龍のかけらを探す旅

※本作は児童小説コンテスト用に書いたため、物語の結末まで書かれていません。

小学5年生のシンヤは親友のマヒルとふたり、ほこらのなかに何があるのかのぞいてみた。そこにあったのは大きなうろこ。それは龍のうろこで、触れたふたりは異世界に転移してしまう。
そこは生物が五行の力を宿して生まれる世界。すべての属性を超えた力を持つ龍が神聖視される世界だった。
シンヤは左胸、マヒルは右胸に龍のうろこを宿し異世界ではぐれてしまう。シンヤは守るための力『龍鱗』を宿し、マヒルは攻撃のための力『龍の息吹き』を宿していた。
それぞれに異世界を旅するなかで親友ふたりのあり方は変化し、対立していく。


※ネタバレ注意

キャラクター設定
・主人公　シンヤ　小学5年生、男子。母ひとり子ひとりで近所に親類もいないため、物…続きを読む