第20話 オークション
精緻な模様が刻まれた柱と壁、精確な造形の椅子が綺麗に整列されている。豪華で気品あふれる空間。――――オークション会場だ。
俺達は孤児院の皆との再会を祝ったあと、この場所に足を運んだ。
カッセルポートに帰省した一番の目的はこれだったからな。
「なんか、緊張するな」
「いいものが落札できるといいわね」
「ミドルクラスの魔導具があればいいけど……」
聡明な空色を主体とした綺麗なドレスを身に纏ったメルビスと、緊張を和らげるために会話をする。
「ねぇねぇ、ニャータ。みんな凄い髪型だね!?」
そんな俺とは対照的に、落ち着かない様子で周りをキョロキョロしている、一つ結びの赤髪の青年が興奮気味に俺に話しかけてくる。
確かに、男性はともかく、女性はミクリアさんみたいな巻き髪が多い印象だ。
中には素直なロングヘアや、その他の髪型の人もいるが、それは少数派なようだ。きっと、俺達のようなハンターもその中にいるんだろう。
「ところで、どんな魔導具にするかは決まってるの?」
「優先順位は決めてきた。まず最優先は――」
俺は、優先順位をメルビスに伝えると、オークションが始まるのを待った。
――――数分後。司会者と思われるが正面に姿を現した。
「みなさまお待たせいたしました。現時刻を持ちまして、オークションを開催致します。司会は私――」
司会の人が自己紹介をした後、最初の商品の説明に入る。
その商品は、脛当型の魔導具だ。効果は、魔力を充填すると足に強化魔導を施してくれるというもの。最もオーソドックスな性能だ。俺達は三人とも持っているため、これはスルーする。
「200テラ!」
「220テラ!」
「240テラ!」
買い手が金額を口頭で叫んでいく。
こういった商品の購入を検討する人たちは、専ら商人だ。できるだけ安く買い付けようとする。
俺達が今一番欲している魔導具は、魔力貯蔵用魔導具だ。それも、高品質の物。高品質な物であれば、指輪型でなくても問題はない。首飾りでも腕輪でも、背中に背負うような物でも……そんなもの見たことないが。とにかく、大容量のものだ。
理由は、俺が団長から譲り受けた高級な指輪はミクリアさんに渡してしまったから。勿論、ミクリアさんとの友情の方が大事なので、後悔はしていないがな。
「もうおられませんか?……それではこちらの魔導具は320テラで落札となります!」
司会が木槌を叩きつけて甲高い音を響かせる。どうやら落札価格が決定したようだ。
恐らく、最初はこんな感じの安価な商品が続くだろう。
「良さそうな武器はあるかな……?」
「どうだろうな。でも、お前の剣よりもいい魔導具なら出品されると思うぞ。落札できるかは別だけどな」
二番目に優先すべきは、武器だ。中級の魔獣では現在の武器でも工夫すれば通用するが、武器の質が上がれば一戦当たりの労力が減ることで、より多くの魔獣を狩ることができる。
「それでは次の商品はこちらです!」
ガシャンッ! と格好のいい黒光りしている鎧型の魔導具が、腰ほどの高さの台に置かれた。
その見た目に、客たちが「おぉー」と感嘆の唸り声をあげる。
その後に、司会者が性能の説明をし始めた。
どうやら著名な防具制作者が作成した力作の様で、その力作の鎧に更に著名な作者による刻印彫刻が施された一級品だそうだ。
効果は、魔力を充填すると、鎧本体と肉体全身に強化魔導を施すというもの。特に、肉体全身を強化するというのは、とんでもない性能と言える。
「ニャータ。そう言えば、なんで高度な魔導具はあんなに高いの? 刻印さえされていればそこら辺の魔導具でもよさそうなのに」
「いや、高度な動作をさせる為の刻印をできる奴は少ないんだ。それに、素材だって生半可な物では動かしたときに壊れたりもする。高度な魔導具は素材も数も少ないから、必然的に値段が高くなるんだ」
「へぇ……そういう理由があったんだ」
一般的に高度な動作をさせる場合、刻印が短く且つ正確に書かれていなければ、魔力を膨大消費したり、ある特定の条件下で意図しない挙動をしてしまうこともある。この可能性を払拭する材料として、名声がとても有効なのだ。
「20メテラ!」
「25メテラ!」
