シャーロット・チョークス/Charlotte Chokes
身長:157㎝
体重:58㎏
年齢:21歳(ということになっている)
現国籍:アメリカ
出身国:不明
所属:VSOP/ストーンヒル
通名:キラーマシン
ハングオーバー症状: “大変なことになる”
口癖:「ですわ」
スリーサイズ:B.74.6 W.55.3 H.79.2
性格
どちらかと言えば機械的で効率や結果を優先する思考の傾向があり、彼女の淡々として熱を感じさせない表情や話し方がそれをより際立たせている。
が、かと思えば唐突にシニカルなジョークを言ったり女性に対してセクハラ発言をしたりと、ある種の二面性のようなものを垣間見せる。
そんな彼女の二面性はバレル・プランダーと出会って以降形成されたもので、現在も尚方向性を見出すように変化し続けている。
得意武器
ナイフや仕込み武器等の暗器全般を主に得意とし、銃は拳銃から分隊支援火器、対物ライフルまで幅広く高度に扱うことができる。
その他戦車やヘリ、その気になれば戦闘機の操縦まで熟すことができ、本人曰く、それは「淑女の嗜み」であるとのこと。
また普段は愛用のショートサーベルを携帯して使用するが、暗器を扱うよりも相手を無力化しやすいという理由で使っているだけで、別段得意な武器という訳ではない。
戦闘スタイル
・暗殺術“
ある暗殺機関によって開発された暗殺術。
投擲術。体術。足運び。隠遁術など様々、その全てが他の暗殺者集団のそれとは次元の違う水準の完成度から成り、過酷な鍛錬によってのみ習得される門外不出の技術である。
シャーロットはこの技術に手を加え、暗殺目的から制圧を目的としたものへと、つまるところ“改”へと造り変えつつあるようだ。
当初その点について、自らの技術を刃引きするような行為になるのではないかと悩んだこともあるものの、現在ではそれを受け入れつつある。
・暗殺剣術“
ある暗殺機関によって開発された暗殺剣術。
根幹はあくまでも暗殺術“O”と同じものであるが、こちらはより剣術に特化したもの。
対人戦を想定して開発された剣術である為、基本的に対人以外の用途には向いておらず、それを理解しているシャーロットもまた、例外を除いて対人戦以外では用いようとはしない。
また余談であるが、“O”とは異なりこちらの技術は機関に所属している者の中でも限られた一部の者にしか伝授されない技術である。
・
“O”の確実な殺傷を目的とした技術に対して、“より離れて、より遠くから、より近づかないように”というシャーロットの理念より生み出された狙撃術。
あるとき人を殺す度、手が血で汚れて落ちないという強迫観念に駆られ、ナイフから拳銃へ、拳銃から狙撃銃へと、より遠くから対象を殺傷し、手を汚さないようにするべく生まれた技術である。
趣味、特技
・入浴
ストーンヒルのバスルームの脱衣所にはオーディオコンポが置かれており、イギリスのロックバンド
二周までは許されるが、最初の一曲目が三度再生されそうになった段階でバレルから良い加減風呂から出て来るようにと注意をされる。しかし二回に一回は無視をする。
・酒
尋常ではない量を飲む。
シャーロットの所属するストーンヒルは酒豪揃いで有名ではあるが、全員で相手をしても彼女には勝てないだろう。
しかも質の悪いことに良質な酒を好んでおり、彼女の雇い主は折角購入した高価な酒をどうにか飲まれないように毎回苦心させられている。
・操縦
暗殺機関に所属していた折、あらゆる乗り物の操縦方法を習得し、余程特殊な物、操縦に複数人を要する物でない限り、大概の物を操縦することができる。
尚本人に何故操縦できるのかを訪ねると、毎度のように「淑女の嗜みですわ」と返答される。
・銃器の整備、分解、改造等の扱い全般
銃器の取り扱いについては並のガンスミスでは足元にも及ばない程に長けており、市販されている拳銃程度ならば分解から組み立てまでに平均三十秒も要さない。
また自分が使う銃器類はほぼ全て細部にまで細心の改造を施しており、手に取りさえすれば一瞬で異常個所に気付くことができるほどそれらを熟知している。
またチンピラ程度の使い手ならば、瞬きを終えるよりも先に対峙している相手の手の中の銃を瞬時に分解することができる。
・鍵開け
