非現実の世界と、現実そのものの感情の揺らぎの対比が美しい物語

独自の美しさを持つ異郷の地の美しさと、悩み成長する若者の瑞々しさが、印象に残るお話しです。

恋を育むには、いま少しの心の整理が必要な2人。けれどしっかり通じあっている彼らの絶妙な距離感の描き方が、焦れったくもあり、ほほえましくもあり。
温かな読後感の素敵な物語でした!

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