この物語、大本命間違いなしでございます( ;∀;)
- ★★★ Excellent!!!
僕はこの物語を読んだ瞬間、「あっ、これ賞を取っちゃうかも」と思いました、なんか、突っ走っててすいませんm(__)m
さて、児童小説の構成要素のひとつと僕が勝手に考えている事があります。それは「成長」と「楽しさ」の両立、つまりある種の学習案件の事です。端的に言えば「うんこドリル」の成功例を思い出してみて下さい。
児童様がお読みになるものは、有害であっては勿論いけないし、面白いだけでもいけません。学びがあり、主人公が成長し、尚且つ楽しいモノ。こういう児童様への影響を配慮出来る良心をもって考え、適切に物語は語られなければいけません。一般的なラノベでは成立する「面白さ」だけを押し付けるだけではいけないと僕は考えています。
この物語はその「成長」と「楽しさ」が見事に両立され、その上で児童様を飽きさせないテンポの良さ、さらに文体の読みやすさ、尚且つとある問題定義まで含み、総じて全体のアイデア・設定は秀逸という、もはや「児童小説として圧倒的な無双」状態でございます。
さらに読者様層のターゲティングとして、どうしても中・高校生寄りになっている作品が多い中、この物語は指定されている最年少層である小学校高学年のお子様でも充分楽しめる要素をカバー出来ています。
これは取っちゃうかも! と僕は思わず早々に判断してしまいました。
勿論、他の投稿されておられる皆様の作品を全てお読みしていないので、早計であります事このうえない話です。ご不快に思われました皆様、ご無礼の段、平にご容赦下さいませ。
それでも、この物語はやはり賞賛されるべき完成度を誇っていると僕は思っております。現在第4話までの時点で、この筆者様のご力量ならば、素晴らしい完結へと到達出来ます事を予想しレビュー致しました。
もし、今後児童小説の投稿をお考えの方がいましたら、「お手本」として参考にされるのもひとつの手でありますし、とても勉強になるかと思います。
お勧め致します。
この「無双」とも言える素晴らしい物語を、是非皆様もお読みになられて見て下さいませ。
宜しくお願い致します。