この冒険は僕らを、素敵にほっこりさせる(断言)( ;∀;)

僕はこの物語を読んだ時、「完璧だ!」と思った。

児童小説という世界においてなにより大切な事、それは子供達が自分達の目線で追いかける事が出来る物語かどうかだと思います。

一般的なラノベは対象年齢が中高校生以上、さらに実は異世界転生に関して言えばディープな50代以上の層も購買ターゲットとして含みます。では児童小説。こちらは小学生の高学年からスタートです。

その場合、飽きっぽさ、嗜好性の極端さ、剥き出しの感性、それらを充足させる魅力が必要です。そして、これらに対応するのは至難の技と大人は考えがちですが、実はそうでもありません。その手法とは小学生と中学生を主人公で出せば良いだけです。きちんと書ければ、素直に共感して貰えます。

この物語はまさにそれ。僕はその設定を見た瞬間、筆者様が理解している、この物語はとても正しい! と感じました。

でもね、正しいだけでは物語にはならない。僕は厳しく吟味する! ちゃんと技術的にも構造的にも、物語の論法を満たし、児童小説として成立し、尚且つ目新しさがあるのかどうか!!!!!

答えは「とっ――――――――っても素敵な物語(★を速攻で3つ!)」でした!

ここに書かれている物語は、無垢で、善良で、可愛く、意外で、優しく、そして素敵なのです。もう一度書きます、素敵なのです!

この短い短編で、その魅力を発揮し、期待を膨らまさせる、募集要項にあった「核」の部分を見事に書ききってます。

お勧め致します。

絶対に途中でこう思います、「か、可愛い(ふるふる身もだえ)」って!

何の事かは読んでのお楽しみ。

皆様、宜しくお願い致します。

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