読後の余韻が半端ありません。感動の傑作です!

ボクは読み終え、このように緻密に綴られた作品、感動させてもらえた作品を読ませていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。いまでも、読後の余韻に浸っています。


絶海の同一船内に閉じ込められた、大富豪の血を引く10人の後継者候補たち。

ウィルス感染により、10人に残された命の時間は1週間もありません。生き残ることが可能なのは1人、もしくはゼロ。
この作品は、ミステリー要素を多く含んだデスゲームのお話です。

ウィルスに侵された敵対する者や仲間たち、そして自分が、発症して狂気に染まってゆく。そんな緊張や不安が、分かりやすい文章で読み手に伝わってきます。
そして、ミステリー要素が、謎が興味を惹き、読み進むのが非常に楽しく、お話にのめり込んでいくことでしょう。
お話の終盤は、謎が明らかになる度、驚かされることの連続です。すべてが腑に落ちるものでした。
デスゲームはちょっと……と、いう方にも、読み飽きた、という方にも、自信をもってお勧めできる作品です。――是非!

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