第5話 特にいま、読むといいと思うよ 

「ナチス突撃隊」檜山良昭、祥伝社ノン・ポシェット SSの本はあってもSAの本は少ない


「ワイマールの落日」加瀬瞬一、光人社NF文庫 タイトルの書体と帯の『心弱きときの活性の糧』の不穏感


「『ヒトラー』に派遣されたスパイ」NHK取材班、角川文庫


「ナチと理髪師」ヒルゼンラート、文芸社


「エデとウンク」アレックス・ウェディング、影書房 ロマの少女とドイツ人少年の物語。巻末の『訳者による解題・ウンクたちのその後』含めて読んでほしい


「あのころはフリードリヒがいた」

「ぼくたちもそこにいた」

「若い兵士のとき」

ハンス・ペーター・リヒター、岩波少年文庫 不朽の大名作


「ベルリン1933」クラウス・コルドン、酒寄進一訳、理論社 旧版。新版が出ているはず。シリーズ全部読んでほしい


「ヒトラー・ユーゲント」平井正、中公新書 リヒター三部作と合わせて読むと理解が深まる


「スターリンの対日情報工作」三宅正樹、平凡社新書


「戦車将軍グデーリアン」大木毅、角川新書


「戦時下日本のドイツ人たち」上田浩二、荒井訓、集英社新書


「現代世界ノンフィクション全集8」筑摩書房 後の西独首相ブラントの手記はじめあまり見ない作品ぞろい


「第二次大戦下ベルリン最後の日」新関欽哉、NHKブックス


「ヒトラーとナチ・ドイツ」石田勇治、講談社現代新書 基礎オブ基礎3


「ヒトラーの脱走兵」對馬達雄、中公新書


「ナチスの戦争」リチャード・ベッセル、中公新書


「第三帝国」ウルリヒ・ヘルベルト、角川新書


「砂漠の狐・ロンメル」大木毅、角川新書


「世界ファシスト列伝」長谷川公昭、中公新書ラクレ


「髪を切ってベルリンを駆ける!ワイマール共和国のモダンガール」田丸理砂、フェリス女学院大学フェリスブックス これはぜひ読んでほしいです


以上。論文類はまたどこかで。

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ワイマール後期~ww2後までの小説書きに用いた入手可能な紙の資料紹介 南 伽耶子 @toronamasan

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