習慣化で全てうまくいく

 と断言していいかは人によるかもしれませんが、どうもこんばんは。やがちです。いつもお読みいただきありがとうございます。


 まず、いきなり本題なんですが、最近始めた習慣について少し書きたいと思います。その習慣というのは、Todoistというアプリを使い、なるべくなら毎日何かをアウトプットする、ということです。


 このTodoistというのは、その名の通りTODOアプリです。様々なタスク、というと大げさかもしれませんが、いわゆる「やること」を追加でき、それぞれにスケジュールを設定できます。毎日繰り返し、平日毎日、毎月25日、単発で来週末までや今月末までといった風に繰り返しと期限を設定でき、アプリ上で今日やることだったり近日中に期限のタスク、といった形で一覧が見られるようなイメージです。実際にやることを終えた場合は自己申告でそのタスクをタップして終了にして、というような流れになります。なかなか良くできていて、達成するとお祝いとまではいかないですが褒めてくれたりと、開発者の方もわかってるなと思うことが多い、ちょっと嬉しい作りになっていたりします。


 そして、このアプリ上で主に2点、執筆などのアウトプット、そして作品鑑賞や読書などのインプットをほぼ毎日の繰り返しで設定して、毎日終わったら終了させてちょっとした達成感を味わう、といったことを試しています。


 一つ気をつけているのは、一日に必ずやるタスクを4つ、5つと増やすことはせず、大まかにインプットとアウトプットの2つ、アニメなら1話、執筆なら10分と最低限の部分は負担なくできるようにしていることです。その上で、インプットとアウトプットを終えて時間がある場合は、SNSでもゲームでも、何でも好きなことをしていいというマイルールを設定しています。これもなかなかご褒美感が出て気に入ってたりします。


 今のところ効果は上々で、これならもう少しペースを上げて出力できそうだなというのと、積むだけ積んで放置していたアニメ・ゲーム・本その他諸々、一日少しだけ通勤時間だけでもいいから読んだり見られればいいとなるとこれが肌に合っているようです。今まで始める気が起きずに結局旧Twitter(現X)に時間を吸われることが減り、自然と楽しめるようになりました。それこそ毎日の風呂や歯磨きレベルまでは行かなくても、それに近いことはできそうな少し前向きな気持ちになれたりしていたりします。Todoist自体は執筆や創作以外のプライベートでも利用していて、後回しにしがちなやることを見える化して、ノッているときに一気に消化したりといい感じに回り始めた実感があります。


 更には、10分でいいからと思って始めると結局集中して1時間以上集中できてかなり進んで達成感が得られたりだとか、一度積んであるものを一覧に全部書き出すとそれでだいぶ気が楽になるといった予想してなかった効果もありました。実際に全部消化するのは下手したら数ヶ月はかかるのですが、これが続けばどんどんリストが減っていくんだなと思うだけでもかなり心の負担が減ったような気がしています。


 さて、そんないいことづくめのアプリ活用なんですが、なぜそれをやろうかと思ったかについても書こうと思います。


 今まで執筆してきて一番の課題だと思ったことは、私自身のめんどくさがり体質、始めるまでが遅い、テスト勉強をしなきゃいけないのにゲームを始めてしまうその怠惰さだったり染み付いた習慣にあったというのが自己分析でした。今までの人生、短期間にめちゃくちゃ集中して一気に追い込みでなんとか形にするのはできることが多かったんですが、数ヶ月だとか1年のスパンで先のことに対して地道に毎日積み上げる、みたいなことが冗談抜きに今まで一度たりともできたことがなかったんです。実際、前話更新から2週間空きそうだからやんなきゃな、からの勢いで週末夜に一気書きみたいなやり方が常態化していたりしました。


 そんな状態ではなにより難しいのが一定量のアウトプットを長く続けることで、まさに作家なり文章を書く人間ができないといけない部分なんですが、ここを克服しないことには完結まで持っていくことすら危ういだろうという危機感がずっとありました。いい年したおっさんが今までの弱点なり見ないようにしてきた自分のダメさに向き合い変えていくのはなかなか大変ではありましたが、ただでさえ少ない自由時間からなんとか捻出してまでも物語を伝えたい、完結させたい、その初心に立ち返ってなんとか重い腰を上げて動き始めてみました。ほめてほめて。


 文章が読みづらいものしか書けないとか、書いてて自分でつまらないとかそういう部分はあまり感じることがなく、続けていけば確実に伸びていく部分だという予感はあったりするのですが、(読みづらかったらごめんね、優しく教えてね)とはいえそれもずっと続けていればの話です。そういう意味で一歩は踏み出せたのかなと思います。やがち先生の次回作にご期待ください。(まだ終わってない)


 Web小説の毎日更新するべきみたいなところは、正直あまり気にしないほうがいいと思っているのと、一話一話それなりに丁寧に書きたいのもあるので私のやり方とは少し方向性が違うのですが、それはそれとして習慣として毎日何か一行でもいいから形にする、それ自体はめちゃくちゃ有効だなあと実感しました。本当に一行で終わることはまずないのでね。


 といったところで今回は終わりにしたいと思いますが、みなさんも習慣として執筆するに当たってなにか気をつけたり心がけていること、もしくは悩んでいることなどあれば、コメントで教えて下さいね。

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小説家になってはみたけれど ~Web小説攻略法~ 矢賀地 進 @yagachi_susumu

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