後編⑷ 収穫!への応援コメント
>寝起きが悪い
なるほど。なかなかいい表現。
>それよりも一言前と全然違う彼の焦った声。
意味は通じますが、どうも悪文寄りに感じます。
>何も解決しないまま、アタシ達は暗幕とニオイから逃げ続けるしかなかった。
危機感の描写が乏しいので、いまいち盛り上がりに欠けます。
悪臭がどれくらいすごいのか。害が出るほどなのか。
暗幕はどれくらいのスピードで追ってくるのか。
辺りの描写は欲しいところです。
「終わり際の暗幕はどんどん速度が上がって来る」みたいな設定があれば、ピンチ感も出ますし、のんきな会話も引き立つのではと。
>「やっぱり、臭いよ! このままだと街までニオイが入っちゃう!」
ワーカー二人は悪臭の経験あるようなので、この臭いがどうなるか、いつまで続くのかわかりそうなものですが。
せめて「朝が来たら消える」くらいの情報は欲しいところ。
>サッと、二人は目を反らした。
> 少なくとも一人は、格好良く言っていた。
ちょっと笑ったw
>息を整えながら、アタシは街の様子を確認する。
すでに状況説明がされてるので、後からこの文章が来ると違和感があります。
>アタシが乗っていることで、テーブルがあること。後ろに子ども達が居ることは伝わるはずだ。
ここはよくわかりません。
テーブルを並べてるなら、ピッカに関係なく見ればわかるのでは?
子供が後ろにいるのも、ただ並べてるだけなら見えそうなものですが、もしかして天板が盾になるよう、立てられてるんですかね。説明がないので、普通に置かれてるのかと思いました。
>「すっごい足長い!」
これもよくわかりません。テーブルの話?
>アタシはしゃがんで、彼が出てくるタイミングに合わせて手を掴んで勢いを殺す。
ピッカは小さいので、ズーズーを止められず落っこちそうな……
とくに必要なアクションでもないので、普通にスライディングだけでいい気がします。
>一つ足の丸テーブルをおじいちゃんとパパが受け持って、
ううん?
暴走前はルドルフ一人でも余裕で制圧できた暗幕に、防戦しか手立てがないんですか? 最強クラスのワーカー二人に、ズーズーとピッカがいて、暗幕は五人なのに? 暴言とか使わないんです?
あと、この展開でこそ、ルドルフの言う「暗幕を倒してでも町を守るしかない」主張を出すべきかと思います。もちろんピッカは反対するでしょうし、今のルドルフなら従うはずですが。
>誰かに好きって伝えるの、ドキドキしない?」
ここは暗幕(バックハグ)の説明としては微妙な印象です。
リアル事情に照らし合わせると、片親の寂しさとか至らなさは生活苦や不幸故に起こるもので、そこら辺に触れた方がよいかなと。
問題はドキドキではないというか。その意味で事情関係ない、ズーズー相手を例に出すのも悪手かなと感じました。
「ママたちは一人で子供を育てるのが大変で、好きって言えなくなってた」的な説明なら得心できたと思います。
>アタシよりも幼い子どもには、ちょっと難しいかも知れない。
ここ、地味に大事ですね。
>「今の声、お母さんだった!」
ここ、すごくいいですね。
こわがってた暗幕でも、母親の声だとわかって駆け出す辺り、感動的な演出だと思います。
>「そうだ! 坊主ども。お前ぇさん達だって親から起こされて一回で起きられなんてしないだろうが? 何回でも呼んでやれ!」
>「その通り! コラッ、ピッカ。お前が一回で諦めてどうする! 暗幕なんて無理矢理こじ開けてしまえ!」
これはおかしい。ルドルフは暗幕破る派でしたよね。
逆に、あの論争をしっかり解決した上で、それを踏まえた台詞にすれば、今作のテーマを補強する場面になり得るかと思います。
>「ハウンドォ、増幅!」
どうやって?
>テーブルを押し返して、暗幕カーテンをよろめかせてフォローする。他のみんなもそれに倣ならい、力を振り絞って暗幕を押し返す。それから子ども達を遮らないよう、テーブルを地面にひっくり返した。
でもここは無理があります。
一方的に押されててピンチ、という場面なんですから。
ワーカー二人は強いのでまあわかりますが、残りは村人ですしね。
>アタシの朝の呼び声を、暴言であるパパの能力で増幅し、響き渡らせる。
理屈が全然わかりませんが、まあファンタジーだし。
>最期の最期、隻腕暗幕バックハグは法則を無視した。
うん? 法則なんてありましたか?
というか、「朝が来たら暗幕は開く」という法則の方が無視されてた気が。
これが「まだ夜なのに、子供のおかげで目覚めた」とかなら理屈が通るのですが。
>「あはは、ゴメン。ずっといい匂いがしているからさ」
あれ?
町に迫る悪臭の方は何も解決されてませんが、スルー?
今回は特に、総じて文章が荒く感じられました。
作者からの返信
梶野さん!
コメントたくさんありがとうございます!
読み込む時間がなくて、一つ前もコメント返せてないですが、金土どちらかにまとめてお返事しますね(汗)
ありがたく読ませていただいてますよー!
ずっと放置は心苦しい(・_・;
後編⑶ 爆発!への応援コメント
>「早ぇな。ならピッカと二人で袋にしたまま持ってろ。風が吹いたときに中身が飛ばされないようにするんだ」
>「骨組みなら風くらいじゃ飛ばないんじゃない?」
ピッカが中身=骨組みとわかってる前提で話が進んでいます。「骨組みはこっちで使う」としか言われていないので、話が飛躍しています。
>……なんで粉にできるの?」
>「コツと、力だ」
こういうハッタリ、好きですw
>片方の手甲も外して、素手でビリビリと亀裂に沿って割き、
む? 手甲は金属製なんですよね。だとすると「ビリビリ」は変な気がします。
もしかしたら皮の部分かもしれませんが、だとすると亀裂が変ですし。
>「あぁ、埃っぽい部屋で火を点けると、一気に燃え広がって爆発することがあるんだが、それの小さいヤツだな」
定番の粉塵爆発ですね。
アルミニウムの例もあるそうですし、まあよいのではないでしょうか。ファンタジーに細かいことはいいっこなしで。
>「おお! ズーズーよ、リュックになってしまうとは何事だー」
>「なにそれちょっと面白い」
確かにちょっと面白いw
>ズボッと地面に半分くらい入り込んだ。
「入り込んだ」はいまいち。普通に「めり込んだ」でよいのでは。「半分くらい」も、「腰まで」とかの方がわかりやすいです。
>初めて、パパの暴言で地面が砂のクッションになっていたのが分かる。
書き方はこなれてませんが、アイデアはなかなかいいと思います。
>パパの肩によじ登って足場して
足場「に」して
>「もう! ズーズのバカ! 耳栓意味ないじゃない!」
ズーズ「ー」
耳栓、意味ないことはないと思いますけどねw
>残念、その顔は泣きそうね。
何が残念なのか、よくわかりません。
あとに同じ描写があるので、この一文はない方が読みやすいかと。
>返事が聞こえたのはやっぱりズーズーだけ。
ここで相棒の声だけはちゃんとわかるのは、この二人の絆が感じられて、とてもいいですね。
ここから終わりまでの展開や文章の流れもとても綺麗で、映画のクライマックス感があります。グッドです。
作者からの返信
梶野さん
各話に詳細なコメントありがとうございます!
手甲は金属製なのですが、ルドルフが亀裂があれば紙のように簡単に破いたことにしたかったのです。
紙のようにって直喩に変えるか、代案検討します。
粉じん爆発は金属でも事例があるのは調べたら出てきたので、書き直し後も採用予定です。
続きを書くなら、今回の一件で、ズーズーのカスタマイズに戻らないといけないので。
何にせよ、前後がごちゃついているので、アドバイスを生かしつつ再検討させていただきます。
ぶっちゃけ、読み返すのも苦しい、難しかった物語だったので、とても有難いです……ありがとうございます!
後編⑵ 作戦会議!への応援コメント
>怒鳴って氷砕いて、
ハウンドの「暴言」の能力なのだと思われますが、使ってる場面や説明がないので絵面が浮かびません。
ルドルフの手甲を壊した時に、拳でなく声で破壊する展開にすれば、ここは解結しそうですが。
>「申し訳ない親父殿。温めるにも道具がなくて……」
ここのミスの原因というか、花を咲かせる方法の基本設定が会話から読み取れません。
ピッカの発言から、
花は温めて咲く。この考えは収穫者ワーカーの基本中の基本だ
から考えて、ズーズーが十分な燃料を用意しなかったとは考えにくいのですが、ハウンドの口ぶりからするとズーズーが間違えたように読めます。ズーズーは一人前ではないのでミスの可能性もありますが、ここはズーズーが悪いのか、今回の花が特殊ケースなのかはっきり知りたいところです。
ハウンドの失敗もそうで、ルドルフの呆れぶりを見ると「ベテランワーカーでも失敗する難しい花」というより、「ハウンドが下手」に読めてしまいます。あるいは花を見ていないルドルフの認識が甘いのかもですが、そうだとするとルドルフの発案で話が進む展開で大丈夫?となりますし。「実際のところ、どうなのこれ?」という疑問が解消されていません。
ルドルフの口ぶりからすると、凍った花も臭い花も経験済みのようですし、彼なら簡単に収穫できそうで、一体何が問題なのかわからなくなってきます。
とりあえず、ハウンドが全然「ピッカが世界一だと信じるワーカー」に見えないのは問題かと。まあピッカの盲信だと言われたらそれまでですが、暴力バカな感じのルドルフにまで呆れられる展開は、読んでいて腑に落ちないですし、面白くありません。
このケースが高難度で、ベテランですら手こずるものと
の認識を共有し、ルドルフが長年の経験から解決策を見出す。それをハウンドが「年の功」と言ったり、ピッカが見直したりする展開の方が単純でわかりやすいかと。
今作は明快な物語性も売りの一つなので、複雑な人間関係よりわかりやすさを重視したほうが「らしい」かなと、一読者としては思います。
>「そんなの、先にあっちを咲かせてその光で大きい方の花を咲かせるくらいしかないんじゃない?」
当たり前のように出てきましたが、光で花は咲くんですね。いや、普通の花ならわかりますが、凍った花でも咲くものなのか、疑問に感じたので。それに小さい花も凍ってるんですよね?
>ハウンドさん暗幕カーテン逃がすの早い!
ここと直接関係ないですが、結局暗幕をどうするのか問題について、何も答えが出ていないことを思い出してもやもやしました。ルドルフと対決した原因ですし、ピッカと会話するタイミングで触れておくべきかと。たとえ意見が平行線にせよ。
作者からの返信
梶野さん
コメントありがとうございます!
収穫者の収穫方法は、基本的にはその花や実によってテンプレが存在する。
しかし現在は、収穫が全体的に遅れており、通常の収穫が難しくなってきている。
と、いった要素を入れつつ書きたいなと思っていました。
二つ名は、暗幕に対抗する手段としても、収穫方法の特徴としても付くもの。
ルドルフなら、手で向けない皮を剥ける……みたいな。
今回は氷が厚く張りすぎて困難で、周りの花からというイメージでしたが、プロット整理して要素を削ってみます。
暗幕については、ルドルフが強すぎたので、書き直す際に暗幕=脅威であるという点を上方修正します。
ベテランでも複数相手は無理とか、確かに弱すぎましたね。
編集済
後編⑴ 決意!への応援コメント
>アタシとおじいちゃんで暗幕カーテン達を見張るように指示した。
ん?
ルドルフとは和解したんですか?
ルドルフのスタンスがいまいちわからないです。
>ピッカこそ、頭には絆創膏貼れないからね」
これは前回にルドルフに振り回された時の怪我ですかね? どこをぶつけたとか描写がなかったので謎ですが。
>「母親のことがあっても、か?」
ここで母親の過去について触れた方が、話がわかりやすい氣がします。内容次第ではルドルフに共感できるかもですし。
>戦いに勝っていても、暗幕カーテンをやり過ごせても、結局は凍った花を咲かせる術がない。
そこが問題という話ではないような……いうて花を咲かせる方法は、一人前だから出来る技術ではなさそうですし。そもそもまず戦いに勝ててないんですから、まずはそこからな氣がします。
>「ボウズだって半人前だろう、収穫者でもない」
この台詞の意図がよくわかりません。
半人前同士が組んでるというだけでは。
>「なぜそうなる。収穫者がどんなもんかはもう知ってるんだろう? ナワバリを持たないことの意味も分かれ」
読者的にはどんなものか知らないですし、ピッカも解説してくれないので置いてけぼりです。
>アサの収穫が遅れている場所の収穫依頼や危険地帯を転々としたりする、フリーの収穫者だってこと。
これが答えのように書かれていますが、「ナワバリを持たないイミ」の具体的回答になっていないので、やはりよくわかりません。
>おじいちゃんは、そう言ってコブをさするアタシを見て、目尻にシワを浮かべて笑った。
底抜けにお人好しなピッカが、ルドルフを許してしまう展開は、このお話的にまあいいと思うんですが、なぜピッカたちを襲ったのかという部分は、どちらかの言葉ではっきり言語化しておいた方が、読者にわかりやすく親切だと思います。
私的には「多分ピッカのためなんだろうけど、ハウンドにも喧嘩売ってるしよくわからん」という感じですね。父と祖父、あと母親との関係や距離感が見えないので、どこまで本気なのか、何を考えてるのかが、いまいちぼんやりしてるんです。
あ、前回の応援コメントに追記してあります。
作者からの返信
梶野さん
返事が遅くなって申し訳ないです!
前回のコメント追記も拝読しました。
読了もありがとうございます。
通しで読ませていただいて、指摘を受けての問題は、
要素を絞れていない
キャラクター性の確立が弱い
やりたいことが渋滞している
ごちゃごちゃしてるなぁという反省が大きかったですね。
ルドルフをメインに据えるなら、ハウンドは最後にまた間に合わなくても成立させられるし、
のど越しといって貰えたことを鑑みても、
暗幕、ルドルフ、収穫
の要素で一つ。
ハウンド・母親とピッカの目的・収穫失敗
などの要素で一つ。
分けてしまって考え直したほうが、舞台や登場人物に合ってそうだなと感じました。
自分の作品ですが、書いてる間が思った以上に苦行で、やっと俯瞰してみれるなぁといったところです(^^;
編集済
中編⑶ 決着!への応援コメント
>決着の呼び声が微かに届いた。アタシはその聞き慣れた声のことをズーズーに耳打ちする。彼も頷いた。
決着の呼び声……なんだろう。父親の声が聞こえたとか?
それとも、なにかしらの能力? 予知的な。
>ベテランで実力があるのに、慢心まんしんも手加減もしないところだとアタシは思う。
ここを「のに」で繋ぐのは変です。
実力があることと慢心しないことは逆ではないので。
「実力があるのに慢心する」が正しい使い方かと。
なので、実力がある「うえ」とすべきです。
>でも豪腕は、手甲も使わず蹴りで弾いた。
ここは絶対ダメとは言いませんが、多少なり違和感。
鞭は当たれば巻き付くので、弾こうとしたらむしろ強く巻き付くはずです。まあ巻き付かないように弾くとかもできそうですが、描写が長くなりそうですし、私なら素直に足をひょいと上げて鞭を空振りさせると思います。
>ロープが掴まれ、上下に大きく振られ地面に叩きつけられる。
叩きつけられたのがリープかリッカか、主語が欲しいところ。
次の文章でわかりますが、先に絵を見せるべきです。
>まぁ頑張ったが、結果が伴わないなら収穫者ワーカーとしては失敗だ。
おま言う、ですねw
いや、このキャラの目的は腕試しなのかも?
>戻ってきた時に見えていた疲れも、息切れもない。
ここの前にも回復してきた描写がありますが、理由が謎です。
流れを見る限り、ガンガンに戦ってるはずなのに。
>自分では嫌いと言うけれど、安心できるパパの二つ名たる声が、その登場シーンを演出する。
これ、二つ名は「声」ということですかね?
そうなら「声」の部分に強調が必要ですね。読んでて?になりました。
>最初は誰か分かっていなかったみたいだけど
ここも、何故気付かなかったのかわかりません。
防寒具で顔を覆ってるとか?
>「あー、言ってないもんな。ピッカのじいちゃんだ。ママの方のな」
何かよほどの事情がない限り、教えてそうなもんですが。
同業者なんですし。
意外より疑問が先に立つ感じです。
>「ハハハ、まぁアイツの娘ですから。親父殿がアイツを育てたんでしょうに。血筋なんじゃないですか? ピッカ、うるさい。ちょっと黙ってろ」
どうもハウンドの性格が掴めません。
ズーズーに止められてるピッカに過剰に強く当たってる感じがして、好感を感じられないです。そういう狙いならよいのですが。
>アタシの前ではいつもピッカのお父さんなのに
やりたいことはわかりますが、「ピッカのお父さん」は普通の言い回しな気がします。この手の「お父さんと呼ばれる筋合いはない」的なネタは、ただ「お父さん」と呼ぶときに成立するものなので。
>貼ってくれた絆創膏をはがしながら
ここは何故、絆創膏を剥がしてるんですかね。
さっき貼ったところなのに。
>「イタイ! ナニコレ!?」
ここも意味が分かりません。
絆創膏を張る前から痛かったのでしょうし、原因は明らかです。
「ナニコレ」は何を指してるんでしょう?
>半人前の収穫者ガキに現実ってもんを教えるのが、先輩の役目だろう
ここも、作者のやりたいことはわかるんですが、一連の流れでは主張に無理が感じられます。
例えば、収穫するのに暗幕がどうしても邪魔で、現実的に暗幕を排除しようとするルドルフと、困難でも暗幕を傷つけたくないピッカたち、という構図ならわかるんです。
でも、実際には暗幕が弱すぎて、現実を教える必要がそもそもありません。
この展開に持ち込むなら、暗幕の脅威をもっと盛るべきです。
それこそ、ルドルフの協力がないと倒せないくらいに。
その状況で「ルドルフに協力してもらうため」にピッカたちが剛腕に挑む、という流れなら、主張にも筋が通ったはずです。
>「半人前の収穫者ガキに現実ってもんを教えるのが、先輩の役目だろう暴言? 良かったなぁ? お前はガキどものピンチを救うヒーローだぞ!」
なんかもう、言ってることが無茶苦茶です。
あえて悪役を買って出てるとも言えますが、父親の方にケンカを売る理由が見えないので、理解不能です。
この性格の悪さ故に、血縁であることを言ってなかった、とかならわからなくもないレベルですが、その割にあっさりとバラしてたし。うーん、どちらにもまるで共感できません。
>「子どもがもうピンチになってんのに、胸張る親バカが居るわけないだろうが!」
ここも正直、響きません。
ピッカたちのピンチはルドルフと戦ってたことを指すのでしょうが、まずこれが本気で戦ってるのか、現実を教えるための「教育」なのかで、意味合いが違ってきます。父親がそこを理解してるのかどうかによっても。読んでいて、そこが見えてこないんです。
ハウンドの対応も短気な不良みたいですし、どっちも大人げないなあ、という印象しか持てません。子供のピンチって、前回から子供二人に収穫任せてるような状態ですし、父親はもっと適当な感じのキャラだと思っていたので、悪い方向に予想外な感じ。
ピッカは感動してますが、むしろ似た者同士の親子(義理)という感じで、共感できませんでした。
追記:
お答えできそうなとこだけ、詳細を。
>同業が商売敵であるのか、仲間であるのかの線引きが自分の中で甘かったので、アクションの比重がルドルフ1強の構図で進んでしまったなぁというのが反省ですね。
いや、正直ここはそんなに違和感感じてませんでした。
暗幕救済派のピッカと全滅派のルドルフという対立理由は、別に間違ってもいないんです。なので一話目では突っ込んでません。
引っ掛かったのは、ルドルフがこの状態で「現実を教える」と言ったところです。
たとえばもしルドルフの発言の意図が、「今回の暗幕は弱いが、本当に強い暗幕が出た場合は甘い考えを持っていたら死ぬ。だから今のうちに教えておく」とかだったり、それを察せられるような雰囲気であれば、全然ありだと思うわけです。
>共感いただけなかったセリフを吐かせたかったためあそこでの登場となりました。
ここも、台詞自体は熱くていいんです。
ただ、義理の父に対しての態度とかから、二人がどういう関係なのか全然見えてこないので、ルドルフが何を考えて動いていて(意図を隠してるのはわかります)、それをハウンドがどこまで察していて、どういう意味合いでこういう態度に出てるのか、皆目掴めないのが、共感できない理由です。そこら辺ちゃんと提示されていれば、絶賛ルートもあり得ると思いますね。
ルドルフが好戦的だけど実は思慮深かったり、実はピッカたちのためにバトルを仕掛けてたり、とかの展開なら全然ありです。
でも逆にそうなると、ハウンドは好戦的という部分でキャラ被ってる上に何考えてるのかよくわからん、という、ダウングレード感が漂います。
私はハウンド登場前まで、ルドルフがピッカたちにケンカを売ったのはハウンドへの恨みとかで、義理の親子とわかった時でも、娘を連れて行ったにくい男とか、そういう私怨系なのかな、と思ってました。それにしても孫のピッカに愛情湧かないの?とかは謎でしたが。
個人的にはハウンドには飄々としたおっさんで、ルドルフに挑まれても口先でいなしてしまうような大人の父親像がいいかなーと思いましたかね。そういう父親なら、最後の台詞も響いた気がします。まあ「暴言」の二つ名から遠ざかりますけど。
前作も今回も独断専行なシチュだったので、父親は容認してるか放任タイプなのかなと思ってましたね。まあピッカとズーズーで収穫できてるし、そこはそんな不思議じゃありません。今回もルドルフにケンカ売られなければ問題なかったわけで。
ピッカも負傷は滑り落ちた際のもので、特にルドルフに怪我させられてませんから、「そこまで責任感じなくとも」って感じです。このくらいの怪我、ワーカーなら普通じゃないのかなーと。
>性格は……アパッチの雄叫びが使えるクレヨンしんちゃんのひろし……?
ひろしは好きですが、ケンカ買っちゃいけないでしょw
>マンガなどの視覚的な伏線と、文章での書かない伏線は捉え方が違うことを認識して、親切にしないといけなかったかなぁと。
ここもちょっと認識が異なります。
「実は祖父だった」とバラす意味が、あの場面にないのが問題なんです。バラしたことでルドルフが止まったり、「実はこういう意図で戦ってたんですよね。祖父だから」とか、そういう説明がなく、ただ「祖父だよ」って出されただけなので、「なんで言ってないねん」となるんです。
別に「何故言ってなかったのか」は、後で説明でもいいと思います。
でも、真実を告げる必要のない場面でさらっと言えるような話に見えるから、「何故言ってなかったの?」と読者に疑問を感じさせてしまう。
ここら辺は「なぜ教えてくれなかったの」「いろいろ理由があるんだよ」程度のやりとりを付け加えれば、疑問自体は解決しますが、それ以上に「言う必要のある場面」に直す必要があると思います。
>ピッカの手のケガは、皮がズルズルで血が……という感じがマイルドに伝わるように再考。
いや、手の怪我が痛いのはわかります。
でも、絆創膏を張る前から痛かったですよね?
