そのボケ、全部つっこませてもらうぞ!!!笑
- ★★★ Excellent!!!
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作者の素晴らしすぎる文章力があるからこそ、ここまで笑わずにいられない作品が出来たのだと思います!!笑
―――そのイタリア料理屋さんは地元でも人気の店で、予約が必須と言われていた。
→予約必須なのに、いきなり来店し、10分で入れるんかい!?大丈夫!?店間違えてない!?
―――「さ、サンマです……」
→脂乗ってて美味しそうですね!!……ってそこは認めちゃダメなやつだから!!人間のプライドにかけて!!
―――やはり、iPhoneを持っていると他の人達に格の違いを見せつけられるな。
→日本のスマホユーザー半分以上iPhone使ってるから!!
―――超広角レンズをかざし、メニュー表にあるQRコードを読み取った。
→うん、遠近感あっていいね!……って読み取れないかもしれないって考えはなかったの!?
―――眺めていると、2.532×1.170の画面に、信じられない光景が広がった。
→初めて知ったiPhone14の真実。
―――スパゲッティとナポリタンの違いも分からない私には、
→そこはパスタじゃないんかい!!
―――大学時代、韓流アイドルと話してみたいという浅はかな理由で、韓国語を第二言語としていた。
→ナチュラルに心の中で友人を軽蔑するな!!
―――それに対し、私は上野動物園でパンダと話してみたいという理由で中国語を履修していた。
→そうね、パンダ中国語喋ってそうだもんね!!
―――大学時代、殆ど同じ履修科目を受講していた私と彼女だったが、そこだけは相容れず、別々の道を歩むことになった。
→第二言語の授業があるときだけだよね!!別々の道を歩むのって!!
―――つまり、彼女に出来て私に出来ないことは韓国語を読むこと、後は家事と炊事と洗濯くらいなのである。
→くらいって言葉の意味間違えてるよ……花嫁修業してきなさい!!
―――何かこう、仏教徒が必殺技として使いそうな名前のものが食べたかった。
→仏教徒は異世界転生者でも転移者でもないから、まだ極楽浄土に行く前のスキル持っていない状態だから!!
―――隣で彼ぴに「今日の晩ご飯、何が良い?」と拙いフリック入力で打ち込んでいる色ぼけペスカトーレにオススメを聞いても良かったが、それはプライドが許さなかった。
→友人どこいった!?
―――クソッ、私ならそのAndroidと彼ぴが、ぴぴぴっと焼き切れるほどの早さで文字を打てるのに……。
→焼き切れるほどの早さで人の彼ぴにアプローチすな!!
―――最終回でラスボスに追い込まれた仏教徒を助けに来る儒教徒のような名前をしている。
→そんなに仲良くないから!!映画版ジャイア〇みたいな都合のいい話ないから!!
―――合コンなら間違いなく、点数が上がるであろう気遣いの言葉を、ペスカと話をしているトーレにかけた。
→ペスカ・トーレと友人カップルを勝手に別れさせるな!!
―――こちらの顔も見ずに、呆けた声を出すトーレ。
→友人の方がトーレなんかい!!
―――そんなトーレを見て、お前の注文、全部揚げなすにしてやろうかとも思ったが、
→なすに謝れ!!というか野菜全般に謝れ!!
―――店頭で爽やか男子が勧めてくれた私の高性能イケメンiPhoneが不具合を起こすはずが無い。
→イケメンの言葉を世界の真理だと思うな!!やつらは喰う側だ!!
―――もしかしたら、こうやってパスタ注文を妨害することが最近、陰謀論者の間で話題になっているシンギュラリティというやつなのかもしれない……。
→実に平和すぎる陰謀だな!!被害はデートを楽しみにしてるカップルくらいなのか!?
―――と劣化iPhoneを握った友人が話しかけてきた。
→ついにAndroidのAの字もなくなってるよ!!
―――韓国語履修の力は、これ程までに強力なのか……。
→彼ぴがいるかどうかの違いだと思うがな!!デートで溜めた経験値が違うから!!
―――最近流行のSDGs(最近までswitchの後継機だと思っていた)のためにも、この4つの島を食さなければ。
→ニンテンド〇社が怒るやつだ!!てかSDGsってなに!?彼ぴか!?彼ぴなのか!?彼ぴにご飯を残さないいい所見せようとしてるのか!?
―――何だこの、消毒液と冷えピタを混ぜたような摩訶不思議な味は。
→冷えピタ食べたことあるんかいな!?
―――隣でアホ面を晒している。
→ほんとに友人なの!?親の仇とちゃう!?
―――と無慈悲にも2つのパスタが運ばれて来た。
→まだ二つあるんかい!!