ごうらむぎ)は、自身に課された役割のおぞましさを知り下山を決意する。
しかし、山中には師(せんせい)の呪(まじな)いによる境界があった。絶望する麦の前へ現れた美しい烏色の妖精は、夜の帳を司る夜さりの幕手だと名乗り──
これは、夜さりの幕手と星の彩添の出逢いの物語。
※ほんの少しのブロマンス描写を含みます。苦手な方はご注意ください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!夜の帳が下りる時、星は真価を発揮する
夜も星も夕暮れも誰かがいなければ下りることも訪れることもないという設定がとても素敵でした。
もしかしたらこの他にも世界から奪われている要素があるのかもしれませんね。
造語もカッコいいです。
「夜さりの幕手」、「星の彩添」タイトルの言葉ですが何の事だがさっぱりでした。しかし、読んでみるとあまりにこの言葉がしっくりくるので驚きました。
百合というタグにつられて読み始めたのですが、しっかりと最後に重めの感情を見ることが出来たので満足です。
完結済みということですが、これからの展開をワクワクさせるような要素が沢山あるので続編にまた出会えることを期待したいと思います。
素晴らしい作品をありが…続きを読む