続々と買い手が名乗りを上げる。定期的にこのような目玉商品ともいえる傑作を出すことで、顧客の興味を保たせるようにしているのだろう。当然、俺達はこんな商品を買う事はできない。
そんなことを考えているうちに、あっという間に値段がとんでもないところまで上り詰めていた。
「2320メテラ!」
「2500メテラ!」
「4000メテラ!」
「おぉー」と客席がどよめく。これは決定的だろう。この後に名乗りを上げるものはおらず、4000メテラで落札された。
「すっごいね、4000メテラだって!」
「あれは豪商ね。更に高い値段で上級ハンターに売りつけるんだわ」
なんだかせこいやり口のような気がするが、まぁこの魔導具はこの世に一品のみだ。それは揺るぎない価値となる。
とはいえ、防具に関しては、現状そこまで必要性は感じない。俺達の狩りの対象は中級魔獣の為、現状の装備でも充分戦えるからだ。
「そういえば、ここまで本なんかは殆どないね。魔導書とかは出品されないの?」
「ほとんどないな。中級程度の技術の本だったらそもそも買い手がつかないだろうし、高度な技術の物は魔導協会が高値で買い取ってくれるからな」
テルセンタにある魔導協会は、魔導の知識を蓄えようとする動きをしている。高値で買い取るのは、その活動の内の一つだ。
そういう経緯もあって、オークションにかけられるのが専ら魔導具となっている。
大抵の魔導具は、魔導大学の生徒の作品や、ハンターの遺品や引退品となっていて、俺達はハンターの遺品・引退品をターゲットにしている。実際に使われていた物の方がいくらか性能も保証されているからな。
定期的に会話をはさみながら、購入する商品を検討しているが、いまだに購入に踏み切ろうと思えないでいる。
「残り4品になったわね……」
「今日は見送りか?」
メルビスと話していると、司会が声を上げる。
「残り少なくなって参りましたが……まだまだ、帰宅には時期尚早です! さぁ、ご注目ください、次の商品はこちら!」
司会が得意げにそう言うと、よく見かけるような腕輪型の魔導具を取り出した。特段目を引くような装飾や素材でもなさそうだが……。
そして、皆が疑問に思っているだろう性能の説明に入る。
「こちらの腕輪が魔導具。作者は魔導大学に通う優等生となっています。そして、気になるその性能ですが……なんと、常に僅かながら空気中から魔力を溜め込める魔導具となっております!」
その説明に、客たちが微妙な反応を示す。恐らく、どれくらい凄いのか見当が付かないのだろう。
しかし、俺はこの魔導具を買うべきだと思った。何故なら、これまでにない機構が搭載された魔導具だからだ。
素材などを含めた品質はミドルクラスのため、そこまで優れているというわけではないが、空気中から魔力を貯蔵してくれるということは、時間経過で勝手に充填されるということだ。俺にとって……いや、俺でなくともこの性能は魅力的と言えるだろう。
果たして、所持金で落札できるだろうか……。
そんなことを考えていると、恰幅の良い紳士がさっそく言い値を叫んだ。
「10メテラ!」
10メテラか……妥当な塩梅だな。
その価格設定に客席の紳士淑女が「おぉー」と唸り声を上げた。
相場がわからないものに、値段を付けたところに感心しているのだろう。
俺も声を上げる。
「11メテラ!」
最初の値段が妥当な価格だと思ったため、1メテラ刻みで様子を見ることにした。
すると、最初に声を上げた男が再び声を上げる。
「12メテラ!」
俺も負けじと値段を上げていく。
そして、数回の競り合いの後、価格は「24メテラと70アテラ」まで上がった。
今のところ、競り合いに参加してるのは4名だ。
どんな目的で買おうとしているのかはわからないが、10アテラ刻みとなったここらが勝負どきかもしれない。
所持金は35メテラとしているため、「30メテラ」まで一気に上げてしまおう。出し惜しみをしている場合じゃない。
「30メテラ!」
会場がややどよめく。
数秒の沈黙。決まったか……?
「32メテラ!」
会場は、先程よりも大きなどよめきが響き渡る。
最初に値段を付けた男だ。
しかし、沈黙があった。それは、きっと無理をしているはず……。
これは、いくしかないか……。
俺は、「これでとどめだ!」とばかりに値段を言い放つ。
「35メテラ!!」
「50メテラ」
――は?
