息が苦しくなるようなデスゲーム。書籍化、お願いします!!
- ★★★ Excellent!!!
デスゲーム。それは殺し合い。けれど、このデスゲームはひと味違う。自分達で殺し合うのではないのだ。
これは、様々な理由で死を選んだ人たち『死の値段を問われる』物語なのである。
特筆すべきは、それぞれに死への理由がきちんとあり、それをエンターテイメントにされるところ。今起きている社会的な問題や世の中の風潮など様々な要素が取り入れられている。
正直に言おう。読むとズシッと来る。かなりくる。死にたいと思う理由がそれぞれにリアルなのだ。あぁ、きっとこういう人もいるだろうな。そう思える。
そして一番ずしっと来たのは、人間の仄暗さ。特にスタッフの人は恐ろしい。けれど、人間ってそういうところあるよね、と思ってしまうのだ。
連載中なので、この物語の結末を追っていきたい。書籍化、実写映画化をして欲しいです。おすすめです!