第8話 ンィーガ視点への応援コメント
大賢者はテレパシーのような魔法や呪術にも似た不思議な遠隔で念を伝える方法まで知っていたんですね。
未来を予知するだけでも凄いのに多彩。
だから、呪術師の中でもグーグズのように邪念を持つ者が嫉妬にも似た排除意識を強めたんですかね。
どうもサウザンド族であることへのこだわりが強いみたいですし。
作者からの返信
そうですね。
グーグスも単なる馬鹿な悪役ではなくて、超常的な能力を持っていないことを隠して呪術師として振る舞い、サウザンドの集落を導いていく地位や立場を守りたかったのだと思います。
保身と言われればそれまでなのですが、グーグスからすれば、他種族でありながら本物の超常的な能力を持つ大賢者が、自身の立場を脅かす敵に見えていたのだと思うのです。
感想ありがとうございました!
第7話 オウララ&ザルバド視点への応援コメント
獅子身中の虫は恐ろしく身近にいたんですね。
味方だと思っていた呪術師がまさか、邪念を抱いているとは誰が思ったでしょうか。
部族を率いる長と次期長は呪術師の手に落ちた以上、大賢者を敵視という姿勢に部族も変わりそうですし……。
大賢者は部族の最長老みたいな位置付けではなく、他種族、それも四足の獣だったんですね。
これも意外でした。
作者からの返信
いつも感想ありがとう!
呪術師はブンババの時点でとくに能力を持ってない胡散臭い存在として描いてたつもりなんだけど、案外読者的にはそうじゃなかったみいね……
ちなみに、ブンババは能力はないけど大賢者を信仰してて、明確な悪として描かれてるのは二代目のグーグスからでござい。
ん?確か1話の時点で大賢者の外見についての描写をしたはずだけどな🤔
そこで四足の他種族て話もしなかったっけ?
第6話 ンィーガ&ザルバド視点への応援コメント
結果だけを見れば、ザルバドの下した判断は間違っていないように見えます。
そう結果だけを見れば……。
そもそもがンィーガに諫められたあの時、血気にはやり、冷静さを欠いた最初の決断が間違っていたんですよね。
狩りを行っていなければ、あの二人が犠牲にもならなかったし、ザルバドが血も涙もない決断を下す冷たいリーダーと思われることもなかった。
全てが後悔先に立たずでザルバドが孤立していきそうですが……。
作者からの返信
そうですね……
それに、様子がおかしかったとはいえ初の指揮をとった狩りで何の成果もなしに帰ってきたんじゃぶっ叩かれて英雄としての地位を失い、擁立したオウララまでもが失脚するでしょうから、集落の指導者がいなくなってしまうことを考えると無理して狩りを続行した判断も悪くはないような気がしますよね。
運が悪かったとしか……
第5話 ンィーガ視点への応援コメント
17年が経過しましたか。
オウララが後継者として、英雄として選んだのはザルバドの方だったんですね。
この人選は同世代の方が違和感が強いのか、反感を持っている者が多いようですが、変わらないンィーガと違い、ザルバドは何か様子がおかしいのが気になりますね。
良くないことが起きる前兆のように思えて、嫌な感じですね。
作者からの返信
いつも感想ありがとう!
ザルバドが反感を買っている理由はのちのち痛いほどわかっちゃうぞ!?
お楽しみに!
第4話 ンィーガ&ザルバド視点への応援コメント
フクロオオカミがここまで脅威とは人間はやはり武器を持っていても野生の中では、弱い部類に入るということなのか。
それともフクロオオカミが思っていた以上に狡猾で賢い動物なのかもしれませんね。
まさか連携した攻撃をしてくるとは侮れない相手です。
おまけにホッキョクグマまでうろついているとは……。
倒すには多大な犠牲を払わないと無理な気がしますがオウララはどうする気なのかな🤔
作者からの返信
いつも感想ありがとうございます!
そうですね、飢えの極限状態にあったがために捨て身の特攻を仕掛けてきたわけですが、その割にはなかなかに頭が良いように見えます。
フクロオオカミは普段は現実で言うハイエナのような生態ですが、飢えると凶暴化するようですね。
うん、ホ"ウ"キョクグマな?←重要
体毛も白く無いし、そもそもマーミアは北極みたいな寒さじゃ無いんや……むしろ暑いくらいなんや。
名前似てるから紛らわしいとは思うけど、モデルはホッキョクグマじゃなくてヒグマです。よろしく。
確かに倒すのは困難でしょうね。マーミアの事実上最強の種族ですから。とはいえ食料がほぼないので、倒さないとまずいのか?
ご期待ください!