ピッカが何故、理由がわかってる痛みに「ナニコレ?」と思ったかがわからない、ということです。
ここで何故、ズーズーが絆創膏をはがしたのかも含めて、作者の意図が読めないのです。
>鞭は巻き付くイメージ、やっぱり一般的にはそうなのですよね。
>自分は鞭って、当たった場所は爆ぜるイメージなのですよね、けっこう刷り込みで。
いや、本物の鞭は巻きつかないです。あれはインディージョーンズのファンタジー。爆ぜるように打つ、つくもさんのイメージが正解です。
ただ、まあこの話はファンタジーなので、鞭を巻き付くと言われればそれくらいはアリだと思いますし、この場面では、「巻き付けば時間くらいは稼げるはず。」と言ってるので、巻き付けようとしてたんでしょう、ピッカは。
で、巻き付けようとする鞭には、当たった時点で巻き付くわけで。
なので、「蹴りで弾く」と言われたら、「蹴り足に巻き付かないの?」と疑問に思ったわけです。絵面的に。振り回される鎖を剣で弾いても、鎖に絡め取られるみたいな感じですね。
いや、まあ感想に時間はかかってますが、得意分野ですし楽しく書いていますよw
ルドルフやハウンドの性格については、先を読めば意見変わるかもですが、まあ現時点の感想ということで。ぼちぼち続けていきます。
作者からの返信
梶野さん
コメントありがとうございます!
一個一個というよりは、今回の意見を拝見して、自分の中でこのハーヴェスト2を書いてきた中で大きく悩んで変更した2点が思い切り突っ込まれているなというのがありました。
1つは、ルドルフ。
肉親はけっこう書き進めてから変更した後付けで、感想を読む限りかなり無理がきているなという印象です。
書いてるときはかなり難産で、正直よく分かってなかったんですよね(汗)
まぁでも、ハウンドより好きなので整合性を保つなら、暗幕が弱すぎるの所を中心に展開を修正していくように考えれば、今なら書けそうかもです。
同業が商売敵であるのか、仲間であるのかの線引きが自分の中で甘かったので、アクションの比重がルドルフ1強の構図で進んでしまったなぁというのが反省ですね。
2つめはハウンド。
もともと前作の腰痛を引きずってたので登場が遅くなってるのですが、共感いただけなかったセリフを吐かせたかったためあそこでの登場となりました。
ちなみに独断専行はピッカたちだから、お説教は必須なのですが……。
ルドルフと既知の設定にするなら、あそこの戦いが終わった後に遅れてやってくる3枚目キャラってのが自分の修正イメージには近いかもです。
性格は……アパッチの雄叫びが使えるクレヨンしんちゃんのひろし……?
総じて書き始める前のメインの部分が練り込みが足りなかったですね。
ピッカがルドルフのこと面識も親族という知識もなかったこと自体は、追々で良いかなと流したので、マンガなどの視覚的な伏線と、文章での書かない伏線は捉え方が違うことを認識して、親切にしないといけなかったかなぁと。
ピッカの手のケガは、皮がズルズルで血が……という感じがマイルドに伝わるように再考。
鞭は巻き付くイメージ、やっぱり一般的にはそうなのですよね。
自分は鞭って、当たった場所は爆ぜるイメージなのですよね、けっこう刷り込みで。
苦行かも知れませんが、お付き合いいただきありがとうございます(>_<)
中編⑵ 激突!への応援コメント
>パパが二つ名持ちは、パパ以外は見れば特徴で分かると言っていた。
「パパ以外は見れば分かる(パパには分からない)」とも取れるので、並べ方を変えた方が誤読を防げるかと。
「パパ以外の二つ名持ちは、見れば特徴で分かるとパパが言っていた。」
みたいな。
>アタシのパパだってもちろんあるわ。
この説明は「パパ以外は」の文の前に持って来るべきです。
パパが二つ名持ちであることが、前文で出てしまっています。
>嵐脚や千里眼の方がカッコイイだろ?
千里眼はともかく、嵐脚とは……?
後の伏線ですかね。登場が楽しみ。
>張りのある声から感じたよりも、オジサンと言うよりおじいちゃん。
「より」が続いていて、ちょっと気になります。
「張りのある声だけど」で十分かと。
>でもがっしりとした体形で、筋肉はモリモリ。
背の高さが知りたいところですね。
脳内イメージだとドワーフなんですが。
>ルドルフが一瞬動揺したような表情をした気がした。
思うところがあるとは思いますが、ファーストインプレッションで情報を出し過ぎだと思います。
ここは「動揺」と書かずもうちょい曖昧にして、後の場面で改めて「動揺」だとわかる方が印象強くなるはず。
>アタシの名前を知って、ルドルフはおかしそうに笑っている。
父親を知ってそう。
>「サードアーム!」
ここの前で文章が区切られていますが、場面は繋がっているので切らなくていいと思います。通しで読んだ方が、凍り付くピッカに対し、ズーズーが割って入った感がより感じられる気がしますし。
>けど、そのアームは気づいた豪腕に弾かれた。
ここはもうちょっと迫力なり緊迫感が欲しいところ。
>「ピッカ、相手がスゴイ収穫者でも、君が止まっちゃダメだ」
ルドルフが暗幕に向かってる場面で手当てしてる余裕あるかなとは思いますが、この台詞はかっこいいですね。ズーズーが言うところが、さらによいです。
>「ボク達、何しに来たんだっけ? 戦いに来たんだっけ? 助けに来たんだっけ? ボク怖くて忘れちゃったよ」
ですが、この台詞に繋げるのは無理があります。
多分、後に出てくるピッカの決め台詞のために出したものだと思われますが、ズーズーの台詞として繋がって見えません。
ここで両方を繋げる台詞を考えるとするなら、
「でもピッカが止まらなくても、ルドルフは止められないよ」
「ねえピッカ、どうしよう。どうしたらいい?」
辺りではないでしょうか。これなら、
>「アタシ達は、朝を咲かせに来たのよ!」
にきっちり繋がりますし。
この台詞もとてもいいですね。王道少年漫画ぽくて好みです。
>「いつも弱気でいたら、ズーズーがアタシの分も頑張ってくれるの?!」
この台詞は回りくどくてイマイチ。
>それだけ伝えてアタシは速度を上げて隻腕の群れに駆ける。
ここの距離感が適当過ぎて、状況がよくわかりません。
隻腕はルドルフに吹っ飛ばされて、そこそこ遠い位置と考えます。
それを追うルドルフは、一足飛びの動きを見るに足は速いようなので、ピッカの手当てをして、二人が相談してる間にかなり進んでいるかと。
ピッカは足が速いので、そのルドルフに追いつくのはわかります。
ですが、ルドルフから隻腕までさらに距離があったり、あきらか足が遅そうなズーズーに、かなり進んだ先のルドルフを任せたりするのは理解不能です。ズーズーが間に合うとは思えません。
これを解決するには、「ルドルフがゆっくり進んでいる」必要があるかと。
とにかくルドルフが本気で突っ走ったらシチュが破綻するので、「ゆっくり向かってる」ことを描写すればよいかと思います。何かしら理由は考えないとですが。
>拮抗して状態が崩れて
拮抗「した」
>切り離したアームの一本を空中で掴み、ぎゅっと足に力を入れて、跳ぶように彼はルドルフとの距離を詰めた。速い!
