純粋な、透き通るような想い

朝顔、浴衣、花火、りんご飴。
郷愁を感じるような優しく美しい夏の風景。
その先に広がっているのは、何処までも切ない、ひと夏の思い出です。

胸の中のささやかな恋心の行方を追う時、思わず涙がこぼれそうになります。

初々しく、瑞々しく、純粋な恋のお話。
切ない読後感は得がたいものがあります。

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