夏が待ち遠しくなる

 海外へ行くことがきまり、むかし桜の木で背くらべをした幼なじみを思い出す――という共通プロットから執筆する、筆致企画の参加作です。

 幼なじみの正体をめぐるちょっとしたミステリー要素もありつつ、読後感が素晴らしくさわやか。
 夏が待ち遠しくなるような、からりと気持ちのいい短編です。

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