暗殺機関に所属していた折に身に着けた技術であるが、芸術的なまでに技術を昇華させたのは近年のことだった。
技術昇華の理由としては、彼女の雇い主が購入する酒は高額である程棚に強固な鍵が掛けられ、その度に高度な開錠技術を求められるからである。
尚、とある銀行にて開かなくなってしまった金庫の開錠を冗談半分で請け負ったところ、それを五分で開錠してしまったという逸話があり、その際彼女の雇い主は電子ロックの金庫の導入を本気で考えたと言う。
・映画鑑賞
休日に事務所の応接間で映画を見ているバレルに付き合っている内に趣味となった。
好きな映画はホラー映画全般で、雫が仲間に加わってからは映画そのものよりも、雫のリアクションの方を観察して楽しんでいる。
尚、彼女の技名はホラー映画の題名から取ったものが多い。
・音楽鑑賞
元は音楽には一切興味が無かったのだが、バレルたちがジャンブルポールへやって来た際、事務所予定地に置かれていたコンポで音楽を再生した際に流れたQueenのボヘミアン・ラプソディを聞いた際、溢れる涙に困惑しつつも音楽の素晴らしさを知ったという。
好きなアーティストは“Queen”、“フランツ・フェルディナンド”、“ディープ・パープル”など。
・人間観察
これは主に女性のことを指す。
当初雇い主であるバレルに言われたあることを忠実に守るが為に始めたのだが、あるとき女性の些細な仕草や体付きに何か思うようになり、今ではある種の興奮を覚えるようになってしまった。
また気に入った女性に対しては積極的に言葉や行動でアプローチをするのだが、向こうがそういうことに乗り気である程“
好物
・アルコール類全般
ジャンルは問わないが、蒸留酒を好んで飲むことが多い。
また知る者は限られているが、とあるジンを使ったジントニックに、とある癖の強いスコッチウィスキーを少量フロートしたカクテルが一番好きであるという噂がまことしやかに囁かれている。
・マカロニチーズ
バレルとシャーロットが街へやって来た際、手に入る食料と言えばテレビディナーのマカロニチーズくらいのものであった。
一時期は嫌というほど食べていたのだが、初めて誰かと食事を楽しんだという思い出の影響でか、今でも週に一、二回はキリエの店で注文する。
シャーロットはこれにたっぷりと黒胡椒を掛けて食べるのが好き。
・牛乳
この項目は削除されました。
嫌い、苦手
・しつこい男
整った容姿をしている為、外で酒を飲んでいるとほぼ確実に声を掛けられてしまう。
その際飲み比べを提案し、毎回相手を酔い潰して煙に巻いている。
・子供扱い
年齢は21歳ということになっているが、雫曰く、15、6歳にしか見えないらしく、それは恐らく他の者の目から見ても相違は無いだろう。
が、もしもそれを口に出そうものなら……。
・料理
食べた者に皆、「あれは料理ではなく、猟奇的な何かだ」と言わせるほど危険な行為とされている。
過去にストーンヒルのキッチンで料理をして以降、シャーロットは如何なる状況でも料理をすることをバレルによって禁止されることとなった。
――以下、患者 Bのカルテ 聴取記録より抜粋。
「あいつに人を殺させたいなら、そうだな、ナイフを持たせてやれば良い。何? 刺すのかって? 違う。それで料理を作って、相手に食わせれば良いのさ。いや、あれは料理なんてもんじゃない。猟奇ってやつだ。頭のイかれた科学者の実験だって、邪悪な儀式だって、きっとあいつよりも悪い結果を出すことなんてできないだろうぜ」
・感情表現
彼女自身笑いも怒りもするものの、それを表情で表現することが絶望的に苦手である。
口角を持ち上げて笑う練習をした際には、「ハングオーバー並みに疲れましたわ」と発言している。
使用武器
・
愛称:名無しの黒剣
武器分類:ショートサーベル
販売企業/開発者:不明
タイプ:
重量:6.6㎏ 全長:80㎝
トラペゾイド含有率:81%±
使用トラペゾイド:
希望小売価格:不明 露天にて300万パックスで購入
寸評:
まるで暗闇や夜空を切り取ったかのような艶のある黒色の剣。
軽く、良く斬れ、折れず曲がらないという理想的とも言える一級品であるが、銘やタグが一切見受けられず、誰の作かは不明。
怪しい露店にて販売されていた物をバレルが購入し、シャーロットへと譲渡された。