第3話 ンィーガ&ザルバド視点への応援コメント
古いところだとターザンのあーあーあーみたいな動物のハウリングに似た感じでこの部族は意思疎通が可能で円滑なコミュニケーションが行えるんですね。
阿吽の呼吸をリズミカルな発声で成し遂げているとでも言いましょうか。
双子は物心がついて、段々とそれぞれの個性を発揮しているように見えます。
運命の分かれ道は近いんでしょうか……。
作者からの返信
いつも感想ありがとうございます!
実はこの現代には発声すらほぼ無しに意思疎通ができる狩猟民族が実在するようなのですが、現実は小説より奇なりと言いますか、現実なのに現実感がないので、発声で意思疎通をしているということにしてますね笑笑
あ、ちなみにンィーガとザルバドは同時刻に生まれてはいますが、よく読むと双子ではないです。
二組の夫婦が〜という描写があるように、二人の妊婦がほぼ同時刻に出産したという設定です。
そうですね、徐々に性格の違いが見えてきましたね。この先どうなることやら……
第2話 オウララ視点 / ンィーガ&ザルバド視点への応援コメント
ブンババさん適当すぎやしませんか…(笑)
あと「枝を食む火の咀嚼音」という表現、いいですね!
作者からの返信
感想ありがとうございます!
ブンババは呪術師ですが、とくに何の超常的な能力もないのでそれっぽく振る舞ってるだけなんですよ笑笑
枝をはむは僕も気に入ってますねー
ほめていただけてうれしいです!
ありがとうございました。
第2話 オウララ視点 / ンィーガ&ザルバド視点への応援コメント
視点はこれ、全編が三人称視点ということでいい気がする。
俯瞰してんな気がするから、三人称で統一されて書かれているのかなと感じられるので視点変更している感じは受けず、安定感があるといったところ。
救世主がまさかの双子でどちらなのか、分からないのでどうなってしまうんでしょうね。
それはそうとして、アフリカの人にも偶にいるンが名前の先頭にある場合、凄く発音しにくいですねーw
作者からの返信
いつも感想ありがとう!
確かに🤔
フォーカスしてるキャラが違うから、一応視点変更として扱ってますが、三人称な上に心情も描写される神視点なので、混乱は少なそうですね。
あ、アフリカの人にもンから始まる人いるんや!
この名前は実は意図的にこうしてるのよ。のちのちわかりまふ。
お楽しみに!!
第1話 オウララ視点への応援コメント
あらすじを見て、言語が無い世界観で古代の石器時代のような感じかなと想像して読み進めると中々に興味深いですね。
存在している生息種からすると独自の進化を遂げた有袋類がいるあの大陸に似ているのかなと思いましたが、狩りの風景がイメージしやすく石器時代を連想出来ます。
フクロオオカミの中で人懐こく、しかもがっついた個体がいたら、サウザンド族にすり寄ってきて、犬の祖先みたいになったのかなと考えるとまた、面白いw
作者からの返信
いつも感想ありがとうございます!
確かに🤔
異世界ですが、辰砂や黒曜石など、実在する素材を武器や顔料にしていますし、今作の世界から現代へと繋がる考察をするのも面白いですね。
最終話 ンィーガ視点への応援コメント
英雄の物語はサウザード族のィーガという名の英雄によってと彼の発音で伝えられていくのかもしれませんね。
グーグスはまぁ、何というか……人知を超えた存在を侮りすぎた愚か者の末路ですよね。
こればかりはやりすぎたので相応の罰を受けても仕方ない気がします。
しかし、女性や子供が惨殺された以上、部族は他の部族と混ざっていく他なくなる未来が見えているので、グーグスの目的はサウザンドによるサウザンドの専制ではなく、サウザンドの血を絶やすことだったのかなと考えましたが、どうなのでしょう。
作者からの返信
いつも感想ありがとうございます!
そうですね。英雄となったンィーガはお気づきの通り、ンが発音できません。ですので、サウザンド族の物語が英雄ンィーガによって広められるなら、考察されている通りサウザードというタイトルの辻褄が合うことになります。
鋭く、作品の魅力を引き出す素晴らしいコメントをありがとうございます!
いつも感謝しかないです。
グーグスについてですが、ハザードを起こしたのは大賢者やそれに賛同する都合の悪い存在を排除して、自分の地位を確かなものにしたかったのかなと個人的に考えていますね。
サウザンド属の専制を破ったり、血を絶やしたいとまで明確に考えていたかは作中では語られていない、というのが正直なところです。
ただ、作中では否定も肯定もしていませんから、もちろんそのような解釈も面白いと思います。
いつもありがとうございます!