05_茨の城

 カカノ村にたどり着いた上野たちは地面から現れた茨が人々を光景を目にする。人々は、茨から逃げ惑い、悲鳴を上げている。すでに、茨の棘に刺さり眠りについてしまった人々もいた。


「茨が人を襲ってる……。許せない、茨の女王!」


 レオは、悲惨ひさんな状況に怒りがこみ上げる。村で生まれ育ち、両親も茨の呪いで眠らされてしまったレオにとっては、とても辛い光景だった。


「ものすごい茨の数だ。全員は救えない。早く、行こうぜ。例の茨の城に、通じる道へ」


 怒り狂うレオに対して、プクロウは、落ち着いていた。


「しかし……」


「茨の女王を倒せば、茨の呪いは解ける。眠りから覚めるはずよ。辛いかもしれないけれど、今はいち早く茨の女王を倒しに行きましょう」


 上野は、なんとかレオを落ち着かせる。


「……そうだな。確かに今、最優先にやるべきことは、女王を倒すことだ。行こう。俺たちで女王を倒し、人々を、救おう」


 上野の言葉で、レオは、冷静さを取り戻し茨の城へ行く覚悟を決める。


 上野たちは洞窟を進み、茨で塞がれたところに来た。


 この先に、茨の城がある。


「やっぱり、茨で塞がれて通れないな」


 プクロウは、行く手を塞ぐ茨を見ながら言った。


「あかり、君の魔法なら、茨を消滅させられるか?」

 

「ええ、できると思う。解呪の魔法を使う。見てて」


 ロケト。


 上野は、魔法の杖を茨に向け呪文を唱える。すると、茨はあっという間に枯れ果てて消滅する。


 消えた。


 これで、進める。


 あれっ!?


 上野は安心した途端、一瞬、意識が朦朧もうろうとして体の力が抜けた。そのまま、地面に倒れ込む前に、レオが彼女の身体を支える。


「大丈夫か?あかり」


 レオは、心配して彼女に話しかける。


「ええ。久しぶりに魔法を使ったから負担が大きいみたい」


 上野は、レオに支えられながら、答えた。


「異世界にいる間は、魔法を使ってなかっただもんな。100年くらい使ってなかったら、そうなるぜ」


 プクロウは、上野の状況を見て言った。


「一人で立って歩けそうか?」


 レオは、上野の身を案じ、尋ねる。

 

「今は、全然、大丈夫。魔法を使った直後は、反動で身体の力が抜けちゃったみたい。心配しなくても大丈夫か」


「あのさ、あかり……」


 レオは、勇気を振り絞って自分の気持ちを伝えようとする。


「何?」


「もしかしたら、俺たちは、茨の女王に敗れるかもしれない。だから、今、伝えたいことがあるんだ」


 レオは、真剣な表情を浮かべ上野を見つめていた。プクロウは空気を読んで、二人から、距離をとる。


「伝えたいことって?今?」


「ああ。俺は……君をひと目見た時から、ずっと君のことが、好きなんだ」


「……」


 思わぬレオの告白に、上野は言葉が出なかった。


 私は、レオのことをどう思ってるんだろう。


 自分でもよくわからない。


 そこにいるのが当然で、あまり意識はして来なかった。


 でも、レオは、ずっと私のことを意識してくれてたんだ。


「だから、もし茨の女王を倒したなら、俺と……」


 レオが、言おうとしたところを上野が慌てて口を塞ぐ。


「待って。その先は言わないで。茨の女王を倒した後に、聞かせて」


「あかり……うん、分かったよ」


「たく、二人の会話は終わったか。そろそろ、行こうぜ。茨の女王がいる城へよ」


 二人の様子を見ていたプクロウが、区切れのいいところで、話しかける。


「ああ」

「うん」


 上野とレオは一緒にプクロウに対して一言そう答えた。


 洞窟を抜けると、天高くそびえる城があった。城は、茨に包まれ禍々しい雰囲気を漂わせている。城の上空には、黒雲が浮かび陽の光を閉ざしている。


 城の最上階から、美和の存在を感じる。


 上野は、城の最上階を見た。


 今すぐ、助けに行くからね。少しの間、待っててね。


 城の扉は、茨で守られていたが、上野は解呪の魔法を使い、茨を消滅させた。


 キィー。


 茨を消滅させると早速、上野たちは城の扉を開けて中に入った。


 入ると同時に、壁の松明が一斉に火を灯し闇を照らす。


「何があるか分からない。慎重に進もう」


 レオは、城の様子を眺めて、警戒心を高める。


「ええ、罠があるかも」


「大丈夫だって?まあ、流石に序盤に罠があったりはしないでしょ」


 プクロウは、調子に乗って先に前に進み始める。


 ガタッ。


「えっ!?」


 プクロウは、胴体から生やした下半身に何かが突き刺さるのを感じた。確認してみると、横から槍が勢いよく飛び出し、プクロウの下半身を貫いていた。どうやら、トラップのトリガーをプクロウが踏んだようだった。


 プクロウは、胴体の部分が傷つけられなければ平気だった。下半身は傷つけられてもすぐに再生させられた。


「ふん、俺じゃなきゃ、やられてたね」


 プクロウは、自慢げに言った。


「よし。プクロウで罠を発動させながら進んで行こう」


 レオは、淡々と恐ろしいことを言う。


「おいー!俺を盾にするな!」


「冗談だよ」


「はは、そうだよな」


「罠はあることは分かったし。今度は罠に引っかからないように気をつけて行きましょう」


 上野たちは、城内を警戒しつつ進んだ。


 城内では、様々な罠が仕掛けられていた。落とし穴があったり、岩が転がってきたり、壁が迫って来て押しつぶされそうになったりしたけれど、なんとか上野たちは、目的の最上階の扉にまでたどり着いた。


 この扉の先に、美和がいる。


 上野は巨大な扉に手をやり、力を入れると開けた。


 扉を開いた先は、広間になっており、広間の奥には茨に包まれた岡部美和の姿があった。


「美和……助けてきたよ!」


 上野は、茨に包まれた岡部に向かって叫んだ。岡部は、茨に包まれながらも、意識があった。岡部は、上野の方を向いて微笑んだ。


「あかり……私を助けに来てくれたのね」


「今から、そっちに行って。茨を消滅させるわ」


 上野たちは、広間に罠や敵がいないことを確認すると、岡部の方に近づいた。 


 妙だ。


 茨の城には、茨の女王がいるはずだ。


 ここは、最上階。


 ここに来るまでに、女王の姿はなかった。


 最上階に女王がいると思っていたが、城の外にいるのか。


 レオは、注意深く最上階の広間を観察する。そして、上の方で何かがうごめく気配を感じる。


「あかり、危ない!?」


 僅かな殺気を感じ取り、レオは、咄嗟とっさに上野を突き飛ばした。


「えっ!?」

 

 上野が突き飛ばされた瞬間、上から勢いよく直進してきた茨の先端がレオの身体を貫いた。


 一瞬、何が起こったのか分からなかった。上野は、地面に倒れ両手をついて、レオの様子を見る。


「レオ……」


 茨の棘が突き刺さり、レオの頭には茨の花が咲いている。呪いが解けない限り、もうレオは目を覚ますことはない。


 レオは、自らを犠牲にして私を守ってくれたの。


 上野は、立ち上がりレオの元へ行こうとした時だった。横から声がした。


「ああ、なんだ。イラカを倒せると思ったのに。その剣士に茨が当たるとはね」


「この声は、もしかして……」


 上野は声がした方向に視線を向ける。視線先には、茨に包まれていたはずの岡部が、にっこりしながら立っていた。


「やって、茨ちゃん」


 岡部は、急に鋭い目つきになり、茨に指示を出す。


「しっかりしろ!あかり!上だ!」


 プクロウは、すかさず上野に向かって叫んだ。


 プクロウの叫びを聞いて、上野ははっとなり上から勢いよく伸びてきた茨たちを回避する。


「また、仕留められなかった。早く、魔法の杖をよこしなさい。その杖があれば、世界を茨で埋め尽くす程の力を得られる」


「あなた……美和じゃないわね。何者?」

 

 上野は目の前にいる岡部は、偽物だと直感した。


「今更気づいたのね。私は、茨の女王。この世界を茨で包む者」


「茨の女王だと。どういうことだ」


 プクロウは、岡部の姿をした茨の女王に戸惑う。


「おそらく、岡部は身体を操られている。茨の女王によって」


「その通りだよ。イラカ。お前が異世界に行っている間に、岡部は私との戦いに敗れた。だが、肝心の魔法の杖を見つけることはできなかった。そこで、思いついたのだ。岡部の身体を使って助けを求めれば、お前は杖を持って現れるとな」


「なるほどな。だから、茨で城までの道が塞がれていたのか。茨を破るには、魔法の杖が必要になるからな」


 プクロウは、茨で閉ざされていた洞窟を思い出した。


「私も、舐められたものね。この杖を使って私があなたを倒してしまうとは考えなかったの」


 上野は、杖を構えて破壊の呪文を唱える。


 ロレワコ。


 すると、凄まじい衝撃波で広間の壁と天井が粉々に砕け散る。広間はむき出しになり、風が勢いよく吹き寄せる。


「すげー、流石だぜ。あかり」


 プクロウは、上野の強力な魔法の力に圧倒される。


 ロレワコを使っても、茨が消えていない……。


 上空では天井裏に隠れていた茨の化物が、正体を現す。巨大な花の真ん中に目玉が一つついており、上野たちの方を眺めている。


「すごい。魔力ね。でも、あなたは私を倒せない。だって、あなたは優しすぎるもの。私を殺すには、この岡部美和を殺すしかない。あなたにそれができるかしら」


「クソこいつ、思った以上にクソ野郎だぞ」


「ええ、好き勝手にさせちゃ駄目だ」


「外を見てみなさい。あなたたちは、この世界とともに茨に包み込まれるの」


 外の景色を上野たちは見た。

 

 茨がこんなにもたくさん。


 どうして。


 上野たちは、外に広がる恐ろしい光景に戦慄が走る。見渡す限りの大地を茨が覆っている。まるで、世界を丸ごと侵食するかのように。


「レオとかいう男の魔力、素晴らしかったぞ!おかげで、ここまで茨の力を使えるようになった。あとは、イラカ。お前の力を貰えば、私は世界の神となれる」


 眠りについたレオは、いつの間にか茨に包まれていた。


 茨の女王の声とともに、大地を覆う茨が、城の最上階まで伸びて上野たちを襲う。


 やばい、捕まる。


 逃げる間もなく、大量の茨が上野たちを包み込む。


「あかり!!!」


 プクロウの声が響く。


「プクロウ!!!」


 上野も名前を呼ぶが、茨に包まれ視界が真っ暗になる。


 茨の呪いで、上野は意識を失った。


 一寸の光すらない、暗闇の深淵しんえんへと沈んでいく。


 私は、茨の女王を救えなかった。


 それどころか、茨の女王が世界を支配をする手助けをしてしまった。


 私は、駄目な子だ。


「そんなことない!あかり!まだ、諦めないで!あなたは、茨の女王を倒せる条件をすでに揃えているもの」


 暗闇の中を沈む最中、聞き覚えのある声が響く。


「この声は、美和。美和なの?」


「ええ、ここは精神世界。あなたも茨に取り込まれたことで、精神世界で奇跡的に話せるみたい」


「そんなことって。ずっと会いたかったあなたに」


「私もよ。でも、今はゆっくり話している暇はないの、あかり。聞いて。魔法の杖に世界の平和を強く願ってほしいの。そうすれば、杖はそれに答えてくれるはず」


「魔法の杖に平和を願う……」


「ええ、そうすれば、あなたは眠りから覚める。そして、目覚めた先に、あなたが異世界に行って100年の時を経てまで会いたかった人がきっといる」


 岡部の言葉に、ふと過去の記憶が蘇る。


 そうだ。私が、異世界に行った理由を思い出した。


 私は、100年後に出会えるであろう聖剣に持つ剣士に出会うためだ。


 100年前には、聖剣を持つ剣士レオはいなかった。


 予言者から100年後に聖剣を持つ剣士が現れるとかつての私は聞いた。


 だから、100年後の世界に行くために異世界に行く必要があった。


 異世界とこの世界では時間の経過が違う。


 その時間経過の違いを利用して、私はこうして100年後の世界に来たんだ。


「うん、やってやるわ。見てて。美和。私たちの長年の思いを果たす時が来た!」


 上野は、魔法の杖に美和との長年の思いを願う。


 魔法の杖よ。お願い。この世界にどうか平和をもたらしてください……。


 すると、魔法の杖がかつてないほどの光を放ち、上野を包んだ。


 上野は、茨の呪いから解放され、目を覚ます。目を覚まし、立ち上がると、隣には、同じく目を覚ましたレオが立っていた。レオの持つ聖剣もまた、強い光を放っている。


「また会えたな。あかり」 


「ええ、レオ。今からやることは分かってるわね」


「ああ、岡部という女性から聞いたよ」


「良かった。じゃあ、やろう」


『未来の救世主に告ぐ。世界は茨に包まれる時、光輝く聖剣と杖が共に交わる。退魔たいまの魔法が世界を照らし、茨の化身、力を失い枯れ果てる』

 

 上野は、100年前に見た石碑の言葉を思い出す。


 上野とレオは、お互いに手を繋ぐと、石碑の言葉の通り、光輝く魔法の杖と聖剣を交わらせた。


「何故、目覚めた、お前たち!!まさか……その力は退魔の力」


 慌てふためく茨の女王の声が響く。


「その退魔の力よ」

 

「そうだ、お前には消えてもらうぜ」


 上野とレオは、茨の女王に向かって躊躇なく、退魔の呪文を唱える。


 イラカ。


「くー、お前たち、やめろー!!!」


 茨を操り、二人を攻撃するももう手遅れだった。


 二人の力が掛け合わさることで、杖と聖剣はさらに強く光り輝いた。その光は、夜空を覆う黒雲を払い除け、世界を侵食する茨を消し去った。


 そして、岡部の身体を支配していた茨の女王は退魔の光に照らされて、消滅していく。 


 おのれ、おのれ、おのれ!!!