ここのバトルシーン。
ハンマー投げのようにルドルフを投げ飛ばすのが目的なら、切り離したアームをつかんでチェーンを引っ張り、姿勢を崩した隙を突いて、振り回してから投げた方がシンプルでわかりやすいかと。
これならリュックを外したり、急接近しなくて済みます。
>「なっお前、この馬鹿力がぁーーー!」
この台詞は、投げられた直後に入れた方がよいです。
>ポカンとなりそうになりながらも
ちょっと長い気が。
「ポカンとしかけながら」とか。
>「テイルドライバー!」
ああ、このためにリュックを下ろしたんですね。
まあでも、降ろすのはルドルフ投げた後でもできますか。
>間一髪で飛び越える。穴というよりは溝。
何が起こったのかイマイチ読み取れませんでしたが、多分地割れなんでしょうねこれ。穴が向かってくる描写が欲しいところ。
>肩で息をしながら、ソイツは再び現れた。
誰かわかり切ってるので、「剛腕」とかでいいと思います。
アクション描写は、まだ改善の余地が多いと見ます。
でもそこがテンポよく書けたら、この物語はもっと魅力的になると思いますね。
作者からの返信
梶野さん
コメントありがとうございます!
そして返信が遅くなり申し訳ないです。
パパの二つ名の話。
ここ言われるまで意識してなかったですね、誤読と言われればそうかもです。
その次の指摘と合わせてまとめて改稿します。
ルドルフのサイズ感の話は、前話のくだりで等身のイメージを決めかねていて、ふわっとしてます。
身長としては、2人よりは高い。
暗幕はもっと高い。
アドバイス回収したら練り直しをかけようと思ってます。
距離の件は、ファンタジーって主役の会話中時の進みがゆっくり(笑)
は、さすがにリアリティに欠けるので、ゆっくり進むように調整ですね。
会話の中身に関しては、アドバイスをもらいつつ、2人の関係が分かりやすいように検討します。
アクションは本来もっと短くしたかったのですよね。
現在書いてない先のことを踏まえて、梶野さんの意見を読むと、肉付けをしっかりさせたほうが良いなと思いました。
が、アクション慣れなくて苦手です(苦笑)
次の週末はゆっくり時間があるかもだから、その時にコメント読み返しますね(^^)
とりあえず放置が落ち着かないから簡単にごめんなさい。
中編⑴ 急降下!への応援コメント
ああ、パソコンないんですね。
返信急がなくて構いませんので、都合よいときにしてください。
>暗闇には巨大なつぼみからぼんやりと染み出してくる光と、腰に下げたランタンの明かりだけ。
「ランタンはズーズーに預けて、ヘッドライト使用」だったはずでは。
>最後の五階の穴の下には、あるはずのハシゴがなかった。
ここは初見、よくわかりませんでした。
上に登るためのハシゴが、なぜ穴の下にあるのか。花に近づくのに、そこだけ下にいかないといけない?
……と思って読み返したら、まだ四階にいるんですね。なら、「上を見上げると」など、位置関係を書いた方が伝わりやすいかと。
>アタシが腕を回せる太さでは到底ないから、
つまり、大樹くらい太いということですかね?
女の子とは言え、電柱くらいなら回るでしょうし。
ちょっと太すぎるような……足場のサイズが脳内でバズってくる感じです。普通のポールくらいでよかった気が。
>最後の足場と目線が揃って、アタシは背負い投げるようにロープを投げた。
実質2階分の落下なら、まあギリギリアリですかね?
それにまあ、ファンタジーだしw
私ならロープをゴム的な素材にしておいて、説得力強化しそう。
>丸まってたら掴む時に危なかったなら、
危なかった「から」
>野太いかけ声が隻腕の山から聞こえ、群がっていた隻腕がまるで風の日の洗濯物みたいに飛び、暗幕カーテンではない人影が現れる。
ここは二文に切った方が読みやすく効果的です。
野太いかけ声が隻腕の山から聞こえた。群がっていた隻腕がまるで風の日の洗濯物みたいに飛び、暗幕ではない人影が現れる。
みたいに。
>カブトガニのような手甲
えらくマニアックな生物がw
形はわかりやすくていいんですが、ファンタジーの表現としては、この世界カブトガニいるんだ?的な疑問がちょっと浮かびます。アレ、生息地が限られたアジア限定なんで。
まあ「いる」と言われたらそれまでなので、そこまで目くじら立てませんけど。
>こちらにはまだ気づいていないのか、ぼやく。
ぼやくのが聞こえる距離ですし、ズーズーは叫んでたし、気づいてないってことはないでしょうね。まあピッカの主観ですけど。
強引に引き返したり、新キャラが暴れたり、アクション味多くてよいと思います。あとはわかりやすく書いていただければ。
作者からの返信
梶野さん
コメントありがとうございます!
ランタンとヘッドライトの矛盾は、こちらの整理ミスですね。先々まだあるかも(・_・;
五階にまだ行ってない、上を見上げるとの話。
当時は上を使った表現が多すぎかなとか思ってたのか、思いつかなかったのか。読み返してみます(汗)
太さの話。
この問題の根本は、自分がピッカの等身を決めかねていることに起因しているかもです。
到底腕が回らないサイズ感にしたかったのですが、足場には太いですね。一旦スルーでお願いします(^^;
ロープのくだり。
鞭のカスタマイズ品だから、ロープには少し短いイメージで書いたつもりでした。
だから2階の高さでも地上に落下はしないだろうと。動き優先で深く考えてないとこでしたね。
二文のくだり。
そっちの方が良いですね!
