朝、誰よりも早く起きて、コンロに火をつけおなべをかける。主菜副菜バランスよく。お皿に並ぶお料理は彩り豊か。そんな素敵な朝食の風景が、この作品では描かれています。今にも炊事の音が聞こえてきそうです。家族の体調や季節によって、毎日メニューは変わっていきます。日々の朝ごはん作り、続けていくのは楽なことではないと思います。それでも。今日も元気に、いってらっしゃい。その一言には、大切な家族に向ける優しく温かい眼差しを感じます。朝ごはんの楽しみと喜びと、愛を感じる素敵なエッセイです。
なにげなくもほのぼのした日常の一コマ。 朝の一風景を切りとったものなので、一本一本は、そんなに長くありませんが、訪れる都度、ほっこりさせられます。 すっと読める中にも、人の生活の原点を見る思いです。
慌ただしい、朝の風景。お母さんは大忙し。愛情たっぷりの朝食にみんな幸せ。そんな朝のひと時の出来事、読んでいると、心が温まります