典型的な和風ファンタジーかと思いきや

 森に隠れるように佇む人気の少ない村を通りかかった一人の男。
 その村では、化け物にいけにえを差し出さねばならず……。

 こう書くと典型的な和風ファンタジーのように思われますが、こちらの意表を突く展開と軽快な文体が読んでいて心地よいです。
 短くさらりと読める良作ファンタジーをお求めの方に、特にお薦めです。

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