至高の冒険譚。その扉。

物語の裏側へ、
丁寧に添えられた神話と幻想の香り。

二人の少年はとある招待状を手に、そんな香りが満ち溢れる世界へ冒険へでかけます。世界はゆっくりとその香りで二人の少年を包み込むと「さあ。お前たちならどうする?」と二人へ語りかけるよう世界にベールをふわりと被せます。

はてさて少年たちはどのような決断をするのか。

海外のおとぎ話を読んでいる様な心地良さを感じる本作。ミヒャエル・エンデの「モモ」や「はてしない物語」が好きな方。きっと、にんまりとしてしまうはず!

おすすめの一作です!おとぎ話を読んで育った大人もすごく楽しめます(楽しみました)。長編も是非。

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