デスゲームの前提に異を挟む

デスゲームには大きく二つの勢力が存在する。
漫画や映像作品によく見られる「殺し合い、生存競争系」
小説などで見かける「クローズドサークル系」
前者は例を挙げればキリがなく「ハンガー・ゲーム」「バトル・ロワイアル」などだろうか。
後者は「そして誰もいなくなった」など、ミステリー系にあたる。こちらも多い。
ミステリとデスゲームは境界が曖昧で、とにかく似たような存在ではある。両立していることもある。
明らかに全然違う作品もあるが、それは置いておこう(笑)

本作品はそれらを踏まえ「前提に異を挟む系」と、序盤は展開する。
デスゲームでありながら、登場人物の一人は実に斜に構え事に挑む。
読んでいただければ、それがどんなものかお分かりいただける。
前提に物申す姿勢が果たしてどんな作品か、目を通して欲しい。
登場人物の目標に達するか、注目お薦めな作品です。