あとがき

 今回は¿Paranoia? - ¿Review?をお読みくださり、ありがとうございました。これは僕がカクヨム上で活動を続けるに際して、どうしても解消できなかった疑問を発散するために書き殴った駄文でございます。気分を害した方には謝罪をすると同時に、これも一種の表現物ですから、如何なる批評・論評も喜んでお待ちしております。僕は表現者の端くれとして、他の表現者の表現の自由を奪うような行為は決してしないと、ここに誓います。


 最近は本当に、便利な世の中になったものです。誰もが言いたいこと伝えたいことを、匿名性を守った上で自由に発信できる。素晴らしい事じゃないですか。それなのに何故、表現の自由の恩恵を享受している者が、他者の自由を奪おうというのでしょう。


 「誹謗中傷」は、有名人の自殺の原因にもなるなど、今なお盛んに議論されている社会問題です。謂れのない悪口の数々や脅迫など、本当に苦しんでいる方が居ます。そのような表現については、到底許容できるものではありません。一方で、誰かの表現を自分の意に沿わないという理由だけで「誹謗中傷」だと断じて排除しようとしたり、下らない被害妄想によって反撃しようとしたりするのは、相手の言葉を適切に受け止められない時点で、表現者として未熟だと言わざるを得ません。僕はそのような光景をネット上で頻繁に目にしてきたので、表現の自由の後退に危機感を覚え、本稿を執筆するに至りました。


 ネットユーザーの爆発的増加に伴う表現者の急増は、界隈に多様性をもたらしてくれるという点で必ずしも悪い事ばかりではないでしょう。しかし、多様性に過剰な配慮を重ねるあまり、表現の自由が保たれなくなれば本末転倒です。このメッセージが、一体どれだけの読者様の共感を得られるか分かりませんが、僕は自分の信じるもののために戦っていきたいと考えた所存です。


 それでは……!

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¿Paranoia? yokamite @Phantasmagoria01

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