あとがき
最後までお読みいただきありがとうございました。
学園ミステリーという事で、遠く過ぎ去りし青春の日々を思い出しつつ、この頃の高校生を観察しつつ、キャラクター文芸というジャンルを狙って書いてみました。
時代は変われど、僕は若さってバカさだと思うんですよ。
怖い物知らず。命知らず。
ここに足を踏み入れたら、死ぬかもしれない。
そんな恐怖よりも好奇心が勝ってしまうっていう……。
そんな危険で波乱に満ちた青春のリアルを表現出来ていたらいいなと思います。
さて、作品についてですが。
普通のいい人そうな人が、実は恐ろしきサイコパスだった、というお話はよくありますよね。このお話は逆張りで、猟奇的なサイコパスだと思ってた人物が意外と普通の人だった……というお話。
とかく、殺された人は可哀そう。殺したやつ憎し。
という視点で人は判断しがちですよね。
何があっても、もちろん人を殺すなんて絶対にダメなんですが、被害者だけが優遇されるようなドラマはなんだか嘘くさい。と、ひねくれている僕は思ってしまうのです。
一点の汚れが全てであるかのように、間違いを起こした人間を徹底的に叩きつぶす。
実際、そういう事多いですよね。特にネットの世界では。
切り取られた部分だけで判断しがちですが、向こう側には向こう側のドラマがあります。
実はそういう事ってとても大事なんじゃないかなと、僕は常々思っているんです。
裁判の時はそういう事も加味されて量刑が決まるわけなので、マクロに物事を見る心がけはきっと大事なはずなんです。
そして、話は戻ります。
本編では、美緒を殺した真犯人は明かされませんでした。
謎のまま終わってしまいましたね。
この作品は、コンテスト用に書き下ろした物ですが、僕自身このお話とても気に入ってて、続編を書きたいなと思ってます。
そのために、あえて真犯人は明かしませんでした。
後、彼らの恋の行方(笑)
尺は16万字までとたっぷりあったんですが、正直、締め切りまでのスケジュールがタイト過ぎて本編で語るには時間的に無理でしたね。
コンテストに落ちた暁には、改稿してもう少し胸キュンなエピソードも入れていけたらと思います。
あ、一つ反省というか愚痴というか……。
連載中に、ツイッターがXになったんですよ。
そんな事ってあります?
SNSの名称が変わるっていう。
まさかの事態に狼狽えてます(笑)
まぁ、どうでもいいんですけどね。
今後は、SNSも架空の名称でやろうと心に誓った出来事でした。
というところで〆たいと思います。
いつメンさんも、コンテストから飛んで来てくださったご新規様も、神楽耶ランドを楽しんでいただけましたでしょうか?(笑)
面白かったという方は是非一言、コメントを残していただけましたら、今後の励みになります。
フォロー、応援ハート、応援コメント、評価、連載中たくさん元気をもらいました。
改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました!!
今後とも何卒よろしくお願い致します。
それでは、また次の物語でお会いしましょう!!
(@^^)/~~~
PS
10万字まで、あとちょっとだったんですけど、忘れちゃいそうなので、完結ボタン押したいと思います。
これ押しておかないと審査対象外になってしまうので。
この青春、復讐に捧ぐ 神楽耶 夏輝 @mashironatsume
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