ジャンブルポールの武器仕立て屋にて鑑定したところ、超高額なトラペゾイドで構成されているという以外は殆ど分からなかった。
尚、本来アクセルギアとは部分毎に素材を組み立てるように鍛造されるのが一般的だが、この剣は使用されているトラペゾイドがマーブル状に折り重なるように構築されているという、かなり特異な作りをしている。
希望小売価格は不明だが、鑑定を行なった仕立て屋の店主曰く、数千万から億に至ってもおかしくはないとのこと。
・
武器分類:機関拳銃
装弾数:15/33/45+1発 使用弾頭:9㎜
販売企業/開発者:個人製作/シャーロット・チョークス
タイプ:
重量:910g 全長:130㎜
トラペゾイド含有率:35%
使用トラぺゾイド:
ブレイズストリーム20% フェザータッチグレー10% サイレントショック5%
開発費用:220万パックス
寸評:
シャーロット・チョークスが開発したハンドガン。
Cz75をベースとしており、セミオート、フルオートの切り替えが可能で、専用のロングマガジン、ドラムマガジンを装填可能。
内部構造上弾速が早くなるようにレイジスサーキットが引かれており、フルオートで撃てるという設計も相まって、セミオートでも非常に標的が狙いにくく、あくまでも制圧射撃に向いている銃。
しかし使用者のシャーロットはそんなピーキーな設計であるにも関わらず、正確無比に標的を捉えることができる。
銃身に刻印されている九枚の花弁を付けたバラが製作者拘りのワンポイント。
・
武器分類:機関拳銃
装弾数:15+1発 使用弾頭:45口径
販売企業/開発者:
個人製作/シャーロット・チョークス
共同開発者:
タイプ:
重量:980g 全長:222㎜
トラペゾイド含有率:38%
使用トラぺゾイド:
ブレイズストリーム20% ステングレー5% フェザータッチグレー5% サイレントショック5% スカーレットベイ3%
開発費用:430万パックス
寸評:
シャーロット・チョークスと、ジャンブルポール一のガンスミス、リゼッタ・チェレットによって共同開発されたハンドガン。
FNX-45をベースとしており、Black Baccara 9同様セミ、フルの切り替えが可能。
45口径弾拳銃に懐疑的であったシャーロットだが、アンヴァラスやガーディアン等の威力を要する相手を想定し、リゼッタ・チェレットのアドバイスもあって開発に踏み切った。
炸薬量が多く扱い辛いとされる45.
当初フルオート仕様にする予定が無かった為、ロングマガジン等は作成されなかった。
銃身にバラの刻印がされているが、こちらの銃の文字とバラには艶消しの赤い塗装がされている。
余談であるが、シャーロットがリゼッタを苦手としている為、共同開発を承諾するまでに随分渋ったらしい。
・
愛称:スプリングナイフ
武器分類:スローイングナイフ
販売企業/開発者:V/不明
タイプ:
重量:130グラム 全長:180㎜
トラペゾイド含有率:7%
使用トラぺゾイド:
スプリングホッパー5% ステングレー2%
制作費用:1万2千パックス
寸評:
暗殺機関“V”より支給されていたスローイングナイフ。
非常に反発性が高く、柄尻は疎か、床や壁等の硬い場所ならば刃先から当たっても高く跳ね返るように設計されている。
本来二、三本を投擲し、敵を撹乱しながら反発したナイフを手に取って戦うことを想定した物であるが、シャーロットはこれを数十本同時に投擲して発動する“
だたこのナイフ自体の殺傷能力は高いとは言えず、あくまでも敵の牽制や撹乱、無力化に向いている代物と言える。
シャーロットは既に組織から離れている為、破損や紛失した際には素材を購入して自ら製作している。(経費はストーンヒル持ち)
素材自体は然程高価ということもなく、制作も難しくはない。
追記事項:幼少期の記憶の欠如あり
Liberator. We Is here. 黒ーん @kulone
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。 Liberator. We Is here.の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます