第5話 閑話休題① そのころ魔王城では
「ガルル! (魔王様大変です。勇者と名乗る者がふたりも現れました)」
「それはおどろきだな。リズリー」
「ガルル! (はい。ひとりは女、もうひとりは小僧です)」
「小僧?」
「ガルル! (はい。名前は山田育、他にエルフの女と小さなドラゴンを仲間にしています。それと不思議なことに魔王様と同じ勾玉の首飾りをしていました)」
「実に興味深い。これよりお主には山田育の行動を見届ける任務についてもらう。逐一報告するように」
「ガルル! (御意!)」
わたしの児童がこの世界に転移してきたのか?
もし勇者山田育がわたしの知る児童だった場合、神もついに強行手段にでてきたということになる。となると、もうひとりの女勇者もわたしの知る児童の可能性が高くなるな。益々面白くなってきそうだ!
魔王となった担任教師のいる異世界で、最弱勇者となった僕とハムスターとの冒険物語 三夜間円 @tukisiroro
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます