短歌は専門ではありませんが、情景を素直に詠まれた歌集だと感じました。そして、言葉の端々から感じる共感性。多くの人に「あるよねえ」と感じさせられる情景が詰まっています。
普段は、Webライターとして実用文を書いています。 篠川翠のペンネームは、俳句の俳号と兼用。 好みの小説のジャンルは、歴史小説やビジネス系など。
古来より、日本人というものは、歌を詠むことで相手に想いを伝えたり、風流をたしなんだりしたものです。 こちらの作品は、そんな短歌がたくさん詰まっており、これらの中から自分の一番の短歌を探すのも…続きを読む
短歌集ですポエティック、ロマンティック、ほんのわずかルナティックランボーはマルセイユで死んだが墓はパリにあるそうだちょっとフランス行ってくるそんな気分になりました
梟の瞳に月の満ちてゆく…の句が響きました。静かで光度が抑えられていて、一連の歌の中で挿絵のような効果を生み出していると感じました。
本の旅ランボー詩集閉じたのち鈍行列車離れゆく海ランボー好きにはたまらない歌ですね。この短歌を前面に出したのは正解だったと思います。本の旅路でまたランボーの詩のような出会いをしてみたい。…続きを読む
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