概要
その愛は血よりも赤く黒い
海姫 遥香は女子高生であり吸血鬼だ。彼女には大切な幼馴染がいる。彼の名前は式守 世介。彼には吸血鬼の血塗られた世界には身を置いてほしくない。けれど側にいてほしい。そんな葛藤を胸に日々を過ごしていた。ある日、そんな葛藤が限界を越え一方的に拒絶をしてしまう。ああなんてことをしてしまったのか、いやこれで良い。けれど彼女のそんな葛藤と決断も虚しく、いや結果として彼女のせいで式守 世介は吸血鬼の世界に迷い込んでしまう。さてこの物語の中心はあくまで式守 世介だ。海姫遥香はただのヒロイン。そう、彼女は幼馴染で吸血鬼で、そして心の内に"ナニカ"を抱えているだけのただのヒロインだ
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