これからの展開に期待して

 「学園ミステリ大賞」応募作です。

 探偵社で雑用をしている井波田くんが、とある学校への潜入捜査を所長から言い渡されます。すでに転校の手続きは済んでおり、半強制的な形でです。
 初対面でアリバイを聞くなど素人丸出しの井波田くんは、クラスの人気者の北倉さんの窮地に直面します。
 それを華麗に対処して、教師陣や生徒たちからアリバイや事情を聞き出していきます。質問するたびにどんどん探偵らしい聞き込みが出来るようになった井波田くん。
 そして持ち上がる、ある先生の事情がこれからの推理に与える影響とは。

 ──とここまでの、展開と文体の軽妙さが、筆者の持ち味です。
 この先、どのような展開を見せてくれるのか。
 期待を膨らませながら、追いかけたいと存じます。

 連載もまだ始まったばかりです。
 ぜひ今から軽妙な「学園ミステリ」を堪能してみませんか?

 判断基準として過去作品をチェックすると、本作への期待が膨らむかと存じます。

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