俺の横から、これまで競り合いに参加していなかった人物の声が響く。
嘘だろ……? 50メテラ……? そんなお金は持っていない。
その声の主は、そこそこ年がいっていると思われる品のあるおじさんだった。
俺が最後に勝負を決めに掛かるこのタイミングを待ち構えていたのかもしれない。
ダメだったか――――
「100メテラ!」
堂々とした女性の声が大きく響き渡り、価格が倍に跳ね上がる。
俺は思わずその値段を付けた女性の方を向いた――――
そこには、金髪を綺麗にロールさせている、
「ミクリア……さん?」
小さく声を漏らすと、ミクリアさんはこちらにウインクをした。
助けてくれた……んだよな? 随分と早い恩返しだ。
その後に金額を叫ぶ人はおらず、「100メテラ」で落札者が決定した。
「ニャータ、良かったわね」
メルビスが安堵した表情でこちらにささやかな祝福の言葉を掛けてくれた。
「100メテラか……もう、恩を返されてしまったな」
せっかく売った恩をもう返されてしまった。
別にそれは構わないが、もう借りを理由にお願いは出来なさそうだな。
その後、残りの三品は全て素晴らしい作品で、2000メテラで購入されたりしていた。お金が全てではないが、そのスケールから見ると、まだまだ俺達もおこちゃまだなと思ってしまう。
オークションが終わると、会場の入り口から少し離れた所でミクリアさんと落ち合った。
ミクリアさんは、ボディガードと共に俺達の元に歩いて来ると、購入した腕輪を渡してくれた。
「こちら、お受け取り下さいませ」
「もう恩を返されてしまいましたね」
そういって差し出された腕輪を受け取る。
すると、ミクリアさんは優雅に首を横に振った後、目を見て口を開く。
「いいえ、この程度では恩は返せておりません。それとも、私の命は100メテラ以下と……そうおっしゃるつもりですか?」
ミクリアさんは、目を細めて笑顔を作りながらそう言う。
「いえ、そうではありません。ミクリアさんとの関係を築けたことで、助けた分の恩は殆ど返されているのです。私に残された恩とは、その指輪くらいなものですよ」
俺は、場の雰囲気に合わせて、紳士的に会話をする。
「あら? この指輪、100メテラほどでは到底購入できるものではありませんよ?」
「そうなのですか?」
「えぇ、恐らく1000メテラは下らないかと」
1000メテラ!? 団長、こんなものを俺にただで譲ってくれたのか。――――いや、それほどあの時俺を評価してくれていたという事か。過大評価ではないことをこれから証明していかなくてはいけないな。
決意を新たにすると、ミクリアさんがさらに会話を続ける。
「それで、一つ皆さんにお聞きしたいのですが」
最初にそう言うと、俺達の注目が集まったところで、内容を告げる。
「みなさん、一緒に魔導大学へ通ってみませんか?」
その言葉に三人で顔を合わせる。
魔導大学。
入学金だけで1000メテラほどかかり、そこから更に授業料やら何やらで年間500メテラほどかかるという教育機関だ。
その恐ろしく高額な学費に恥じないほどの膨大な資料や研究施設、教授を抱えている魔導の宝庫である。テルセンタには、そのような魔導を学ぶ施設がいくつかあるが、その大学に通えるのはほんの一握りのみだ。
俺もいつか通うために、お金を稼ぐ手段を確立しようと画策していたが……。数十年はかかると思っていた。
「すみません、ミクリアさん。一緒に通うって言うのは、学費の方を払っていただけるという事ですか?」
「えぇ、勿論です」
「三人分となるとかなりの額になると思うのですが……」
「問題ありません。それに、貴方達であればこの投資が賭けとなることはないでしょう?」
全く、問題はないらしい。
流石名家のお嬢様、財力が桁違いだ。
ハッキリ言って、この誘いを断る必要性が全く考えられない。魔導大学に通えるだけでなく、ミクリアさんの後ろ盾があれば、様々なことが上手くいくだろう。
俺は、後ろを振り返って咳ばらいをしてから、メルビスとデュアンに自身の意向を伝える。
「二人とも、これは願ってもない申し出だ。俺は絶対に通うべきだと思うが、反対意見はあるか?」
「あるわけないじゃない! こんな幸運、人生最大に決まってるわよ!!」
俺の問いかけに、メルビスは大興奮と言った様子で賛同の意を示す。
「えー。ハンターはどうするの? せっかく中級ハンターとして認めてもらえたのに……」
デュアンは、乗り気ではないようだ。恐らく、魔導大学についてよくわかっていないのだろう。
俺は、そんなデュアンに一からこの申し出の大きさを説明する。
「えぇ!? そんなに凄い所なの!? だったら……行くべき、なのかな?」
「当然だ。それに、ハンターは申請すれば活動の休止も認められている。緊急でペセイルが襲撃されたとかでもなければ、強制招集もないんだ」
「そうなの? だったら、行った方がいいね!」
デュアンの説得を終えたところで、ミクリアさんに向き直って答えを伝える。
「ミクリアさん。この申し出、大歓迎で受けさせていただきます」
「そうですか……! でしたら、来年の初めにペセイルにお迎えに上がります。引っ越しの準備を済ませておいてください」
