小さな冒険者は、インコに導かれて克己の旅へ。

幼気な主人公は、算数が苦手。
誰にもある苦手意識を克服するのは、実は物凄く難しい。
 ただ、ほんの少しの『切掛』があれば。でもその切掛がなかなか見つからない。

不思議な世界に迷い込んだのは、偶然だったのか必然だったのか。
『幸運のインコ』に出会える確率すら未知数のなか、ダンジョンをクリアしてゆくのもまた『才能』らしい。

『生命の遣り取り』を、笑う事勿れ。

幼い者には充分過ぎるほどの試練。そして勇者は強く大地を踏みしめる。

覚悟を決めて準備努力した者にこそ幸運は約束される。それを裏切らない、感動的で極上の物語だ。


 カッコ の中は = で凡そ決着。

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