概要
顔がなくても我が子は愛おしいものだ。
大正初期の日本のとある村に住む鱒弥は雲雀という同じ15歳の許婚と共に暮らす。二人の間に子どもを授かるものの、産まれてくる子たちには顔がない。生と死を繰り返しても夫婦は顔のある子が授かるように願う日々。当てのない現状をどう受け止めればいいか、村人たちも悩み出す。歳月が過ぎたある日雲雀は鱒弥にある事を打ち明けるが──。
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