ここまで、ハッピーエンド。

永原はる

ここまで、ハッピーエンド。

 ふーん、辞めんだ。


 と、渚は言った。さっきまでいた劇場に、感情を置き忘れてきたかのような声色だった。割と大胆な告白のつもりだったんだけどな、と苦笑いを浮かべながら、私は、彼女の吐くセブンスターメンソールの煙が換気扇に吸い込まれていくのを眺めていた。


 まあでも、今回の公演が終わったら引退しようって、わりと前から、具体的に言えば三か月前の稽古入りの時から考えていたことだし、私の中で折り合いがついている議題だから、大袈裟な反応をされるよりはよかったかもしれない。仮に引き留めるような言葉をかけられていたら、間違いなく揺らいでいただろう。


 七年間に渡る舞台女優の活動は、渚のそっけない相槌のおかげで、ちゃんと終止符を打てることになった。


「あたし、冴子の演技好きだったんだけどな」

 渚はそう言って、灰皿にタバコを押し付けた。

「アンタは舞台の上でも、誰にもなろうとしなかったから」

 どういうこと? と私は尋ねる。

「ほら。舞台俳優なんてさ、皆、自分じゃない誰かになりたがるじゃない? 舞台上では別人になれるんだ、それが楽しくてやってるんだ、って。あたし、あーゆーの好きじゃないわけ。もっと自然体で演じた方が矛盾もねーし、見てて面白いのにな、って」


 私は無言で頷き返した。言ってることは分かる。けれど、二年くらい前に受けた中規模劇団のオーディションのことを思い出してしまったせいで、肯定の意を言葉に出来なかった。


 その劇団の演出家がオーディションの参加者に求めたのは、まさしく「自分じゃない誰か」を演じることだった。アニメやマンガに登場するようなポップで外連味溢れるキャラ造形、多少の矛盾が生じてでも派手なキャラ立ちを優先させたがった。


 そういったオーダーに応えられる素養を持ち合わせていなかった私は当然のごとく不合格だった。演劇界のオーディションは常に狭き門で不合格通知には馴れきっているけれど、当時のことは今でも時折フラッシュバックする。


「そういう奴らとは違ったからさ、アンタは。舞台上でも、冴子はあたしの知ってる冴子だったから。まさに『平台に足が着いた』演技ってゆーの?」

 渚が、冷蔵庫のドアを開けながら言った。

「……上手いこと言ったつもり?」

「まーねぇ」


 渚は笑いながら二本の缶ビールを手に持ってリビングへとやってきて、片方を差し出した。私は右手のひらを前に出して、拒否のジェスチャーを返した。


 今夜は、アルコールを入れたくない。劇場から渚の部屋へ向かう途中でも、「居酒屋に寄らないか」という誘いを断っている。その一連のやりとりを彼女はすっかり忘れてしまっていたみたいだ。いや、それはそれでこれはこれ、とでも言いたいのか。

「どうせ最後なんだから、いいじゃん」

 もしくは、どうしても私と晩酌がしたいのか。

 そこまで強引に誘われてしまえば、押しに弱い私は断れない。そういえば大学の演劇サークルに誘われた時もこんな感じだったっけな、と思い出した。


 観念して、缶ビールを受け取った。ニヒヒ、と渚が嬉しそうに口角を吊り上げた。


 どうせ最後なんだから、か。なるほど、渚らしい。


 どうせ最後なら、清く正しく美しいフィナーレが私の望むところであったのだけど、人生は物語じゃないので、酔いつぶれてうやむやにしてしまうぐらいでちょうどいいのかもしれないな。とか、私は私を納得させる。


   ◆


 渚の部屋は、駅から徒歩十分のマンションの三階にある。

 学生時代のオンボロアパート暮らしを思えば立派になったもんだなあ、とか、ここを訪れるたびに親みたいな感慨が湧き上がる。何を「立派」と呼ぶのかは正確に定義付けできていないのだけど、家賃七万円台の部屋で一人暮らしできている現状はそう呼んでも差し支えない気がする。


 渚は渚の人生を生きている。大学時代は売れない劇団付きの作家をしていた彼女も、独立してからは次から次に仕事を獲得してきて、今や作家業だけで生活に困らない稼ぎがちゃんとある。

 それがどれほど立派なことか、週五日のアルバイト生活をしている私には痛いほど分かる。


「深夜ドラマ?」


 渚が仕事の話を始めたのは、三本目の缶ビールを空にした頃だった。彼女よりも下戸な私は、まだ一本目をちびちびと飲んでいた。


「そう。なんかテレビの制作会社のプロデューサー? よく分かんないけど、ゴツい肩書の人が観に来てたらしくてさ。あたしを脚本家に据えた企画を立ち上げたい、みたいな話をされた」

「すご……すごいじゃん」

「企画会議に掛けてみないことには、て感じだから、まだほぼ何も決まってないんだけどね。それに舞台と映像じゃ勝手も違うだろうし、あんま期待はしてないんだけど」

 まあでも、と渚は、手元の缶ビールの飲み口に視線を落として、

「挑戦だけしてみようと思うよ」

「良いと思う」


 ビール缶に口をつけて、残りわずかのアルコールを一気に流し込む。ようやく空になった缶をテーブルに置くと、カランという軽い音が部屋に響いた。その音が合図になったように、次持ってくるよ、の一言もなく渚は立ち上がり、冷蔵庫の方へ向かった。


 彼女の背中を眺めながら、さっきの会話をぼんやりと反芻する。

 テレビドラマ制作の内情とかを、私は一切知らない。だから、渚が誘われた企画にどれくらいの勝算があるのか未知数だ。私の知る渚作品なら、まあ間違いなく気に入られるんじゃないかな、だってそれぐらい素晴らしいもんなという自信はあるけれど、彼女の言う通り、普段と違う土俵でも通用するかどうかは分からない。


 現時点で確かなのは、そのプロデューサーとやらに声をかけられたという事実だ。少なくともその人にとって渚の作品は、いいえ、渚は、価値のある人材だ。


「そういえば、そのプロデューサー、冴子のこと褒めてたよ。ん、二本目」

 渚が差し出したビールを受け取った。

「ありがとう。……褒めてた、ねぇ」

「うん。あたしの作品に演技体が合ってるって。それ聞いてさ、あたしも鼻が高くなったよ」

「まあ、何年も渚の作品にばっか出続けていたら、そりゃあ演技体も作風に寄っていくよね」

「謙虚だなあ。謙虚っていうか、いっそ悲観的? そういうんじゃなくて、もっとシンプルな賛辞だったよ」

「ねぇ」そこで私は彼女の魂胆に気づいた。「まさか、女優を続けろ、って言いたいんじゃないよね?」


 プルタブを前に倒すと、ぷしゅう、という気の抜けた音が鳴った。おかげで、一瞬過ぎった沈黙の気配が霧散していく。そう、たぶんいま、渚は言葉に詰まっていた。


「そんなんじゃないよ」

 それだけ。渚の返事はそれだけだった。


 おもむろに、渚はテレビのリモコンに触れた。電源を入れて、ネットフリックスを立ち上げた。なにか観よっか、と囁いて、けれど私に視線をやらずに、同意を取る前にマイリストを開き、何度も一緒に観た洋画にカーソルを合わせた。


 言いたいことがありそうなのに、結局渚は踏みとどまったようだった。そのせいで生まれたぎこちない雰囲気に、きっと私たちは互いに気づいている。


「なんだかんだで毎回『ゾンビランド』を選んじゃうよね」

 それを中和するために、私は話題を逸らした。すると渚が「だよねー」と相槌をくれた。

「あたし疑問なんだけど」渚は再生ボタンを押してから、言葉をつづけた。「『困ったときのゾンビ映画』って共通認識を持っているカップル、この世にどれほどいるんだろう」

「私はこれをほっこりコメディ映画とも認識してるけど」

「まあ。笑えて楽しい、ってのはそうだね。けどさ、ほっこりコメディ枠なら他にいくらでもあるはずなんだ。しかしあたしたちは『ゾンビランド』を選ぶ。凄いよね、そんなことってある? 奇跡のふたりだと思わない? 運命と呼んでもよさそうじゃない?」

「どしたの、急に。ゾンビ映画に甘いセリフは似合わないよ」

「だからさ」


 渚は続ける。彼女は視線を正面へと向けたまま、


「女優は辞めていいから、恋人は辞めないで」


 私の思考を先回りした。


   ◆


 渚はズルい。どこがどうズルいかって言うと、本音を色んなものに包み隠すところ。梱包材がオブラートならまだいいんだけど、彼女の場合は「冗談めいた笑顔」とか「つまらない嘘」とか「素っ気ない態度」とかだから質が悪い。

 大学を卒業してまもなく、この部屋に引っ越してきたとき、渚は「ここで一緒に暮らそう」と冗談めかして言った。私はそれを断った。すると彼女は案の定「冗談だよ。そういうのはまだ早いって。分かってる、分かってる」と笑った。

 私がオーディションに落ちて悩んでいると「じゃあ、あたしが一生食わせてやろうか?」と言った。あの時もへらへらした笑みを顔に貼りつけていた。それってプロポーズじゃないの? その自覚がないの? もしくは自覚があるのにそんな軽率に言っちゃえるの? なんて、とても不愉快になった覚えがある。


 もちろん、分かっていて見て見ぬフリをしている私も大概だ。けれど、渚はもっと潔くない。卑劣、って言葉を用いても、たぶん支障ない。もっと直接的な言葉を使えばいいのに。何度そうやって歯がゆい思いをしたことだろう。