前の誤字の指摘も感謝です。
ありがとうございます(>_<)
カブトガニ
あの形好きなんですよね、引っかかる方が居るのなら、先々他にも現実の物を出して、整合性を取る方向を検討します。
ぼやく。
叫んでたくだりを無視してますね、ちと考えます。
苛立たしげな方向に修正かなと。
返事もお気遣いありがとうございます。
誤字は今日中にはしときますー(^^;
ありがたいやら申し訳ないやらですね。
編集済
前編 到着!への応援コメント
>そんな花の茎の周りに、五階建ての、ドーナツを半分に切ったような形の網状あみじょうの足場があった。足場の角の四か所に一本ずつ、どうやって立てたのか不思議な太くて長いポールが足場を支えている。
ここ、全然形が伝わってきません。
まず、花の茎の長さの説明がほしいです。
崖の上に咲いてるとかかと思っていましたが、「茎の周りに」ということは向日葵のようにすごく長い茎が地面から伸びてるということですかね?
足場も、ドーナツ半分(半円てことですよね?)が、どこにどう設置されて5階建てになってるか想像できませんし、「足場の角の四か所」が、半円ドーナツのどこになるのか全くわかりません。ドーナツに角ってあるんです?
半分に切った部分の角だと、一直線上なので支えにならないですし。
そもそも「足場」とあるだけだと、それが足がかり的なサイズなのか、ベランダ的なものなのかも想像がつきません。花と足場、あとハシゴの大きさと構造の簡易な説明が必要です。
>カーテンの特徴なんかを書き記してある。確かこのノートに書いた中に、片腕だけの暗幕のこともあったハズ。
ここ、「カーテン」表記と「暗幕」表記が混在してます。
>隻腕暗幕
この設定はなかなか深い意味が込められてそうですね。片親の手は片方しかなくて、育児に全てを注げない的な。いいと思いますよ。
作者からの返信
梶野さん
ありがたい!
けど、すみません。ちょっとパソコン環境が手元になく、スマホでは梶野さん系のコメントにしっかり返信できないのです(・・;)
花と足場、書いてる時苦しんでましたが、しばらく経ってコメントいただけたいまならイメージ自体は俯瞰できたかも知れません。
花は、木と見紛うほどの高さの花。
とりあえずでっかくて茎が太いくらいしか考えてなくて、足らんですな。
足場は半ドーナツ型の鉄筋足場で、茎を傷つけないために打ち込みがない建築足場のような、でもファンタジーだし銀ラックくらいのちゃちでスカスカな見た目をイメージしてました。
階段式ではなく、梯子式の。
それなら簡易でも風が通り過ぎてくれるだろうくらいな。
こうして書くと、全然描写足りない上に、もっとストレートに書いて良かったのかなとも思いますね。
一人称口語体だから、ピッカがどの程度物を知っているのかという部分もありますが、収穫者見習いで基礎の知識不足は無いと考えても良いのかとも思いました。
カーテンが混ざってた件は誤表記です。
ありがとうございます!
隻腕暗幕は、言われる通りですね。
先々続きを書くなら、前述の足長なんかにも理由は考えてあります。
ルビが思いつけばです(笑)
直しは後日。
ありがとうございます(>_<)!
前夜 ズーズーのノートへの応援コメント
遅くなりましたが、読みに来ました。
>家々の灯りも、暖炉の火を頼りにしていると言っていて、
灯りと書くと照明についてのようですが、この場合、問題は暖房ですよね?
>……眠かったのかな? このままお父さんには言えないから、
ここはよくわかりませんでした。
ピッカが眠かったということかと思いましたが、「元気」と書いてあるし。ポケットだと意味がよくわかりませんし。何かの伏線?
>‟豪腕”のルドルフ
ここの強調点は多すぎます。‟”には点は不要かと。
>やらなくて良いって言ったのにはと思うけど、
「は」は余計です。
>ポケットに対するハグの話が書いてあった。
「覗く趣味はない」って言ったのに!w
>ずっと見ていられるけど、目覚ましは元気じゃないとね!
この表現は、キャラにも合っていていい感じ。
>アタシは彼に掛けたブランケットを勢い良く剥ぎ、
「今かけたブランケット、もう剥ぐんかーい!」となりました。ブランケットの描写はなくして、別にした方が自然かも。
作者からの返信
梶野さん
わぁ!
コメントありがとうございます(^^)
助かります(笑)
この先作者の苦悩が滲み出ているから、そちらの消耗が心配にもなりますね^^;
それはさておき、こちら近況の未完放置の一つになっていて、自分でも気になる点が多いから現在書いている分が終わったら下げようかなと思っておりました。
読んでいただけるなら、図々しくもコメントいただいて、保存してからにしようかなと思ってしまいますね(苦笑)
少しでも楽しんでいただけたら幸いです(^^)
後編⑸ 朝食!への応援コメント
ピッカはズーズーに食べさせて欲しかったのかな?
ズーズーは鈍そうですもんね。
本編はこれで終了とのことで、お疲れさまでした。
ピッカとズーズーの物語はまだまだ続きそうですね!
不思議な世界の冒険を楽しませていただき、ありがとうございました。
(^^)/
作者からの返信
陽咲乃さん
読んでいただきありがとうございます(^^)
そうですね。あーん、書きませんでした(笑)まだ子どもだからと誤魔化しときます(^^;)
一応の本編はこれで終了となります。
続きは、そのうち(汗)
勢いで書き始め、かなり難産で、読みにくい文の流れも多かった拙作でしたが、読んでくださりよくコメントまでいただき、支えられました。
本当にありがとうございました(>_<)!
前夜 ズーズーのノートへの応援コメント
ズーズーの大きな手の温もりに、全話での目線と鼻高さのことといい。
ピッカちゃん、きゅんなの?( ´ ▽ ` )?
