致死量レベルのアオハル、甘酸っぱさにキュン死必須!

死ぬかと思いました。

『キュン過多』で死ぬかと思いました。

動悸、息切れ、血圧上昇、顔のほてり、なぜ私にはこんなアオハルがなかったのだという焦燥感。それらが一気に襲い掛かってくるのです。お、やんのか?

こちらも何とか負けるものかと応戦しましたが、駄目でした。私の決死のパンチも全部かわされてカウンターで特上のアオハルを叩きこまれました。ねぇこれなんのレビュー?

とにもかくにも、これだけの『キュン』を大量に浴びたら『キュン過多』で脳波や血圧に異常値が出ます。カンカンと脳が警報を鳴らしてきます。

『もうやめろ!アラフォーのおばさんには毒だ!』

そんな声も聞こえてきます(幻聴)。
ですが、読むのを止められないのです。

だってあなた、振られた直後に学校一のとんでもねぇイケメン君から告白されちゃうんですよ。マイナスからのスタートでこんな逆転ホームランある?何?打ったの大谷君だった?

もうね、いっそ罰ゲームの類を疑うところですよ。私なら。何、ドッキリの企画?てってれー、ってそこの角から雑なプラカード持ったクラスメイト出て来る感じ?って最後まで警戒しますよ!

ところが、ガチ!
もうガッチガチのガチ!

そのイケメン君、古澤君っていうんですけど、もうガチで結衣ちゃんラブなの。この二人のやりとりがまぁ初々しいこと初々しいこと。こんな二人、うっかり通学路で遭遇したら私確実にあとつけるからね?!

キュン死するわ、犯罪者になりかけるわ、大変罪深いお話です。

えっ、大丈夫かな。
私応援レビュー書いてるつもりなんだけど、これもしかして逆効果だったりする?!いやもうこのレビューのせいでフォロワーさんが減ったらもう容赦なくこれは消していただいて。マジでマジで。

まぁちょっとふざけすぎましたけど、こちらの作者様、描写がね、もう最高にお上手で。言い回しとかね、ワードチョイスとかね、ほんと最高なんですよ。さてはお主、プロでござるな?って何度疑ったかわからないし、いまも疑ってるんですけど、ただのアオハル恋愛ものじゃないんですよね。結構ヘビーな話もあるはずなのに、肩ひじ張らずに読めちゃう。シリアスが苦手な人間には大変ありがたい。シリアスのつもりで書いていたらマジでごめんなさい。

特上の、極上のアオハルです。
ぜひ!

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