 とにかく渚は意気地なしだ。愛情表現がへたくそだ。


 なのに、今日に限って、「恋人は辞めないで」という超ドストレートな豪速球を投げてくるなんて。私はあっさり呆気に取られて、言葉を失ってしまった。


 私が沈黙のまま、映画のストーリーは進む。時間は流れる。


 渚はズルいけど、勘がいい。そして感受性が豊かだ。これは憶測だけど、だからこそズルくて、意気地なしで、愛情表現がへたくそなんだと思う。私の一挙手一投足が、渚にヒントを与えてしまうのだ。そうして私が答えを出す前に、少しでも傷が浅いうちに発言を撤回して、本当は言い出したかった本音を「冗談」に包んで、逃げる。それが、渚の習性だった。

 ともすれば、私が無言を貫けば貫くほど、それが答えだってことに彼女は気づいてしまう。


 今夜、私が終わらそうとしていること。それが渚の考えている通りだってこと。


「ほとんど」どうせ切り出すつもりだったんだ。私は意を決して、口を開く。「ほとんど同じ意味だよ。女優を辞めるのと、渚との関係を終わらせることって」

「あたしはそうは思わないけど。冴子の中ではそうなんだ」


 隣同士ソファに座って、肩と肩を触れ合わせながら、私たちはゾンビ映画を観ている。二人して視線は映画の方へと向けていて、互いの表情を確認しようとしない。それでいい。都合がいい。自分でどんな表情をしているか分かっている。人生に境界線を引くという大掛かりな作業を、こんな情けない顔でしているって渚に知られたくない。


「うん。私はここで、渚の物語から降りる」

「なにそれ。どういうこと」

「渚の荷物になりたくないってことだよ」

 左手にぬくもりを感じて、すぐにそれが渚の右手だって気づいた。

「あたしがそう感じてたって思われるの、すごく心外なんだけど」

「ごめんね、そういうことじゃなくて」

「だったらッ!」私の左手を握る力が強くなった。「ちゃんと説明して。あたしでも分かるように、もっとはっきり言葉にして」


 それを渚が言うかね、だなんて苦笑いが零れる。けれど、きっと私も私で往生際が悪いんだ。臆病になっているのがバレている。だから「はっきり言葉にして」なんて、あの渚にはっきりとした言葉で催促されてしまう。

 いったい渚はどこまで気づいているんだろう。私が渚へと向ける感情のどこまでを感じ取っているんだろう。

 どこまでを見透かして、この手を握っているのだろう。

「私は、」その答え合わせをするために口を開く。「夢を叶える渚が見たいの」



 思い出すのは、大学時代の渚のこと。

 大学一年の四月、気まぐれで参加した演劇サークルのコンパ。そこで一つ上の先輩である渚と出会った。中学から演劇を続けている彼女と違って、特別やりたいことがなくて手当たり次第に新勧コンパに参加していた宙ぶらりんな私を『どうせやることないなら、入ればいいじゃん。一緒に演劇やろうよ』と言って渚は誘った。それぐらい軽いノリでいいなら、と深く考えずに私は承諾した。

 しかしサークルに入ってから、渚の凄まじい熱意に驚かされることになる。

 彼女は当時から、本気でプロの劇作家を目指していた。講義と講義の間は稽古場に籠って読書や執筆に専念、稽古の参加率は誰よりも高く、睡眠時間を削って夜勤バイト。稽古がない日はシナリオ養成学校に通っていた。手持ちの時間のほとんどを、夢の実現のために費やしていた。


 それほど熱心な渚がどうして私なんかを誘ったのか、疑問に思ったことがある。後に尋ねてみると、私の外見が好みだっただけ、という事実が明らかになった。『最初は、目の保養枠、ぐらいのつもりだったよ』と当時の魂胆を明かされた時の私はすっかり女優業にのめりこんでいたから、少しムシャクシャしたのを覚えている。


『でも、いつのまにか冴子の演技に惚れていた。あんたを舞台上で活かすことが、あたしの役割に思えてきた』


 告白みたいな、いいえ、それは紛れもない告白の文句だった。私が大学二年生の秋だった。


 サークル活動の枠を超えて、渚が劇団を立ち上げたのがその頃だ。私を看板女優に抜擢してくれて、およそ二年間、二人三脚に近い形で劇団活動を続けた。正直売れる気配はなくて、実際鳴かず飛ばずの日々だったけど、私は楽しかった。私を舞台上で活かすための台本を渚があてがきする、私はその期待に応えるべく演技に専念する、その共同作業感がたまらなく幸せだった。まるで「愛の営み」みたいにも感じていたと思う。