作者からの返信
蜂蜜ひみつさん
読んでくださりコメントまでありがとうございます(^^)
特別には感じているけど、子どもゆえに一歩手前ってとこですかね(笑)
好きだけど中身はよく分かってないかもです(^^;
中編⑶ 決着!への応援コメント
どこか懐かしい動物キャラが活躍する楽しい作品ですね。
一作目から拝見させて頂きました。ピッカとズーズーの二人がとても仲良く冒険する様子が描かれていますね。
動物キャラではありますが、人と同じ用に道具を用いる。
「ズーズー、あれ出して」
のピッカの呼びかけに、何を出すべきか分かってしまうのが、凄い。ツーカーの仲というのは、こいうのですね。
でも流石に暗闇に追われて危機的な状況では、あれじゃ分からないとうのも分かります。
ピッカとズーズーは、ユーモラスなキャラクターでありながら、心温まる友情を築いているように感じられます。
暗闇に果敢に立ち向かい、ピッカとズーズーが一緒に困難を乗り越えたりしている姿は、まさに冒険活劇ですね。
子供の頃に戻ったようなノスタルジックな感覚。
大人になった今でも心の中に眠っていた思い出や感情を喚起させ、心地よいほっこり感を与えさせてくださいました。
作者からの返信
kouさん
丁寧に読んでいただき、コメントまでありがとうございます!
あ、動物キャラクターに見えましたか(^^)
自分はガンバの大冒険や、宮崎駿監督の名探偵ホームズなどが好きで、そう見えた方もいるのは嬉しい限りです。
読者の皆さま任せで、明言はしていないので尻尾は生えませんが(笑)
わいわい騒がしい掛け合いと考え描いているので、活劇の字を見てホッとしています(^^)
もう少し続きますが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
後編⑸ 朝食!への応援コメント
>「外の? あぁ、花を驚かせてしまいましたか。ここは『花の街』ですからね。花粉やニオイを吸収する素材が、街の外壁や家にも使われているんです。何よりも入り口に森に向けて風車が回っていて、ニオイの侵入を防いでくれてます」
ファンタジーとはいえ、流石に首をひねる設定。
花の街なら消臭を考えますかね。トイレの街ならわかりますが、現実でも類似の話を聞いたことありません。
風車の話はもっと無理矢理感。
そもそも風車は風を受けて回るもので、風を起こすものではありません。まあファンタジーなので、風を作れると言われたらそうですが、ご都合主義が見えると萎えてしまうのもファンタジーなので。
あと看板はともかく、風車は最初の街のシーンで描写きておいてもいいですね。それを利用して、ハウンドなりルドルフが匂いを吹飛ばす、という展開なら満足するんですが。
>沢山あると言った沢山の量が本当に山のようで、
謎の構文のようです。
一瞬コピペミスかと思いました。
>街のにとって朝がどれだけ待望だったのか
街の「人」にとって
>「ふふ、言わせちゃうのがピッカだね」
ここら辺の話は、意外性はないですが、らしくてよいと思います。
>外の様子を見にっている。
見に「行」っている。
>もちろんマスクをつけて。
最初からマスクをつけていればよかったんじゃあ……
>なんだが言いかけて
なんだ「か」
>まだあんまり食べれらてなかったんだね。
「食べられて」
>「……サッスガズーズー、アリガトウゴザイマス」
ピッカの企みとか、別に嫌いな展開ではないのですが、ちょっと唐突に感じますかね。ズーズーがいいとこ見せたとか、こう、気持ちが盛り上がる流れで動くなら自然なんですが。
>リュックという訂正に彼は満足そうだ。
リュックネタ、流石にちと多い気がします。
多少間引くか、いじり方を一工夫すべきかと。
>「クハ、ピッカにワシを怒らせないように言っとけ」
中盤できちんとルドルフと和解できてるなら、この展開で問題ないです。
>咲かせ方は自体は失敗だったのに、
「咲かせ方自体は」
>絆創膏を貼ってくれた時と同じ表情。
何を言ったんだっけ、と読み返して来ましたが、なるほど。いいシーンですが、私みたく忘れてる読者もいそうなので、「君が止まっちゃダメだ」的な台詞はピッカに言わせてもいいかもですね。
あ、ここで合ってました? 貼り直したシーン?
読了。
感想は長々と書いてきたので、総評は手短に。
一番問題なのは、やはりルドルフとハウンドの中途半端な描かれ方ですね。
ルドルフとの対決と和解を中心に据えるなら、ハウンドはもっと抑えた描き方をする方がよいと思います。ハウンド登場のせいでルドルフの話が宙ぶらりんになり、何も解決しないなし崩しのまま、後半戦に入るので。ピッカはいいかもしれませんが、読者は納得できませんw
すでにおわかりだと思いますが、ルドルフのキャラやスタンスを煮詰めないまま話を転がした結果の事故、という感じですので、そこさえ直せば事故案件ではなくなるはず。
あと、私はこの物語は気楽に読める冒険譚という感じに捉えているので、難しい展開や性格、複雑すぎるバトルは避けた方が正解だと思いました。シンプル・イズ・ベスト。ルドルフもハウンドも、もっとわかりやすい性格でいいと思います。ギャグテイストの合間に、プロのワーカーのシリアスも見られればなおよしですが。
以上、長々と書かせていただきましたが、いい場面もたくさんありましたよ。ただ、やはり並べ方が悪かったり、説明が足りていなくて飲み込みづらい印象が最後まで残ったので、手を加えるならそこを意識していただければ。今作はのどごしの良さが命だと思うので。
作者からの返信
梶野さん
各話のコメント、読了、本当にありがとうございました。
コメントは有難く読ませていただきました。
書き直すこと前提で返信しているので、簡単なものになってしまい申し訳ないです。
物語の目的があくまでも二人の収穫なので、登場人物のタイミングをずらして要素を減らしたり、子どもだからこそ簡単な理屈にしたりと、その辺を再考して、書き直す予定です。
書いてる間、すっごい難しかったのですよね(苦笑)
自分自身でもシンプルで分かりやすくなるように、まずは意識してみようと思います。
改めて、ありがとうございました!