概要
幸福と不幸は等価値……。東南アジア風のダーク・ファンタジー。
「妖精を瓶から逃がしてはいけないよ」
幸福と不幸は等価値である……。
裏市場に辿り着くと様々なものが売っている。
それは人間の身体の一部だったり、瓶の破片だったり、使い古した豆電球だったり、食べ残しの残飯だったりした。
少年は盲目の老人から、小瓶に入った小鬼を買った。
幸福と不幸は等価値である……。
裏市場に辿り着くと様々なものが売っている。
それは人間の身体の一部だったり、瓶の破片だったり、使い古した豆電球だったり、食べ残しの残飯だったりした。
少年は盲目の老人から、小瓶に入った小鬼を買った。