 違和感を抱いたのは、私が大学四年生の冬だ。


 初めて渚に、私たちの劇団とは関係のない執筆依頼がきた。渚は喜んだ。私も喜んだ。これは好機だ、ついに売れる、そういって抱きしめ合った。そして期待通りに、いや、期待以上に渚の作品は評価された。


 評価されてしまった。


 一方で、私が外部のオーディションを受け始めたのもその頃だ。それはつまり、不合格続きで、ひとつもろくな仕事を得ることが出来なくて、ひたすら渚に甘えていたくせに、劣等感を抱いて苛立っていたころだ。

 それでも渚は『あたしは冴子の演技が好き。ありのままで演じるあなたが好き』と言い続けてくれた。

『だからあたしは冴子が女優であり続けられるように書くよ。あたしが本当にしたいのは、売れることなんかじゃなくて、冴子という素晴らしい女優が存在するんだ、って全世界に表明してやることなんだから』

 私が挫けかけるたびに冴子はそうやって遠回りな愛情を手渡してくれる。その言葉は、たしかに私を一時的に救う。けれど、もはや気づかずにはいられない。


「渚が好きな私じゃ、仕事にならない」


 無意識に零れた弱音が、私を回想から現実に引き戻す。


「私にかまわず、先に行けよ。渚」


 世界一不格好な勇者みたいだ、って言ってから気づく。どの口が言う。私なんか、気まぐれで演劇を始めただけの足枷でしかないのに。


 どうせ、というか細い声が隣で鳴った。渚の方を向く。下唇を噛みながら、じっとテレビ画面を見据える渚の横顔が目に入る。美しい顔。この人の美しさ、尊さを全世界に表明してやりたい。そう願うほど愛おしい顔。


「どうせ、最後なんだから」一呼吸おいて、震えた声で彼女は続ける。「質問、してもいい?」

「うん」

「冴子はさ、舞台女優としてやり残したこと、無いわけ?」

「……やり残したこと、ねえ」


 別に、無かった。無いからこそ、女優業を辞める選択をしたのだ。


 でも、多分渚はそんな答えを望んでいるわけじゃ無いと思うから、


「……まあ、強いていえば……」


 そう言いながら、会話を繋ぐため、思考する。


「強いていえば、何?」

 思いついて、私はボソリと、

「……キスシーン、とか?」

 そう言った。


 それは、半分ぐらい軽いジョークのつもりだった。


 だから、言ってしまえば狙い通りなのだけど……しかし予想以上に渚は爆笑した。深夜二時のマンションという状況を、家主のくせに忘れているんじゃないかと疑いたくなるくらい、大きな声で、彼女は笑った。


「アハハ。確かに、冴子には一生回ってこない役だね」

「……。そんなちゃんと言われると、なんだか悔しいけど」


 渚が笑いを抑えるように、深く息を吸いこみ、それから、瞼を親指で拭いながら言った。涙が出るほど滑稽な発言だったか、果たして。


「アハハ。ごめんごめん。そうよね、冴子は、冴子のまま、舞台上で生きてるのが魅力なんだもん。ね?」


 渚があまりにも爆笑するもんだから、さっきまでの葛藤が、途端に馬鹿馬鹿しく思えた。


 ふと気づく。もう映画なんて観てないでしょ。私を揶揄うことに必死なんでしょ。どうせ最後の夜を、私とのコミュニケーションに使うことしか考えてないでしょ。かくいう私もそうだ。繰り返し観た映画よりも、目元に涙を溜めて、口を大きく開けて、下品に笑う渚の横顔を見る方がよっぽど優先される。


「ねえ、ごめんって。怒らせるつもりはなかったんだよ」


 そうやって、形ばかりの謝罪をする渚に、


「そーですね」


 私は形ばかりの相槌を打って、


「あたしは、そんな冴子が好きなんだってば」


 渚にしては真っすぐな愛情表現を、


「そーですね」


 私はさらりと躱して、


「ねえ、冴子」

「なぁに?」


 私たちは、見つめ合う。


「あたし、キスシーンだって書けるよ」


 そんぐらい、知ってるよ。


 そう言いかけた私の唇を、渚は、いつものように優しく唇で塞いでくれた。



 ふたりは幸せなキスをして終了。なるほど、これはこれで一つの清く正しく美しいフィナーレかもしれない。


 物語は終わっても人生は続くから、この夜は続くから、きっと私たちのスキンシップはキスじゃ終わらない。けれど少なくとも、渚の物語の登場人物でいられたこの七年間をきっちり終わらせられるように、決して未練なんて残さないように、このキスをちゃんとピリオドに代替できるように、渚の唇の感触を味わっておこう。


 そして私は、心の中で嘯く。エンドロールを迎えるための、やや強引な幕引きの言葉を。




 ここまで、ハッピーエンド。

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ここまで、ハッピーエンド。 永原はる @_u_lala_

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