笑顔でミクリアさんがそう言うと、デュアンが前に出てきてミクリアさんに語り掛ける。
「ミクリアさん、来年から一緒っだね!」
「えぇ。一緒に魔導を学びましょうね」
この二人は相性が良さそうだ。きっと、魔道大学でもお互いに助け合う事だろう。
その際に、なんやかんやメルビスが俺に傾けばいいな……なんてことを考えてしまう。この恋心は、実るのだろうか……。
そんなことを考えていると、師匠――ネイアの事を思い出した。今は故郷で魔導の訓練をしているのだろうか? 結婚か……今はメルビスの事が気になっているが、もしかしたら将来の嫁はネイアの方になるかもな。なんて、自惚れ過ぎか。
「ニャータ? どうしたのよ、そんなニヤニヤして」
「え? あぁ、ちょっと……魔導大学のことでな」
「あぁ、その気持ちはわかるわ。魔導を志す者にとっては夢の場所よね!」
そういって、爽やかな笑顔を見せるメルビスに少し見とれてしまう。
じっと顔を見つめる俺を不思議に思ったメルビスが「どうしたのよ?」なんて声を掛けてくる。そんなメルビスに俺は「いい加減気づいてくれないかな」なんて思ってしまう。女々しい自分に少し落胆した。
俺は、腕輪を嵌めてからミクリアさんに一つの質問をする。
「ミクリアさんはいつまで滞在されるのですか?」
「明後日のオークションに出展される予定の商品を購入したら帰る予定です」
その返答を聞いてから、俺は一つの提案をすることにした。
「では、帰りの護衛は俺達に任せてみませんか?」
「護衛ですか……あなた方は戦闘経験も豊富ですし、問題ないでしょう。いくらで雇われてくださいますか?」
「お金は要りません。ミクリアさんとの関係を深められるだけで充分です」
「あらあら、ニャータさんはお上手ですね。しかし、わかりました。それに、それは私にとっても言えることです。来年は学友として沢山の時間を共に過ごすことになるでしょうから」
よかった。護衛の先約はなかったようだ。
こういうのは、スタートダッシュが大事だ。社交辞令で済ませない様にできるだけ距離を縮めたいと思っている、という意向を示すのが大切になってくる。勿論、ミクリアさんにそれを無理にする必要はなかったかもしれないが、帰路を共にしない理由も見当たらない。
その後少し談笑してから、俺達が宿泊している宿屋を教えて、解散した。
「ニャータ、今日はこの後どうするの?」
「そうだな……一緒に行動する必要がある用事は特にないな。宿に戻って着替えたら別行動にしよう。俺は製本屋にでも行ってみようと思ってる」
「じゃあ私は、知り合いの店に顔を出しに行くわ」
「じゃあ僕は……テイラにでも会いに行ってみようかな!」
テイラか……懐かしい名だ。
テイラは、俺達と同じ孤児院で育ち、商人を志していた。
彼は、俺達より一つ年上だったため、一年早くこのカッセルポートにある「マーチャントギルド」に入会しに行った。
マーチャントギルドは、商人を志した者が入会することで、有益な情報交換の場を得たり、人脈を構築できたり、ハンターギルドに行商の際の護衛を直接依頼することもできたりする様々な特典がある。毎年ギルドに納める金額が他のギルドよりも高いが、それはお金を稼げる特典を得ているわけだから当たり前と言えるだろう。
商人か……俺の本を売る際もテイラに話をしてみるのもありかもしれないな。
宿に到着して着替えを済ますと、それぞれ目的の場所に向かっていった。
俺は、製本屋に向かう前に、ミクリアさんから譲り受けた魔導腕輪の機構を確認することにした。
「うーん、わからん」
俺は、腕輪に精緻に刻まれた刻印を見つめながらそう呟いた。
そりゃそうだ。独学で習得できるほど甘くはない。
機構を確認というのは、空気中から魔力が変換されているのかを確かめるということだ。
どう確かめたものか……現在腕輪は最大まで充填されてある。
取り合えず、使い切ってしまおうか。
俺は、適当に生成魔導を使って魔力を消費した。
魔力切れ直前位で生成魔導を解除して、腕輪から魔力を貰う。
腕輪の容量を四分の一ほど消費したところで俺の魔力は満タンになった。
これまでの指輪は、俺の魔力総量と指輪の最大容量がほとんど同じだったが、今回の腕輪は四倍の要領を保有しているようだ。
「最大容量は申し分ないな」
その後、熱魔導で腕輪の熱量を監視して、どのくらいの速度で満タンになるのかを確認する。
――――20分程で腕輪についている宝石の色が変化した。満タンになったのだ。
20分か……俺が魔力切れから完全復活するには食事なしで2時間は掛かる。俺の魔力総量の四倍の容量を持っていることを鑑みると、これは素晴らしい速度と言えるだろう。
「魔道大学か……」
自分がこんな魔導具を作れるかはわからないが、出来る限りの事はしよう。それと、この作品を作った人とも話がしてみたい。
俺は、広がる未来を夢想した後、海から反射した魔導光球の眩い光が差す部屋をあとにした。
魔導の照らす大地 うさとひっきーくん @usatohikkeykun
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