 あともう少しで世界を茨に包むことができたのに。


 身体が消滅していく。


 これが、私の望んだものの果てか。


 私は、ただ人間たちが我々自然を踏みにじっていくことが気に入らなかっただけなのに。


 どこで、私は道を、間違えたのだ。


 茨の女王は考えを巡らせると、あたたかな退魔の光に優しく包まれ完全に消滅した。


「やったのか……ついに茨の女王を」


 レオは、茨の女王を倒した実感がすぐには、湧かなかった。


「茨の女王は消滅した。だって、茨の棘に刺されたプクロウが目を覚ました」


「ほんとだ。やったんだな。俺たち」


 レオは、目を開けるプクロウを心配そうに見る。


「ええ」


「イテテテ。ここはあの世じゃないよな」


 プクロウは、目覚めると立ち上がり言った。


「安心して。プクロウは死んでない。私たちは、茨の女王を倒したのよ」

 

「そうだぞ、お前がぐっすり寝ている間にな」


「そうかい、そうかい……てっ、まじか。俺、この城に入ってからあまり活躍してなくね」


「そうかもな」


「おい!!そこは、否定してくれよ」


「お前、今回、活躍したか。罠に引っかかってただけだろ」


「くー、反論したいが、事実だから言い返せねー」


 レオとプクロウが話していると、眠っていた岡部が目を覚ました。


「美和……」


 その様子を見て、上野は彼女の名前を呟いた。岡部は立ち上がり、上野の方を見る。


「あかり……」


 二人は、駆け寄って抱きしめ合う。二人の目には、涙が流れ落ちていた。


「ずっと会いたかった。あかり」


「私もよ。岡部が暗闇の中で助けてくれなかったら、きっと私たちは、眠りから覚めることなく永遠の闇を彷徨さまようことになっていた」


「私も、あかりたちが来てくれなかったら、こうして目を覚ますことはなかったわ」


 二人の感動の再会を、レオとプクロウは微笑ましく眺めていた。すると、何かが崩れる音がする。


 ゴゴゴゴゴゴゴゴ。


「何、この音?」


 茨の女王を倒したことで、茨の城が音を立てて崩れ始めた。


「茨の女王が消えて、城が崩れ始めたのよ」


 岡部は、いち早く状況を把握して伝えた。


「大変じゃないか。ラスボス倒したのに、城とお陀仏なんてカッコ悪すぎるぜ。早くここから抜け出そうぜ」


「ええ、ここから飛び降りるしかないわね」


「せーので、行くわよ」


 せーの。


 上野の掛け声とともに、彼女らは、城の外へ飛んだ。離れ離れにならないように、お互いに手を繋ぎ落下していく。


 下から風が吹き寄せた。遠くの山の向こう側から、日が昇り夜の闇を照らす。朝日が、落下する上野たちを照らす。


「きれいね、朝日がきれいね」


 岡部は、眩く輝く朝日を見て言った。


「ええ、私たちを祝福してるみたい」


「ああ、そういえばよ。茨の女王を倒したら、レオ、あかりに言うことがあったよな」


 プクロウは、思い出したかのように言う。


「お、おい!?今、その話はやめろよ!プクロウ。心の準備があるだろ。それに俺たち落下中だし」


 レオは、照れくさそうな顔をして、慌てふためく。


「レオ、あの時の続きを聞かせて」


 上野は、明るく微笑みレオに言った。


「あ、えっと……その……前にも言ったけれど、俺は君のことがひと目見た時から、好きだったんだ。だから、俺と良ければ結婚してくれないか……なんて」


 すると、レオの唇に暖かな感触が広がる。


 レオは思わず閉じた目を開けると、目の前には上野の笑顔があった。


 上野は、一言嬉しそうに彼に言った。


「はい」


 ※※※


 こうして、彼女たちの物語は、ハッピーエンドを迎えることができた。


 あかりは、レオたちがいる世界で暮らす道を選んだ。


 だけど、私は、彼女たちとは違う世界で今を生きている。


 元々、こちらがわの人間なのだから、こちらで生きているのは、ある意味、当然なのかもしれない。


 ただ、問題はこの世界に長くいると、記憶のトリガーがない限り、簡単に異世界にいるあかりたちのことを忘れてしまうことだ。


 だから、私、岡部美和は、あかりたちと私との思い出を一つの小説にすることにした。


 いつまでも、あの時の体験と、大切な人たちとの思い出を思い出せるように。


 そして、彼女たちの物語を知ってもらい、あの時のわくわく感を誰かに伝えられるように。


 さて、物語は終わりを迎えた。


 あとは、この小説のタイトルだ。


 うん、そうだ。こうしよう。


『異世界少女は旅をする』


(完)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

異世界少女は旅をする 東雲一 @sharpen12

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