みにくい人間の娘〜獣人の世界で、今日も私は元気です〜

幼い頃記憶を失い、獣人の国ライドラに迷い込んだ少女ユーナ。養父であるアレッドに守られ、優しい少女へと成長する。
獣人の国ライドラでは、もふもふでゆたかな毛並みをもつ者がもっとも美しいとされている。人間の世界とは美の価値観がちがうのだ。そのため人間であるユーナは「みにくい人間の娘」と虐げられていた。
自分だけが周囲の人たちと違う姿であることを悩み苦しむユーナ。
学校に通うようになり、親しくなった友だちやアレッドに励まされ、できることを探してみつけていく。やがて自分らしく生きていく大切さを知っていくことに。
「みんなと同じもふもふの体にはなれないけれど、私は私らしく生きていこう」
獣人の世界で、ただひとりの人間として生きる少女の物語。


＊ネタばれ注意

キャラクター設定

ユーナ（11歳）
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