いつも優しすぎる人だったのです。

あの人は優しくて責任感の強い人だったのです。
優しすぎて、優しすぎて、逝ってしまった人なのです。
でも、あの日と同じ7月の雨の日、私は、あの人と再会することができました。
ガラス越しでした。
なんと愛おしい時間だったでしょう…………


自然災害の前に、人は余りに小さく弱い存在です。
だから、とにかく逃げて!!
自分の命を守って下さい。

それが、この作品の願いです。

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