概要
わたしが前に立って王太子殿下を御護りします!悔しげなのは何故でしょう?
【4話、約10,000文字の物語です】
**『相棒(バディ)とつむぐ物語』コンテスト一次選考通過いたしました!**
スタルージア辺境伯家は、『王国の盾をも凌駕するフルメタルアーマー』と評される武門第一のお家柄。その家系に生まれついたルルシアも、小さい頃から兄たちに交じって、剣を振るった脳筋令嬢。
難しい策略や、堅苦しい社交は苦手なルルシアは、母が国王の妹であったために頻繁に招かれていた王都での誘いを悉く断り続けていた。
そして、年頃となった彼女のもとへ今度は『王国の盾』として無視できない依頼が舞い込んでくる。それは、敵対勢力や周辺国からの暗殺者から幼馴染である王太子を護るため影武者となって欲しいと云うものだった。
―――けどこれはただの依頼ではなく、別の思惑が絡んだものだった
**『相棒(バディ)とつむぐ物語』コンテスト一次選考通過いたしました!**
スタルージア辺境伯家は、『王国の盾をも凌駕するフルメタルアーマー』と評される武門第一のお家柄。その家系に生まれついたルルシアも、小さい頃から兄たちに交じって、剣を振るった脳筋令嬢。
難しい策略や、堅苦しい社交は苦手なルルシアは、母が国王の妹であったために頻繁に招かれていた王都での誘いを悉く断り続けていた。
そして、年頃となった彼女のもとへ今度は『王国の盾』として無視できない依頼が舞い込んでくる。それは、敵対勢力や周辺国からの暗殺者から幼馴染である王太子を護るため影武者となって欲しいと云うものだった。
―――けどこれはただの依頼ではなく、別の思惑が絡んだものだった
ご覧くださり感謝いたします!
すこしでもワクワクしていただける作品をつくれるように、がんばります!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!辺境伯令嬢の鈍感ぶりに王太子が困ってます。お願いだから気付いてあげて!
美しい外見とは裏腹に、剣を持ち辺境での魔物退治が趣味のルルシア。
双子のようにそっくりな従兄弟の王太子アラステアに呼び出されては、彼を狙う暗殺者から守るため影武者をしています。
互いに信頼し合う関係なのに、顔を合わせればいつも喧嘩腰になってしまう二人。
呼び出しに文句を言いつつアラステアを守るルルシアと、そばにいて欲しいが為に影武者をさせるアラステア。本当は守られていて欲しいアラステアの気持ちにルルシアは全く気付きません。
王太子はこの鈍感令嬢をどうやって振り向かせるのか?
短編ながらキャラ設定が魅力的で、ルルシア視点で語られる物語は彼女のさっぱりした性格がよく出ており軽快です。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!守られるだけがヒロインじゃない!戦う女の子に幸あれ!
王国の盾と呼ばれる部門一族であるスタールジア辺境伯の令嬢、ルルシア。例にもれず彼女も剣を振り回して育った脳筋である。
彼女が定期的に城へ呼ばれる理由は令嬢らしいダンスやお茶会――ではなく、王太子の影武者。盾としての腕を見込まれた彼女は、迫り来る暗殺者から王太子を守るべく今日も凛々しく立ち回る!
脳筋で相手からの好意に疎い女の子ってとってもかわいいですよね。ルルシアはまさにそんなヒロインです。でも強さは彼女自身の努力の賜物であって、それを理解したうえで頼り、そして愛そうとする王太子にキュンでした!お互いに背中を預けられる男女バディ、尊い!
華麗に、そして豪快に戦うルルシア視点の一人称は落…続きを読む